主体的に生きるのも楽しいけど。
- ただ息を吸って息を吐いて、
- ありのままの自分で、ムリヤリ頑張りすぎず
- やってくる出来事や、今この瞬間に集中する。
日々、そんな心持ちで生きるのもいいと思うし、その方が心がラクなのかも。
ここでは「ただ生きるだけ」のポジティブなとらえ方と、「ただ生きるだけ」と考えると心がラクな理由、「ただ生きるだけでも素晴らしい」ということなどをお伝えします (*^-^*)
「ただ生きるだけ」とは
「ただ生きるだけ」という言葉について、考えます。
一般的にはマイナスにとらえられがち
「ただ生きるだけ」という言葉。
ネガティブにとらえる人が多いでしょう。
- 主体性がない (すべてが受け身)
- 何事にもやる気がない
- 投げやりな人生 etc.
何事も「多いものが一般的」になりがちだけど、そうではないケースもあります。 すべては見方しだいで、人により、あるいは状況により、とらえ方は違う、というか変えられるのです。
「ただ生きるだけ」のポジティブなとらえ方
ここで言う「ただ生きるだけ」はポジティブ!
- 人生の意味・目的など難しいことは考えず (ただ生きるだけ)
- 何かを成し遂げようと頑張りすぎず (ただ生きるだけ)
- 自分を変えようと頑張りすぎず (ただ生きるだけ)
- どんなことが起きてもありのまま受け入れ (ただ生きるだけ)
- やってくる目の前の出来事に集中しながら (ただ生きるだけ)
- 毎日の生活や、一瞬一瞬を大切に味わいながら (ただ生きるだけ)
- 自分も他者も、存在自体に価値があると受け入れながら (ただ生きるだけ)
という感じ。
まとめると「起きる出来事に抵抗しない」「ありのまま受け入れる」「余計なことは考えない」「頑張りすぎない」「今この瞬間に集中し味わう」みたいな感じ (*^。^*)
「ただ生きるだけ」の心がラクな理由を項目別に解説
なぜ心がラクなのか、前述の7つの項目別に解説します。
人生の意味・目的など、難しいことは考えない
たとえば、自分の人生の意味や目的は、
- 絶対的な正解があるわけではないし
- 必ずしも誰かがヒントをくれるわけでもないし
- 懸命に考え続けても、結局わからないこともある。
追求するのが楽しい人はいいけど、苦しいと思う人もいる (‘_’)
「もう考えない、どうせ正解はないのだし」と思えれば、心がラクになります。
何かを成し遂げようと頑張らない
初めに断りますが、目標に向かって努力することも素晴らしいです。
楽しさだって、ある!
でも
- 理想的な努力ができず、自分を責める
- 他人と比較したり、嫉妬したりする
- 思うように展開せず、焦りやプレッシャーを感じる
など、あらゆる「苦」が生まれやすくなる側面もある (._.)
しかも目標達成や成功って、自力+他力 (他人の動き・状況・環境など) によって成されるケースも少なくない。この場合、どんなに自分が頑張っても、必ず成し遂げられるとは限りません。
だから、特に目標を定めず、流れに沿うみたいな生き方もいい。
後述しますが
- その時にやるべきことに集中する
- 目の前のことを丁寧に行う
- 一瞬一瞬を味わう
みたいな感じで。
目標達成に向かって行動するのだとしても
- 楽しく努力できる範囲にとどめよう
- 達成できてもできなくても幸せなのだ
- 達成するために今行動している、そこに意味がある
- 目に見えない他力の働きにもまかせよう
などと考えられると、心がラクになります。
自分を変えようと頑張らない
幸せに生きる。これが人の究極の願い?
ならば毎瞬「今、いい気分」を積み重ねれば、ずっと幸せだ。
でも幸せは「自分の心が決めるもの」なので、幸せに思えるような心をつくる。
そんな努力は、してもいいのかなと思います。
でも、それが苦しければ、しなくていいとも思う。
その他の要素も、自分を変える努力が楽しければすればいいし、苦しければしなくていい。
- 人それぞれでいいのだし
- みんな違っていいのだし
- 誰にでもいい部分と悪い部分があるのだし
みたいな考えが腑に落とせると、心がラクです。
言うのは簡単だけど‥ (;’∀’) 「これが自分だ、これでいいのだ」と、いい意味で「あきらめて」生きる感じ。
どんなことが起きても、ありのまま受け入れる
ただ生きているだけでも、いろいろなことが起きます。
嫌な出来事が起きた時は
- 「ツイてない」と嘆く
- 焦る、パニックになる
- 「どうして私だけ」と愚痴る‥‥
気持ちはわかるし、いまだに私も似たようなことがあります。
しかも、起こる出来事の大きさによっては、多くの人が動揺するケースもあるでしょう。
でも、その後に「ふーん、こんなことが起こっているんだね」「今度はそう来ましたか」などと冷静に、ありのまま受け入れられると、心がラクです (言うは易しですが‥ (;’∀’))
やってくる目の前の出来事に集中する
生きていれば、やらなければいけないこともあります。
ありのまま受け入れた上で、その行動に集中できると、少し心がラク。
愚痴や不満を言ったり考えたりする気持ちは、よくわかります。
けれども、その時間と労力がもったいないので、
- どんな解決方法があるだろう
- どうすれば自分や周りの人にとって最善かな
- 今自分にできることは何だろう
などと考えて、行動に移す。
ただただ、そうやって生きる。
ただ生きているだけで起きてくる一つ一つの出来事に、丁寧に向き合ったり対処したりする。それだけで十分とも言え、ムリヤリ「やりたいことを見つけなきゃ」「もっと何かやらなきゃ」とか思わなくてもよいのかもしれません。
毎日の生活や、一瞬一瞬を大切に味わう
どうしても
- 過去のことをクヨクヨ考えてしまう
- 未来の心配をしてしまう
- 「今この瞬間を味わう」のやり方がわからない
私も長年そうでしたし、今でもそんな時もあります。
でも「今に集中する練習」を楽しみながら続けることで、少しずつ感覚的にわかってきました。
たとえば
- 「ああ、食事が美味しい、ありがたい」
- 「家族や友人知人との会話、楽しいな」
- 「自然の景色や空、なんて美しいのだろう」
- 「ボーっとできるの、気持ちいいなぁ」
- 「今日も野球や好きな番組が見られる、嬉しい」
- 「家事、ブログ、家庭菜園をやれて幸せだ」etc.
ある視点から見れば、大したことは全くしていないのでしょう。大したことないことを味わう、その瞬間をただ積み重ねて生きるだけ。もう、それだけでいいのかな‥‥ 自分にとっては、それが一番幸せなのかもしれない。
今に集中する練習をしたい方は、ぜひ以下の記事を!
★今に集中するコツがやっとわかった。日常生活で練習しラクで幸せに。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
自分も他者も、存在自体に価値があると感じる
よく考えれば、当たり前のこと。
- 誰にでも得意なこと&苦手なことがある
- 誰にでも好きなもの&嫌いなものがある
- 誰にでも長所&短所がある etc.
しかも「短所」は見方を変えれば「長所」にもなります。
一人一人がパズルのピースで、この世の中は絶妙なバランスで成り立っている。という考え方があります。
だから、本来そのままでも完璧で、誰もに価値がある。
(一般的に言われる「悪」ですら、悪がないと善も存在し得ないので「あっていい」ことになる。 といっても、一般的に言われる「悪い行い」を勧めるつもりはありません。)
それは人間だけでなく、動植物やモノ、出来事などにも言えるのでしょう。
すべてに魂が宿り、神性が備わっていて、価値がある。
これこそ言うのは簡単! 心に落とし込むのには時間がかかるのだと思います。でも、なんとなくでもそう感じながら生きられると「ただ生きるだけ」で光に満ちた人生になるのかもしれません。
「ただ生きるだけ」でも素晴らしい
たとえば
- ただ仕事をしているだけでも
- ただ子育てをしているだけでも
- ただ何かの活動をしているだけでも
いろいろなことがあり、いろいろな人と出会い、いろいろな感情を抱いて生きています。
「今は何もしていない」と思う人でも、息をしたり、食べたり飲んだり、排泄したり、考えたり、ブログを読んだりしています。
日本なら、夏は暑い中、冬は寒い中、生きています。
心身の調子がいい日もあるし、よくない日もあるでしょう。
それでも、何かをしながら、毎日生きています。
今よりも楽しく心地よい生活にするために、何かを足そうとするのも素晴らしいです。 でも、特に何かを足したり変えたりしようとせず、ただ生きるだけ。それもまた素晴らしいのだと思います。
まとめ&もっと自分を褒めてあげていい
「ただ生きるだけ」のポジティブなとらえ方と、「ただ生きるだけ」と考えると心がラクな理由などをお伝えしてきました。
「ただ生きるだけでも素晴らしい」と思える人も、そうは思えない人も‥‥
誰もが、もっと自分のことを褒めてあげていいのだと思います。
人と比較するのではなく、毎日いろいろなことをして生きている自分を褒める。
よかったら、以下の記事も読んでみてください。
★人との比較が無意味な3つの理由と、人との比較を減らす方法。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
★自分を褒めてくれる存在を心に持つ!自分褒めの効果やコツもご紹介。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
★感謝や自分褒めは、毎日のルーティンワークの時に実践して習慣に! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
★日々「選択」を、たくさんしている。そんな自分を、存分に褒める! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
そらさん
ご無沙汰しております。
こちらの記事のお陰で、私は10代20代30代、すべて無駄にしてしまったと考えていて、これから自分の力でどこかの学校へ入り、勉強してなにかの職を得よう等と肩に力が入りすぎていて、結局考えただけで疲れてしまっていたので、そっか、習い事のフルートでも少しでもいいからやってみるか〜!
と、肩の荷が降りた気がしました!
自分の肩書きというか、(ヒトカドの)何者かにならなければいけない、という昭和な考え方をしていました。
今この瞬間を味わって、心地よさを積み重ねることで充分ですね。
もちろん、家事などやる事はやる。
それらもマインドフルに、できたらいいなと思いました!
新しい気づきを得させて頂きました!
ありがとうございます♪
ゴマさん、お久しぶりです。
今でもブログを読んでくださっていて、感激です!
コメントもいただき、ありがとうございます。
記事をお読みいただき、新しい気づきを得られたとのこと、本当によかったです。
(一般的に言われる)すごい人やかっこいい人になれなくても
☆今この瞬間を味わう
☆やりたいこと、やるべきことなど、丁寧に行う
☆今「よい気分」でいる
それらを積み重ねるだけでいいのでは?という考え方(生き方)もあることは知っていました。
なかなか本当の意味で理解できないでいましたが、少しずつ「それもいい、それでいい」と腑に落ちるようになりました。
記事にも書いていますが、もちろん何かに向かって努力するのも素敵です。
自分の心身の調子や状況に応じ、うまく「両立」させて生きるのもよいと思います。
また、自己受容した上で努力できると「苦」「ネガティブ」は減るのだとも思います。
コメントをいただけ嬉しかったです。ありがとうございました!