風の時代とは。& とりあえず今、何から始めればよいのか考えた。

佳見 そら

2020年12月22日。

約250年続いた「地 (土) の時代」が終わり「風の時代」に入ったらしい。

といっても、そこから約2年は「移行期間」で、2024年11月20日、完全に風の時代に切り替わったのだそう。

「風の時代」って何?

自分、取り残されちゃう?

何をすればいいの?

ここでは、専門家でも詳しいわけでもないただの主婦が、地の時代と風の時代の特徴をまとめ、「では何から始めればいいのか」を勝手に考えてお伝えします (;’∀’)

「風の時代」とは

「風の時代」について、さらっとまとめます。

占星術に基づいている

占星術とは、古代バビロニア発祥の、歴史ある「占い」。

太陽・月・星 (惑星) などの位置や動きと、人間や社会のあり方を関連づけて占います。

占星術は、

  • ギリシアやヨーロッパで発展した「西洋占星術」
  • インドで発展した「インド占星術」
  • 中国など、東アジアで発展した「東洋占星術」

に分かれ「風の時代」は西洋占星術で言われる概念となります。

およそ200年に一度「大転換期」が訪れるということで

  • 1400年代~は「水の時代」 (柔軟さ・流動性・心のつながり・集合的な強さ etc.)
  • 1600年代~は「火の時代」 (変革・独立・創造と発展・情熱 etc.)
  • 1800年代~は「地の時代」 (土地・お金・権力・物質主義・安定 etc.)
  • 2020年~「風の時代」 (情報・コミュニケーション・信頼・自由・精神性 etc.)

というように、約900年で一巡するそう。

占星術は飽くまでも「占い」なので、科学でもなければ、統計学ほど厳密でもないでしょう。 ただ、古代から受け継がれた大量の知識や先人たちの経験を元に「学問」として発展してきたもので、参考にする価値は十分あると思うのです。

「地 (土) の時代」の特徴

1800年代~約250年間続いた「地の時代」の特徴。

キーワードを箇条書きで挙げると

  • 形あるもの (土地・建物・お金・肩書き・数字での評価など)
  • 安定 (定住・定職・結婚・終身雇用・固定観念・慣習など)
  • はっきり区別されている (性別・国籍・役職など)
  • 縦社会 (年功序列・身分や地位・権力・ピラミッド型組織など)
  • 上昇志向 (目に見える成功・上を目指す価値観など)
  • 所有 (物質主義・物の蓄積など) etc.

具体例を挙げると

  • すごいと思われるためや、世間の流れに沿って、土地・建物・車などを持つ
  • すごいと思われるために、高級な物を買ったりお給料の高い仕事をしたりする
  • すごいと思われるために努力をする (高い学歴・地位・名誉・数字による評価などを得るための)
  • 安定のために、我慢してでも続けたり大切にしたりする (住まい・職業・婚姻関係などを)
  • 違和感を抱いても、続けていく (友人関係・組織の伝統・周りと同じ価値観などを)
  • 「男は男らしく、女は女らしく」を求められる。性別で職業が限定される (ケースが多い)
  • 「物が多い方が心の豊かさや自由につながる」と思い、所有物を増やす etc.

「重いか軽いか」で言えば、重い感じ。もちろん人によるけど「一度持ったモノは手放しにくい」と感じる人が多いイメージ (土地・家・車・その他の所有物・仕事・役職・婚姻関係・友人関係・他人からの評価・価値観・心の性別など)。

「風の時代」の特徴

一方、2020年12月から始まった「風の時代」のキーワード。

  • 目に見えないもの (知識・学び・情報・思考力・コミュニケーション・体験・良き思い出・愛・思いやり・波動・信用など)
  • 自由
  • 流動的・変化・柔軟性
  • 個性・独創性・オリジナリティ・自分軸
  • 多様化・多様性
  • ボーダーレス
  • 横のつながり (友人・仕事や活動の仲間・対等な関係など)
  • (自分軸での) 心の豊かさ・平安・喜び・楽しさ・幸せ
  • シェア・循環 etc.

私の勝手な想像も含みますが、予想される未来の傾向として

  • 各個人が主にネット上で発信することにより「気の合わないリアルの人間関係」より「ネット上での趣味や価値観の合う人間関係」が大切にされる (目に見えないエネルギーだけのつながりも含め)
  • 上記により、目に見える年齢・性別・立場・国籍・病気や障害の有無など関係なく、心のつながる人間関係が築きやすくなる
  • 調べればわかる薄っぺらい「知識」を持つことより、経験や深い思考に基づく「知恵」を持つことが重視される
  • 個性を発揮する人が増える
  • 物を買うことより、好きなことや本当にやりたいこと (体験活動) にお金を使う人が増える
  • 「頑張る」より「楽しむ」を重視する人が増える
  • 人間関係が流動的になる (いい意味で軽い感じになる)
  • 義理での付き合いは淘汰され、心のつながりが大切にされる
  • 人間以外の他者との共生が見直される (AI、動植物、物質など)
  • 自治会やPTAなどの消滅 (強制ではなく、やりたい人たちが楽しくやる感じになる)
  • 「お金・権力・地位・物質など」を持つことより「心の豊かさ・思いやり・信用など」があることに重きが置かれる
  • 転職者や副業をする人、フリーランスなどが増える
  • 会社や組織の枠を超えて、何かを創ったり成し遂げたりすることが増える (終わったら解散して、また次へ)
  • マイホーム・マイカーなどを持たない人が増える
  • あえて賃貸・ホテル住まいなどをする、という人が増える
  • 必要最低限の物しか買わない&持たない人が増える
  • あえてシェアや中古品を利用する、という人が増える
  • 「高級品」より「自分が心地いい物」に価値を置く人が増える
  • 週末婚・別居婚・男性の主夫など、さまざまな形態が増える
  • 入籍せずパートナーとして居続ける人が増える
  • 恋愛のかたちや恋人に関する価値観が多様化する
  • (性別・HSPなどの気質・国籍・障害などにおいて) グレーゾーンの人が増える
  • 世間の評価より、自分が本当に入りたい学校や会社に入ろうとする人が増える
  • 伝統行事などでも、参加したくなければしない人が増える etc.

「重いか軽いか」で言えば、軽い感じ。 他者との調和、他者への尊重、必要な時の助け合いなどをしつつも、自分らしく自由に。 よい意味でふんわり、柔軟に、のびのび生きる感じ。

風の時代。何から始めればよいのか

本日 (2024年11月20日) 、移行期間も終わったらしい。

といっても「何をすればいいの?」「地の時代っぽくちゃダメなの?」

いろいろ考えてみました。

地の要素が消えるわけではない

なんとなく「地の時代の特徴が消滅し、風の時代の特徴のみになる」

と極端にとらえがちだけど。

もし、不安や焦りを感じるのなら「飽くまで着眼点の一つ」ぐらいに考えてほしいです。

しかも、世の中から、地の時代の要素がゼロになるわけではないし「火、地、風、水」の、どの要素も必要とも言えます。

ただ、あまりにも地の時代の考え方に固執していると「強制終了」「淘汰」されるような出来事が起きたり、なんとなく「生きにくいな」と感じる出来事が増えたり、ということはあるのだと思います。

大切なのは「自分にとって何が大事か」

結局、大切なのは「自分の幸せのために何が大事か」「自分は何を優先するのか」。

そういう自分軸を大切にするこそが「風の時代」とも言えると思うのです。

仮に「地の時代の特徴」と言われる

  • 物をたくさん所有する
  • 我慢強く何かを続ける
  • 他人や世間の軸で物事を決める

なども、自分がしたけりゃ、そうすればいい (*‘∀‘)

「まぁいいか~」「それもOKOK」と、深刻にならない。これも「風の時代の特徴」とも言えます。

そもそも、どんな物事にも「いい面」「悪い面」があるし、必ず「学べること」があります。 ちょこっと「自分の幸せのために大事なことは? 優先させたいことは?」と問いかけながら、普通に目の前のことに集中して生きていけばいいのかも (‘∀’)

風の時代:取り入れるとよいと思うこと

ムリヤリ変える必要はないし、変える場合も少しずつでいい。

風の時代で、取り入れると「生きやすく」なるかも! と私が思う7つのことを挙げます。

断捨離・所有物を減らす

すごくオススメ!

出来事はリンクしてくるので、まずは所有物を減らす (特に自宅内を軽くする) ことで、

  • ムダな思考や習慣なども手放しやすくなる
  • 心が軽くなる、脳がスッキリする、疲れにくくなる
  • なぜか流れがよくなり「スムーズにいくこと」「ツイていること」が増えていく

などの効果を、私も感じました (‘◇’)

ご興味のある方は、以下の記事も参考にしてみてください。

★なぜ物が多いと心が疲れるのか。疲れやすい人は読むべし! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜

★断捨離は心にいいけど、徹底せずゆるくやる方がいい。と思う理由。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜

好きなことをする時間を増やす、学ぶ

迷惑をかけることでない限り、あなたはもっと「好きなこと」「やりたいこと」をしていい。

  • 生産性がなくてもいい
  • 意味がなくてもいい
  • 変なことでもいい

できる範囲で、私もやってますよ (^o^)

  • 寝たい時は寝るし
  • 自然の景色を見たければ見に行くし (本当に見るだけ)
  • 電車に乗りたければ乗るし (本当に乗るだけ)

私が心地よくなって「いい波動」を出す。という点では「周りに貢献している」とも言えます (笑)

「学び」も、好きなことを好きなように学べばいい。私もやってます!

  • 自宅にある野菜図鑑 (小学生向け) を見たり
  • むさぼるように仏教の教えや聖書を読んだり
  • 野球の神様について調べたり話し合ったり‥‥

それが風の時代のキーワードとなる「個性・独創性・オリジナリティ」「知識・情報」「思考力」「心の豊かさ」「いい波動を出すこと」にもつながる! 人によっては「発信」のネタにもなるでしょう (*^-^*)

以下の記事も書いています。

大人にとっての学ぶ楽しさや意味 &「こんな学びでもいい」の例 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜

世間の常識を一度疑い、自分視点で決める

たとえば

  • 人から教えられたこと
  • 世間で「普通」「当たり前」のように思われていること
  • みんな (多くの人) がやっていることや流行

などを「本当に必要か」「自分がやりたいのか」、疑いの目で見てみる (;’∀’)

風の時代のキーワードの一つ「自分軸」!

具体例として、我が子 (中学3年) は学習塾に行っておらず、「楽しそう」という理由で今の偏差値より低い高校を志望しており、私も「それでいい」と思っています。 (周りのほとんどの子が塾に通っていて、上を目指している中で‥)

情報を取捨選択する

風の時代のキーワードでもある「情報」

情報過多の時代は、まだまだ続くでしょう。

そのような中で大切なのは「自分の得るべき情報・得たい情報を選択する」ということ。

  • 「あれもこれも」では多大な時間と労力を要するし
  • 必要のない情報を得ても、脳と心の疲れにつながるだけだし
  • 気分が悪くなる情報を見れば、心に悪影響です。

また、情報の真偽を見極める力をつけていきたいし、情報を知るだけで「知った気になる」ことも避けたいなぁ。 実際に見る・聞く・体験する・自分で考えることなども、私は大事にしていきたいです (*^-^*)

小さな発信を始めてみる

ちょっと憧れるけど、勇気がなくて「見る専だから~」と公言する人が多いのでは?

私もあんまり人のことを言えませんが‥‥ (;’∀’)

なんでもいいので、小さな発信から始めてみる?

いきなりYouTubeやインスタ、ブログ、X、ショートムービーなどだとハードルが高い人は、番組やお店への意見とか、コメントとかから始めるのもいいかも。 なんなら、まずは誰にも見せない日記からでも☆

変化に抗わない、嘆かない

風の時代は「変化が激しくなる」とも言われます。

変化を楽しめる人、ワクワク積極的についていこうとできる人はいいけど。

変化を嘆いたり、疲れてしまいがちだったりする人もいるでしょう (*´ω`)

嘆きたくなるのも、疲れてしまうのも、仕方ないのですが‥‥

変化は、ただただ受け入れられるようになると、心がラクです。 (もちろん例外もあり)

ついていこうと必死になるのもいいけど、落ち着いていることも大切なのではないかと、私は思います。

ただ受け入れる具体例や、そう思いやすくなるヒントは、以下の記事に☆

物事に動じない。「はいそうですか」で心をムダに疲れさせない! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜

感謝感謝感謝!

風の時代のキーワードでもある

  • コミュニケーション (力)
  • 愛・思いやる心
  • 波動 (目に見えないエネルギー)

これらは、感謝の習慣をつければ、どんどん高まる~ (*’▽’)

感謝については、今までに12この記事を書いています。

やってみようかなと思える方は、以下の中から、ピンときたタイトルの記事を読んでみませんか?

感謝グセをつける | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜

まとめ&私は風の時代の特徴の方が多いかも

占星術で言われる「地の時代」と「風の時代」の特徴や「では何から始めればよいのか」について、お伝えしてきました。

私は、小さい頃から、風の時代の特徴の方が多い人間だと思います。

  • 自由がきかない学校や職場などは、基本的に苦痛
  • 頑張りすぎると、すぐに心身をこわすし
  • よく「変わってるね」と言われてきたし (でも頑張って普通を演じたり‥)
  • あまり物欲がなかったし
  • 卒論も性同一性障害とか第三の性について書いたし‥‥

周りから「絶滅危惧種」とか言われるほどアナログ人間だけど、私は風の時代の到来にワクワクしてきたし、今もしています! きっと「火や水や地の要素」も持ち合わせながら、存分にこの世界を楽しんでいくのでしょう (*´▽`*)

長い記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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