「人生における魂 (精神) のレベルは、4段階に分かれる」という説があります。
- 飽くまでも大まかな「4段階」だし
- 同じ人でも、複数のレベルが混ざっていたり
- 同じ人でも、別のレベルを行ったり来たり
しているのかもしれないけど、初めて知った時に「そうなのかも」とワクワク☆
記事を一つ書いてみたくなった (;’∀’)
ここでは、人生における魂レベル (精神レベル) があると仮定し、私の解釈も交えて4段階に分けてまとめます。 後半で、心をラクに生きるために活用する考え方を記します。
魂 (精神) の4段階のレベルとは
ノリさんの以下の記事内容をもとに、私なりの解釈も少し交えてまとめます。
【人生のステージ(魂レベル)】にある4つの段階と高い人低い人の特徴 – 人生とはもらいもの (nori-blog.com)
ちなみに、今のところ第一段階の人が一番多く、第四段階に進むにつれ、少なくなっていくそう。
第一段階:自分の欲望中心
「欲望」とは
- モノが欲しい、お金が欲しい
- 権力が欲しい、支配したい
- 人から認められたい
- 競争に勝ちたい
- ラクをしたい
などの欲求のこと。
もちろん欲を持ってもいいのですが、このレベルは「自分さえよければいい」「自分のことしか考えない」感じ。
たとえばお金を稼いでも、自分の欲を満たすためだけに使う。 自分が評価されたり勝ったりすれば嬉しい (かつ他人の気持ちを考えない、他人はどうでもいい)。
で、自分の思い通りにならなければ、すぐに
- 他人の悪口を言ったり
- 他人や世の中のせいにしたり
- 自分を必要以上に責めたり否定したり‥‥
感情や欲望をコントロールできない。
自分の「欲しい」が多く、他人に「与える」が少ない。
また「お金のためだけに仕事をする人」「人生の目的 (やりたいこと) がない人」が多いそう。
といっても現在は、このレベルの人が圧倒的に多いです。 もちろん、このレベル内にも細かく段階があるし、第二段階とを行ったり来たりしている人もいると思います。
第二段階:自己実現、願望達成
欲望もあるけど、願望がメインな感じ。
第一段階に比べると、必要に応じて欲望をコントロールもできる。
ちなみに「欲望」と「願望」の違いは、以下のような感じでしょうか。
- 欲望‥‥欲しがる心。主に「不足を満たしたい」という気持ちから生まれる。活動の源になるものもあるが、悪い行動を引き起こすものもある。
- 願望‥‥実現を願うこと。「こうなってほしい」「こうありたい」という気持ち。努力をしたり欲望を抑えたりする源となることも多い。
第二段階の特徴として
- 日々の小さなことも含め、自分の「心からやりたいこと」がわかっている。
- 人生の目的がわかっていて、それをやっている、やろうとしている。
- 「他人軸」ではなく「自分軸」で決められる (周りとの調和も考えつつ)。etc.
「自分が楽しむことが大事」「自分がやりたいからやる」という価値観なので「自分中心」ではある。
でも、やりたいことをやり、それが人に喜んでもらえる経験を通し「自分が好きなことをやり、人にも喜んでもらえ、なんて幸せなのだ~」と少しずつ思えるようになると、次の第三段階に入っていく可能性が上がります。
第三段階:人のため、自分=他者
何かを「自分のためにやる」のではなく、自然と「人のため」にやるようになります。
というか「他人の喜び」が自然と「自分の喜び」になっていて
- 自分と他人の境界線が薄くなる
- 「自分 (自我)」 が薄くなる
- (他人は自分の心を映す鏡なので) 他人=自分
などの感覚が「なんとなくわかりつつある」とも言える気がします。
よって「人のためにやる=自分が苦しい (自己犠牲)」 は、第三段階ではありません。
自分の欲望に振り回されにくくなるし、かつ欲望自体が減っているとも言えます。
自然と、以下のような心 (考え方) になっている人も多いでしょう。
- 人生で起きたことは、すべて必要な体験
- どんな出来事からも学びが得られる
- すべての人や物事に感謝
また、ノリさんは「第二段階から第三段階に進む前には、いわゆる試練のような事が起きるケースが多い」と仰います。そして、この時に「第二段階に残るか第三段階に進むか」の選択を迫られ、多くの人は第二段階に残るそうです。
第四段階:使命感をもって行動する
このレベルは、第三段階よりもエネルギーの質や量が高くなります。
「これが私の使命・天命なのだ」という思いのもと、何かに取り組んでいるから。
誰もが「生まれる前に使命を決めてきている」とも言われますが、それを思い出すことができないままの人も多いです。また自分が「使命だ」と思っても、それが「生まれる前に決めてきたものと一致しているか」の答え合わせは、しようがない‥。
ただ、飽くまでも自分が「これが使命!」と思ってやることが大事なのかも。
意識の力は大きいから。量子力学的にも、そう言えます。
エネルギーの質や量が高くなると、影響力も大きくなります。
ノリさんは、この「影響力」を「多くの人に届ける範囲の大きさかもしれないし、一人の人に届く深さかもしれない」と仰います。
ゆえに、地位や知名度などに関係なく「この第四段階の人は一定数いる」ということ。
第三段階以降「人のためがメイン」とお伝えしていますが、
第四段階の場合、「誰かのため」&「その人の家族のため」&「その人にかかわる人のため」&「地球や世の中のため」というように「人のため」の範囲が広い、ということになります。
「魂のレベル」を、心をラクに生きるために活用する
「魂には4段階のレベルがある」と証明はできない。本当にあるかどうかもわからない。
そもそも自分がどのレベルなのかも、わからんし (;’∀’)
でも、心をラクに生きるために、少し「活用」できるかもしれません。
大前提:高いから偉いわけではない
「段階」とか「レベル」とか言うと、どうしても「高い方が偉い、良い、すごい」と思いがち。
でも、そういうことではないです。
禅的な考えになりますが、そもそも本当は「上・下」「高い・低い」「後・先」などの概念はないのだと思います。
もともとは、すべての人やモノが区別なく一つだったし、今も「すべては一つ」 (なのだとしたら‥‥)
誰もがどの段階にいてもいいし、存在しているだけで価値がある。みんなそれぞれ違っていいし、その上でお互いがお互いの存在を認め合える。現時点では理想にすぎないかもしれませんが、そういう前提なのです。
禅の考え方を学び、少しでも腑に落とせると「心がラク」につながるかも。
周りの人を各レベルに当てはめてみる
すべては一つ、なのだとしても。
この三次元の世界で、私たちは個の自分で、生きていかねばなりません。
いきなり「上も下もない」「すごいもダメもない」と言われても、すぐには腑に落とせない‥。
ひとまず「魂 (精神) の4段階のレベル」を知り、生活に生かす選択をしてもよいと思います。
たとえば
- 愚痴ばかりの上司は、第一段階なのだなぁ
- このユーチューバーさんは、第二段階と第三段階が混ざっているかも
- 知り合いの農家さんは、第四段階で間違いない
などと、他人を各レベルに当てはめてみる。
どうせ証明もできないし、正解もわからないので、心の中で自由~に! で、
- 「上司は第一段階を生きているのだから仕方ない」と受け入れたり
- 「あの人は第二段階を生きていて楽しそう」と思ったり
- 「〇〇さんは第三や第四段階っぽい、すごいなぁ」と思ったり‥‥
なんてゆうか、思いやり・愛をもって見る感じ? =自分がラクな気がするのです。
あと、自分より下のレベルっぽい人にイライラした時など
- 自分も似たような時期があったなぁ
- ああ、満たされていないのだなぁ
- 第一段階の中でも下の方なのだろうなぁ
などと「ただ思う」だけで、必要以上にイライラしなくて済むと思います。
レベルを上げるも下げるも自由だけど
間違いなく言えることは、私は長年第一段階だったこと。
でも、第二段階と第一段階を行ったり来たり、だったかもしれません。
人生における魂レベルの上がり下がりは、人それぞれ。 (わかりやすいので「上がる」「下がる」と書きます)。
- 「ずーっと第一段階」の人
- 一気に第三・第四段階に進む人
- 第一と第二の上がり下がりを繰り返し第三段階に進む人
- 第三段階で安定していたのに第一段階に下がる人
- その時々で、いろんな段階を行ったり来たりする人 etc.
人それぞれ、この魂 (精神) レベルを知り、
- そのままのレベルで生きるのも
- レベルを上げようとするのも
- (外側の出来事などにより) レベルを下げるのも
本当は自由なのだと思います。
もし「自分のレベルを上げたい」「下げたくない」と思うのであれば
- 今あるものに目を向け、心からの「感謝」をすること
- 人や物事の「良い面」に目を向けること
- 嫌な人や出来事から「学び」を得ること
- 嫌な出来事も「いずれ良いことに変わる」と信じること
- (第一&第二段階の場合は) 自分を満たしたり自分で自分を褒めたりすること
などが大切かなぁと、勝手に思っています。
それを、日々コツコツ心がける。
一般的に言う「悪い出来事」が起きればネガティブになります。でも後から振り返ると「あの出来事が自分を成長させてくれた」と思うことも多い。気づき・学びを得た時点で、そのことは「良いこと」に変わるのですね。
神様 (宇宙、創造の源などとも呼ぶ) の存在を信じ、手を合わせる習慣をつけると、魂レベルが下がりにくくなるかも。
と言っても、誰もが神様なのだけど。
とか言う話になるとどんどん長くなるし、証明もできないので、ここらへんでオシマイにします (;’∀’)
まとめ:活用できることは活用する
人生における4段階の魂レベル (精神レベル) について、お伝えしてきました。
- 世の中には証明できないことも多い。
- 「まだ仮説なんだけど」ということもある。
- 科学で証明されていることも、覆る可能性がある。
でも、証明されているか否かは関係なく
- 自分の心をラクにするために
- 自分がよりよく生きるために
「活用する」のは自由なのかな、と思います。
もちろんリスクの大きいことはお勧めしませんし、自己責任でお願いしたいのですが‥‥(;’∀’)
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。