親同士の関係を良好に。7つのマッチングテクの使い方をご紹介。

佳見 そら

授業参観へ向かう保護者のイラスト

ママ友がいなくてもいいじゃん。公園や授業参観とかで「ポッツ~ン」でもいいじゃん。

でも親同士の関係、とりあえず「悪くはしない」方が、自分と子どものため (^-^)

私の経験や学びからは、むしろ深く付き合いすぎず、顔見知りやちょこっと何かを聞ける知り合いを増やしておくのが、一番ラクで幸せだと感じるなぁ。

ここでは、親同士の関係を良好にしておく方がいい理由と、相手に好印象を与えやすくする「マッチングテク」の使い方について、ご紹介します☆ (あっ「心理学」のマッチングです…)

親同士の関係を良好にしておく方がいい理由

「親同士の関係を良好にしておくと、親子でラク&幸せな理由」を3つにまとめます☆

ちょこっと何かを聞ける

ネットで調べられることも多いし、わからないことは先生や専門家の方に聞けばいいし。

とも言えますが、それにプラスして「ちょっと気になること」が聞ける人がいると、安心できることが多い (*‘∀‘)

特に、

  • 近くの病院や子育て関連施設についての情報
  • 近くの保育所、学校、習い事の教室、塾などに関する情報
  • 先生や子どものお友達、その保護者のこと

などは、ネットではわからないことも多いですよね。

トラブルが起きにくくなる

親も人間。子ども同士のトラブルが起きると、パニックや感情的になる人もいます。

ただトラブルが起きた時に、相手の子の親に対して「もともと好印象を抱いている」という方が

  • 「怒り」「疑い」などのネガティブな気持ちが軽減される
  • 解決のための話し合いも穏やかに始められる
  • その結果、トラブルを未然に防げたり大きくなるのを防げたりする

といった可能性が高くなります (‘ω’)

少なくとも「悪い印象を抱かれていない」ということは目指したい! 懇談会などの「顔を合わせる機会」に参加し、口角を上げた表情でいることなどで、それは可能になると思います。

「相手に対して印象をよくしておく方が、後々自分にとって得が多い」ということは、心理学でも証明済。特に「初頭効果」といって、第一印象は大事なのです (*‘∀‘)

相手に好印象を与える方法については、以下の記事にまとめました☆

第一印象を良くする方法。自分を客観的に見て準備・練習しよう! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

日々の小さな幸せにつながる

「ネット上のつきあいでも十分癒されるし、むしろラク」と思う人も増えている?

でも「リアルな人との触れ合いがある方が幸福度が高まる」という調査結果があるんです☆

深い付き合いでなくてもいい。 たとえば店員さんと一言会話を交わすような感じでも「人の幸福度」はアップし、「自分は人見知りだと感じる」と言う人でも同様の結果が得られたそう。

親同士の関係を良好にして

  • 挨拶したり
  • 一言でも会話が交わせたり
  • ちょっと愚痴を聞いてもらったり‥‥

未来は、ネット上の仮想空間でも満たされる日が来るのかもしれませんが…。今のところはリアルでの「人とのちょっとした触れ合い」が親の幸せ、ひいては子どもの幸せにもつながるのでは? と思います (^-^)

マッチングとは

自分のことを「感じいい人だな」と思ってもらいやすくする方法は、いくつかあります。

(前述の「第一印象を良くする方法」の記事や、以下の記事などに掲載していますので、ご興味のある方はぜひ☆)

会話上手になりたい!相手の気分がよくなる心理学のコツ5選 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

その一つが、マッチング。マッチング (同調法) とは「動作や声の感じなどを、相手に合わせよう」というもの。

なぜマッチングが相手に好印象を与えるのかというと、人間は自分に似た人に対して親近感を覚えるものだから

これはもう「無意識で」「本能的」とも言える! (^-^;

マッチングをすることで、相手の無意識の部分に「好印象」「この人と合いそう」という思いが入る⇒良好な関係を築きやすくなる、というわけ☆ 無意識の部分に入り込んだモノって、心に強く働きかける作用があるのです!

マッチングテクの使い方

ではマッチングの具体的な使い方を、7つに分けてご紹介します☆

相手と同じような動作をする

相手のしぐさや行動と同じような動きをするだけ。

  • 相手が鼻をすすったら自分もすする
  • 相手が手をたたいて笑ったら自分も軽く手をたたく
  • 相手が髪の毛を触ったら自分も触る etc.

マッチングテクは「相手の無意識の部分」に働きかけるのが目的。

「えっマネされてる!」って気づかれたら不快感を抱かれる可能性もあるので、飽くまでも

  • さりげなく
  • 「完コピ」みたいなのはやめる
  • 同時でなく、ちょっと遅らせる

のがポイントです (‘ω’)ノ

表情を合わせる

感情には「楽しい」「怒り」「悲しい」などいろいろあり、それによって表情も変わりますよね。

その「表情」を相手に合わせる、というか「よせる」感じ (*‘∀‘)

  • 相手が笑顔なら自分も笑顔で
  • 相手が怒っていれば、自分もちょっと険しい表情とか
  • 相手が悲しそうなら自分も悲しそうに etc.

マッチングって、無意識のうちにやってる人はやってますよね。で、マッチングしている人の方が友達や顔見知りが多いことが、周りを観察しているとわかります。

話す速さやテンションを合わせる

話す速さについては、シンプルに

  • 早口の人には、ちょっとだけ自分も早いペースで。
  • ゆっくり話す人には、自分もゆっくり話す

みたいな感じ☆

テンションについてもシンプルに「テンション高い人にはちょっと高めに」「テンション低い人には自分も低めに」てな感じで、相手に少しよせる。

もう一つ。たとえばトラブルやクレーム処理などで誰かから激しく怒られている時などは、超申し訳なさそうに大げさに謝る。これも「相手にテンションを合わせている」ということになります (‘ω’)ノ

声の高さや大きさを合わせる

これもシンプルに。

  • 声の高い人には、自分の声の範囲内で少し高めに
  • 声の低い人には、少し低めに
  • 声が大きい人には、少し自分も声を大きめに
  • 声が小さい人には、自分も小さめに

という感じ。

でも声が大きい人に「ボリュームダウンしてよ」とは言えないので、わざと自分が声を小さくして相手に気づかせる方法もあります。(私は声が大きいので、よく相手にそれをさせてしまう…笑)

言葉を合わせる

一つ目は、相手の言葉の一部を復唱して返す方法。

心理学で「バックトラッキング」とか「オウム返し」とも言われますね (‘ω’)

たとえば、

  • 「先週末ディズニーランドに行ったんだ~」⇒「え~ディズニーランド~? いいなぁ」
  • 「叱らない子育てを自分も取り入れようかと思って」⇒「叱らない子育てかぁ…私も考えてみようかな」

会話が弾みやすくなりますし、相手は「ちゃんと話を聞いてくれてる!」と思い、自分に対しての印象がよくなりやすくなるのです☆

二つ目は、話し方を合わせるということ。たとえば、

  • 敬語や丁寧語が多い人には、自分も多めに
  • くだけた感じの言葉遣いの人には、少しだけ自分も軽い感じで

のようなイメージでしょうか (*^_^*)

知識のレベルを合わせる

自分より知識レベルが低いなぁと思う人に対しては

  • 相手が理解できなさそうな話はしない
  • 難しい言葉でなく、簡単な言葉を使う
  • 高度なレベルのたとえ話などをしない

などがあるでしょうか。

じゃあ反対に、自分より知識レベルが高い人に対してはどうしよう‥。話を「合わせること」はできないかもしれませんが、私は

  • うなずいたり相槌を打ったりしながら話を聴き
  • 「すごい!知識あるね」などと褒め
  • 相手に質問したり、喜んで教えてもらったり

しています。せっかくなら、自分の知識レベルを高めちゃおう~って感じで (*‘∀‘)

洋服や持ち物などを合わせる

ここまでのマッチングテクは、基本的に「会話をする」場合。

会話以外のマッチングと言えば、運動会や保育参観、PTA活動など、複数の親が集まる場合。「洋服や持ち物などを浮かないようにする」ということがあります。

「自分軸」や「自分が好きなもの」を大事にするのは、とてもよいことだと思いますが、

  • 誰もブランド物のバッグを持っていないのに、あからさまにブランド物ばかり
  • パンツスタイルの人がほとんどなのに、ミニスカートをはくとか
  • ナチュラルメイクの人がほとんどなのに、派手なメイクとか‥‥。

こういうのは目立つ上に、よくない印象を抱く人もいます。また、不潔な印象を与えるのは論外ですね (‘_’)

まとめ:マッチングを使って親同士の関係を良好に!

ここまで読んで「な~んだ、簡単なことしか書かれてないじゃん」と思った方には、スミマセン <m(__)m>

マッチングテクについては「自然と使えている人」と「意識しないと使えない人」の差が極端かもしれません。

  • 人とのコミュニケーションが苦手
  • 顔見知りや友達が欲しいのに、なかなかできない
  • なぜか人からあまり好かれないようだ

という人は、会話中にマッチングテクを取り入れてみてはどうでしょうか?

もちろん挨拶や笑顔 (とまではいかなくても口角を上げた表情) などを心がけるのも大切。知っているだけでなく、実際に「やる」のが大切 (^-^)

親同士の関係を良好にし、今よりもラクで幸せな子育てライフをおくりましょう☆

最後まで目を通していただき、ありがとうございました。


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