突然ですが、以下のようなことで悩んだり考えたりしていませんか?
- 自分は愚痴や不満ばかり口にしてしまう‥
- 人の悪口ばかり言う友人・知人がいて困る
- 悪口を一切言わない人が羨ましい(or妬ましい)
実は私も、3年ぐらい前までは愚痴や不満、人の悪口ばかり言っている人間でした。
無念な退職(というか解雇?)をきっかけに「自分を変えたい」と真剣に考え、さまざまなことを実践! 今ではほとんど人の悪口も不満も口にしなくなりました☆
ここでは、悪口や不満を「言う自分」と「言わない自分」の両方を経験したからこそ言える、悪口や不満などを言わない方がいい理由を、5つお伝えします。
「いいこと」に目を向けやすくなるから
冒頭から「はっ?」かもしれませんが、まず悪口や不満を言う「メリット」を考えてみましょう。
- ガス抜きでき、自分がスカッとする
- 会話が盛り上がれば、相手と仲良くなれる(気がする)
- 会話のネタに困らない etc.
うんうん、実際に人や物事に「不満」を感じているうちは、メリットもあることはたしか。
けれども悪口や不満は、基本的に「ネガティブ言葉」の嵐。言っている時の表情だって、たいていは醜いものでしょう”(-“”-)”。
しかもこれ、全部脳に入っていますよ。脳の無意識の部分に、ネガティブな言葉や表情が、どんどん蓄積されるのです!
えっ? これにより、どういうことが起きるの?
- 同じように不満なことを、脳が探しやすくなる
- 人の短所や悪い面に、目が向きやすくなる
- ネガティブな言葉や表情が自分に集まってくる
すべて脳のRASという機能の仕業…。脳には無意識のうちに「自分が意識を向けていることの情報」を拾いやすくなる機能が備わっているのです!
ってことは、悪口や不満などが多い人は、自分で「不満やネガティブな時間の選択」をしている人。
反対に、悪口や不満などを言わない、もしくは減らすことができれば、会話のネタは「当たり障りのないこと」や「いいこと・楽しいこと」に変わっていくわけで…。
そう! これを根気よく続けていけば、脳が自然と「いいこと」「幸せなこと」を拾ってくれるようになるのです☆ 脳のRASをどう機能させるかは、自分しだいですよ!
周りから悪口や不満を言う人が減るから
心理学では「類似性の法則」、ことわざでは「類は友を呼ぶ」。
たしかに、自分が悪口や不満をよく言っていた時を思い返すと、悪口や不満を一切言わない友達にはあまり口にできなかったなぁ~(‘_’)。
反対に、努力して悪口や不満を言わないようになってからは…。
- 悪口や不満を言う友人が減っていった
- 同じ人でも、私の前で悪口や不満を言うことが減った
- 悪口や不満を言わない新たな友人ができた
明らかに、それがわかるのです。面白いほど!
悪口や不満ばかり言う人とつるむと、他人の悪い情報がどんどん自分に入ってくるんですよね。知らなかったのに知ってしまうことも多いし(~_~)。
他人の悪い面って、知っておいた方がリスクを回避できて得なケースもありますが、たいていは知っても意味のない「くだらないこと」だと思いませんか?
まして悪口や不満に同調すれば、後で「〇〇さんも言っていたよ」と言いふらされ、自分の株を下げる可能性も‥。幸せにつながる「得」がないどころか、「損」することも多いのです!
ムダな時間が少なくなるから
ここで言う「ムダ」とは、以下のようなことを指します。
- 何の解決もしない
- 有益な生産性がない
- 自分の向上につながらない
ムダどころか、もし人の悪口や不満を聞いて「悪い気分」になる場合、自分にとって損でしかないですよね。
悪口や不満ばかりの職場の飲み会、近所の井戸端会議‥‥私の経験上、たいていは解決につながるものでもなく、ただ毒を吸って帰ってくるだけみたいな”(-“”-)”。
現在の私は、浮いた時間で
- 好きなこと・楽しいことをしたり
- ボーっと休憩したり
- 子どもとかかわったり
- 自分の成長につながる本を読んだり
- 余裕を持って家事をしたりしています。
自分にとって「有益」に時間を使えている感覚? 毎日が心地いいです♪
「いい現実」が増えるから
悪口や不満を言わない方がいい理由の4つ目は、ちょっとスピリチュアル的なお話。
- 人の悪口や不満を言わない&聞くのを減らす
- 人や物事のよい面に目を向ける
- 好きなことをするなど「いい気分」でいる
こんなことを心がけていると、その人が持つエネルギー(波動)が高くなり、いいことを引き寄せやすくなります☆
スピリチュアルとか波動とか目に見えないし、信じられない人もいるでしょう。実は私もそうでしたし…。
でも実際に「いい現実」が増える感覚があるんです! この体験には、日々驚いています。
もちろん、脳科学や心理学から説明できる部分もありますし、自分の考え方やとらえ方が前向きに変わったからとも言えるのですが…(;’∀’)。
明らかに不思議なのは、
- かかわる人(店員さんやその場限りの人を含め)がいい人ばかり
- 「運がいい」「ツイてる!」と思うことが増えた
- 「タイミングがいい」「えっシンクロ?」ということが増えた
しかも「いやだなぁ」と少しでも思った物事や人が、しばらくすると自分の前から去っていくことも多く‥。不思議な感じを楽しんでいます。
世の中の幸せにつながるから
人の悪口や不満は「毒」。さまざまな本を読んでいると、自分が出した毒は自分に返ってくるそうですよ。
「言霊(ことだま)」だったり「天に向かって唾を吐く」だったり「仏教の三毒」だったり。愚痴が幸せにつながらないことは、昔からよく言われていますね。
自分が悪口や不満を言うことは、相手の不幸にもつながるのです。
ちょっと考えてみましょう。会話の相手が悪口や不満を言ってきた時に、どう感じるか。・・私は大きく分けて3つのタイプの人がいると考えます。
- うわっ始まった。「嫌だな」と思う。
- 内容によっては聞いてもいいかな。もしくは「嫌ともいいとも思わない」。
- どんな内容なんだろう。「ワクワク」感じる。
まず「嫌だな」と思う人と「どちらでもいい」と思う人には、実は迷惑でしかありません。なぜなら、聞く人の脳にネガティブな言葉や情報を入れるから、というのは前述の通り。
注目すべきは、3番目の「悪口や不満、つまり人の不幸を聞いて喜ぶタイプの人間」がいることなのです!
「こういう人には別に悪口や不満を言ってもいいんじゃない?自分もスカッとするし。」なんて思うかもしれませんね(*’ω’*)。
でも、お互いにとっての「本当の幸せ」ではないはずです。仮に自分がスカッとできたって、自分の不幸を喜ばれているとは残念この上なし。
まあ、誰と仲良くしようと「自由」なのですが、少なくとも自分が幸せになりたいのであれば、こういうタイプの人とは距離を置いた方がよいのですね。
悪口や不満は、明らかに「悪い空気」を発します。もし聞こえる範囲に人がいれば、その人にも迷惑です(-_-)
生きていれば「つらいこと」「苦しいこと」はあり、それを吐き出したいこともあるでしょう。でもそのことを考えたり話したりする時間を減らすことは、努力でできるのですね☆
おこがましいですが、一人一人がもっと幸せにつながることに時間を費やせる世の中になるといいなぁと、最近思うわけです‥。
まとめ:一歩を踏み出してみよう!
「一歩」とは、自分が悪口や不満を言うのを減らしたいと思う人にとっては、言わないようにすること。悪口ばかり言う友人がいて困る人にとっては、その人と距離を置くこと。
悪口や不満ばかり言う人とは、思い切って距離を置きましょうよ。この件については、また別記事で取り上げる予定です。
完全に悪口や不満を言わないようになれる日は、すぐには来ません。習慣は、すぐには変えられないから‥。
私は約2年かかりましたし、スピリチュアリストの方のブログを読んでいても、やはり数年かかったという方も多いです。
無理なく少しずつでOK! 口にしてしまっても自分を責めずに、長い目で見ていきましょう。
「悪口やを不満を減らしたい」、そう思えるだけでも素敵なことです☆ ぜひ一歩を踏み出し、少しずつ訪れる幸せな世界を体感してみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。