突然ですが、褒め上手な人に対して、どんな印象を抱きますか?
- 人間関係が上手くいっている
- 人から愛されている
- 観察力がある・頭がよい etc.
よい印象を抱いた人が多いと思います☆
反対に「下心がありそう」「軽い感じがする」‥‥そんな印象を抱いた人もいるかもしれませんが、いずれにせよ
- よく褒める言葉がけをしている。
- 相手の褒める部分をみつけられている。
- 褒められて喜んでいる人もいる。
それは事実でしょう。 褒め下手な人から見たら、少しうらやましいかもしれませんね (*^_^*)
実際に、人は褒められると「ドーパミン(気分が高まり意欲を引き出す物質)」が分泌されますし、褒めた人の脳にも、よい言葉が刻まれることになります☆ 他にもさまざまな研究結果から、褒めることはよいとされているのです (*‘∀‘)
だったら少しでも生活に「褒める」を増やしたい! 人間関係力を高めて、ラクに楽しく生きたい!
この記事では、あえて6つの失敗例を挙げています。「褒め上手になるためのコツ」を一緒に考えていきましょう☆
失敗例①:ポイントがあいまい
相手が何かをしたタイミングで、すぐに「さすがです」「すごい!」などと言えば伝わるかもしれません。しかし、
「〇〇さんって、いつもすごいですよね」「〇〇さん、いい感じ!」‥‥。
相手にとっては「えっ?何が?」となりがちです。場合によっては「バカにされている?」と思われるケースも ( ;∀;)
褒め上手になるには、「どんなことで相手を褒めているのか」が相手にわかるように褒められるとよいでしょう☆
- 「今日の髪型、素敵ですね」
- 「〇〇さんの文章、とても読みやすいです」
- 「いろいろなお店を知っていてすごいですね」
など、「何を褒めているのか」を示すのがコツです。
失敗例②:大げさ
「〇〇さんの企画力は世界一!!」「世の中の男の人全員、〇〇さんと結婚したいですよ~!」‥‥。
あまりにも大げさな表現の褒め方をすると、
- 「えっ? 世界一はないでしょ…」
- 「世の中の男性全員って…」
などと、相手が喜ぶどころか、ひいてしまうこともあります。「軽い」「お調子者」と思われたり、表現力を疑われたりする可能性も ( ゚Д゚)
表現だけでなく、大げさすぎる言い方や態度も、不信感を与えることがあるでしょう。
そんなに頑張らなくて大丈夫。さらっと褒めるのがコツです (^-^)
失敗例③:自信がない
褒めるのが苦手な人は、どうしても自信がなくなりがちです。
しかし、あまりにも自信がない態度で褒めると、やはり相手が喜ぶどころか
- 「本当にそう思っているの?」と疑われたり
- 「頑張って褒めてくれているのかな」と気遣われたり
するかもしれません。 でも「褒めようとするとオドオドしてしまう」。そんな気持ちもわかります。
前述のように、さらっと褒めるのがコツではありますが、あまりにも「無表情」「不愛想」だと、それはそれで感じが悪くなりがち (*´Д`)
慣れないうちは難しいかもしれませんが、身近で褒めやすい相手を褒めることで「経験を積む」のも一つです。自宅の鏡の前で練習するのもオススメですよ!
また、褒める内容が「本当に褒めるべき内容なのか」と考えすぎてしまう人は、「自分はそう思う」を付け加えるとよいでしょう☆
- 「(客観的にセンスがあるかはわからないけど)今日の〇〇さんのファッション、すごく好きです」
- 「(客観的にすごいかはわからないけど)〇〇さんのそのスキル、本当にうらやましいです」
- 「(客観的にどうかはわからないけど)〇〇さんの描くイラストに、いつも癒されています」
最後に「アイメッセージ(自分がどう思うか)」を付け加えれば、誰がどう思おうと「自分はこう思った」ということ。嘘でもありませんし、自信を持って褒められるでしょう (*’▽’)
失敗例④:適当に褒めている
とりあえず褒めておくか‥‥。時々、嘘バレバレの人がいます (;’∀’)
- 上司など上の立場の人を立てる
- なんとなく皆に合わせて
- 相手が自分のことを卑下している
このようなシチュエーションの時に多いでしょうか。
褒め上手になるには、「自分が少しでもそう思えること」で褒めるのがコツ。あまりにも嘘バレバレの褒め方は、不信感を与えることもあって逆効果です (*_*)
ただ、「つい思ってもいないことで褒めてしまった(おせじを含む)」場合は、もう自信を持って言い切りましょう。メンタリストのDaigoさんも、著書で同じことを言っていました。
相手や他の人に「えっ?それはないでしょ…」という反応をされても、「いや、私は本当にそう思っているんです!」という堂々とした態度を通した方が、不信感を抱かれにくくなるのですね (^-^)
失敗例⑤:何人かいる前で褒める
こんな経験、ありませんか?
4~5人で話していて、誰かが、その中にいる誰かのことを褒めた。他の人の反応として、同調した人もいたが、面白くなさそうな人もいた。
これは特に、女性同士の関係 (友人・職場・ママ同士など)で多く見られると思います。
よかれと思って誰かのことを褒めても、褒められなかった人が
- 「自分はそう思われていないのだ」
- 「自分は褒めてもらえない」
- 「(褒められた人に対し)なんか腹立たしい」
と感じる場合があるのです (*´Д`)
もちろん、これは話している集団内の人によります。よって、ちょっと面倒そうな人がいる場合は、
- 褒めるのを控える
- 面倒そうな人の反応を見ながら
- 面倒そうな人のことも何かしらで褒める
など少し気を配れると、褒める相手にも迷惑がかかりませんね。後で1対1になった時に褒めるのが、最も上手な褒め方と言えるかもしれません (^-^)
失敗例⑥:褒めた後で自分を卑下
日本では「謙虚や謙遜がよし」とされがちです。
「自分は〇〇に自信がある!」「うちの子は〇〇が得意なの」などと、普段からよく口にする人は少ないでしょう。いたとしても、周囲の反応が悪くなりがちなのは残念です (>_<)
そんな中「必要以上に自分を低く見せ、相手のことを高める(褒める)」。これがクセのようになっている人はいませんか?
さらっとならまだよいのですが、あまりにも自分を卑下しすぎると、相手に気を遣わせてしまいます。たとえば、
- 「〇〇さんは苦手な上司とも話せてすごいね。私なんてすぐ顔に出ちゃうから嫌われまくりだしぃ」
- 「〇〇さんは仕事もできて人望もあって素晴らしいです。自分なんて何もないですよ‥」
これでは、聞いた相手が「いや、そんなことないよ。△△さんも、よいところがあるよ」などと言わざるを得ない感じになりますよね (^-^;
あまりに自分を卑下しすぎると「自分のことも褒めてください」と聞こえる場合があるのです。場合によってはねたみに聞こえることも ( ゚Д゚)
褒め上手になるには、相手に気を遣わせないのもポイント。気持ちはよくわかりますが、クセのようになっている人は少し気をつけられるとよいでしょう☆
考えすぎずに誉めよう!
6つの失敗例から、「褒め上手になるためのコツ」を考えてお伝えしてきました。
人を上手に褒めるためには、
- 周りの人を観察したり、話をよく聞いたりする
- 結果はもちろん「頑張っている過程」も褒める
- 外見やスキルだけでなく、行動や性格なども褒める
これらを意識できると、褒める部分がみつかりやすくなりますよ (*’▽’)
褒めるポイントだけを抑えたら、後は考えすぎず…。 同じ褒め方でも、喜んで素直に受け取る人とそうでない人がいるかもしれない‥。
相手あること、そこは考えても仕方がないですよね。
もしかしたら照れているだけで、実は嬉しい可能性もありますよ! あまり考えすぎずに、「褒めること」を生活に取り入れていってほしいと思います (*^_^*)
この記事をお読みいただき、ありがとうございました。