久しぶりに会う人に、自分のことを忘れられてた‥‥
- 以前、よく話していた人
- 昔の先生や同級生
- 特別、思い入れのある人 etc.
ショックなのは仕方ないよね‥。落ち込んでも泣いてもいいんだ。
そうやって感情を出してあげてから、ショックを減らす考え方を選んでみませんか?
ここでは、誰かから自分のことを忘れられていた時にショックを減らす考え方と、私が久しぶりの人に会う時に心がけていることをお伝えします (*^-^*)
久しぶりに会う人に忘れられてた時、ショックを減らす考え方
大前提。 「ショックに思ってもいい」って、優しく受け入れてあげてほしい。
人は忘れる生き物だから仕方ない
そりゃあ、忘れられてたら、へこむよね (._.)
でも、よく考えてみると。
脳には毎日毎日、膨大な情報 (会う人、会話の内容、見聞きしたモノなど) が入っていき‥
私たちは機械ではないので、そのすべてを記憶しておくことはできません。
とある脳科学者の方は「必要な情報を必要な時に取り出せるよう、どんどん忘れるようにできているのでは?」と仰います。
エビングハウスの実験では
- 時間が経つほど記憶は薄れる
- 早く復習するほど記憶を取り戻せる
ということがわかっています。
といっても毎日「今日誰と会って、どんな会話をしたか」を振り返ったり、会った人の名前や顔の特徴をノートに書き留めたりする。 という人はいない (いても少数だろう) から、忘れるのも無理はないと言えます。
記憶力や出会う人の数などは、人により違う
でも、自分は覚えているのに、相手は忘れていた。
だからショックなわけで‥ (._.)
ただ「人によって違うこと」は、あまりにも多いです。
たとえば
- 人の顔や名前、物事などを「覚える力」
- 覚えていることを、脳から「引き出す力」
- 人に対する興味、思い入れ、執着心
- 日々出会う人の数
- 日々の忙しさ、心の余裕 etc.
だから「自分は覚えていても、相手は覚えていない」ということは、普通にあり得ることなのです。
特に「出会う人の数」は、考慮する必要があるでしょう。
- 23歳から教職に就いている50代の先生
- 毎日100人以上の人とかかわる活動をしている人
- 4人のお子さんがいる知り合いのママさん etc.
上記は極端な例ですが、自分は思い入れが強くても「相手にとって、自分は数多くいる人の一人」の可能性は高くなる。
「全体的に印象が薄くなりがちな人」というのはいると思いますが、そのメリットもあるし、「ある人にとっては印象が強い」という可能性もあります (親戚の人に顔が似ていたとか)。
相手の潜在意識には残っているから大丈夫
久しぶりに会った人に、忘れられていた。
でも安心してください。
それは、相手の「顕在意識 (自分でわかっている意識)」の話に過ぎません。
相手の心の奥にある「無意識の部分 (潜在意識)」には、必ずやあなたの存在は残っています。
潜在意識は、人の思考や行動の大半に影響を与えると言われます。
私はトータル4年間ぐらい、子どもとかかわる仕事に就いていました。多くの子が私のことを忘れていると思うけど、愛情を持って接した私の存在は彼らの潜在意識に生きていて、ほんの少しでも良き影響を与えている、と信じています。
相手が疲れていたことにする
久しぶりに会う人が、自分のことを忘れていた。
その相手が「今、どんな状況か」知っていますか?
もしかしたら、誰にも言っていないけど
- 体調がおもわしくない、ひどく疲れている
- 家族や仕事のことでトラブルを抱えている
- ものすごく忙しい
という可能性もあります。
私も人生の中でそういう時期がありましたが、
- そのことで心身がいっぱいいっぱい
- それ以外のことに注意が向けられない
- それ以外のことに対する記憶力・思考力・判断力などが鈍っている
という感覚がありました。 (飽くまでも私の場合)
もしかしたら、あなたのことを忘れていたあの人も、心に余裕ができた時に思い出せるかもしれません。
自分も逆の立場になることがあり得る
「ものすごく記憶力がいい」とか「会う人すべてを記録し、覚える努力をしている」
という人もいるかもしれないけれど‥
そうでない限り、自分も逆の立場になることは十分にあり得ます。
一般的に
- 感情が動いた出来事・人
- 五感の刺激が強かった出来事・人
- 興味や印象の強い出来事・人
などは覚えやすいと言われています。
で、人によって
- どんなことに感情が動きやすいか、何に興味があるか
- 過去の経験、育った環境
- 潜在意識や、(あると仮定し) 過去生でしてきたこと
などが違うので、どんな人や出来事を覚えやすいかも変わってきます。
「自分にとっては印象が強かったけど、相手にとってはそうでなかった」ということはあり得るし、逆もあり得る。
この場合「どちらがいいとか悪いとかではなく、ただ違っただけ」なのです。 だから忘れていた方は自分を責める必要はないし、忘れられていた方も「まあ仕方ない」ということなのです (でもショックだけどね‥) 。
これはドラマだと思う
ドラマは
- いろいろなことが起こるし
- 登場人物の感情の揺れ動きがあるし
- だからこそ、おもしろい
と言えます。
よく「人生はドラマだ」と言われますが、ここ数年で腑に落ちてきています。
「何もしない」「何も感じない」は心がラクではあれど、ずーっとその状態だとムナシイしつまらないのかも。
「久しぶりに会う人に忘れられていた」という体験も、そのドラマの中の出来事の一つにすぎない。それを通して感情が動いたり気づきを得られたりして成長できるし、ショックに思った後どうするかの脚本は自分で書くことができます。
命にかかわる大ごとではない
今回の出来事は
ただ「久しぶりに会う人に、自分のことを忘れられていた」だけ。
大きな病気が見つかったとか、大事故や自然災害に遭ったとかではありません。
と考えると、多くのことは「大したことがない」ということになる。
落ち込んでも泣いてもいいのだけど「この程度のショックな出来事で済んでありがたい」と考えることもできます。
すべては考え方しだい。いろんなネガティブ感情を抱いてもいいのだけど、どこかでスイッチを切り替えて「心がラクになる」「ネガティブが少しはマシになる」方向の考え方を選べるといいですね。
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私が久しぶりに会う時に心がけていること
久しぶりに会う人には
- あらかじめ「相手は、自分のことを忘れている可能性もある」と思っておき
- 先に「〇〇です~ お久しぶりです~」などと名乗ってしまう
- (相手の反応を見て、自分のことを思い出していないようなら) 過去の思い出などを語る
ということを、しています (;’∀’)
「お久しぶりです、佳見です~。 あっ 〇〇小学校のPTA 総務部でご一緒した‥‥」
みたいに言うと、相手も「ああ! 久しぶりですね、お元気ですか~?」みたいになっていく☆
相手への気遣い、とも言えるけど、自分のショックを和らげることにもつながっていくと思います。 お互いに気まずくなりにくく「自分にもヨシ、相手にもヨシ」となるでしょう (*^-^*)
まとめ:気分転換しよ!
久しぶりに会う人に忘れられていた時の「ショックを減らす考え方」と、私が久しぶりの人に会う時に心がけていることをお伝えしてきました。
ほんの少しでも「心がラクになるヒント」「ショックを和らげる考え方」を見つけていただけたとしたら幸いです。
後は、切り替えて「好きなこと」「楽しいこと」をするのがオススメ。
再び思い出して悲しくなっても、また切り替えて、ショックを忘れる時間をつくればいい (*^-^*)
切り替えが苦手な方は、以下の記事もどうぞ。
★切り替え上手になるには? すぐにでも試せる12個の方法! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
次回の記事更新は一週間後ぐらいになります。
定期的にお読みいただいている方も初めての方も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。