私はおそらくHSP&発達障害のグレーゾーン。
あらゆる実践により、最近は「生きづらさ」がほぼなくなりました (‘◇’)ゞ
このブログに、自分の生きづらかった部分や、その対策なども綴っていますが‥‥
今回は「人や場所の波長に合わせようとしすぎる」ことについて (‘ω’)
この記事では、まず「波長を合わせる」の意味や具体例を記します。 後半では、波長を合わせようとしすぎると疲れることや、その対策もご紹介します☆
波長を合わせるとは
「波長を合わせる」って何だろう?
まず「波長が合う」とは
よく「あの人とは波長が合う」などと言いますね。
ここで言う「波長が合う」とは、
「気が合う」「気持ち・意思・考え・感性などが相通じる」様子のこと。
人だけでなく、すべてのモノや場所などから、目に見えない「波動」が毎時毎瞬あふれています。
ここでは「波動」についての説明を省きますが、たとえば
- 一緒にいて心地いい人 (自然と会話が弾む、沈黙があっても気にならない etc.)
- 見たり聞いたり使ったりすると、心地よく感じられるモノ
- そこにいると「心地いい」と感じられる場所
などは「自分と波長が合っている」のです (^o^)丿
「波長を合わせる」はスキル
波動は「出ちゃう」ものだから‥
誰もが「波長が合うモノ」と「合わないモノ」があるのは自然なこと。
しかし、以下のことをすれば「(ある程度の) 波長を合わせる」ことができる場合もあります。
【相手が「人」の場合】
- 話すスピード、間合い、声の大きさ、言葉づかいなどを相手に合わせる or 寄せる
- 相手の話に興味を持って会話する (or そのフリをする)
- 体の動きやしぐさなどをマネする (or 少し相手に寄せる)
【対象が「モノ」や「場所」の場合】
かかわっていて「心地よくない」としても
- その感覚を打ち消し
- そのモノや場所の「良い面」や「自分と合う面」を見つけ
- 「楽しい」「心地いい」と思い込む or 演じる
このスキルは、営業職などを始めとする仕事で活用できる場面があるでしょう。プライベートでも、人間関係を良好にするために使えますね (^-^)
「波長を合わせる」の具体例
以前の私は、波長を合わせようとしすぎる (今でも少し残ってるかも)。
具体例の一部を挙げると‥
【話し方】
- 相手が早口なら、自分も早口
- 相手が悲しそうな表情なら、自分も悲しそうに
- 相手の言葉づかいが雑なら、自分も少し雑に
【話すネタ】
- 相手が話してきた内容を自分も知っていれば、どんどん盛り上げる
- 相手が話してきた内容を知らなければ、興味がある感じで質問をしていく
- 自分が振った内容に相手がノッてこなければ、すぐに話を変える
【ポジティブかネガティブか】
- 相手がネガティブなことを言ってきたら、自分もネガティブをさらけ出す
- (場合によっては「そんなことないよ」と相手を慰めたりもするけど)
- 相手がポジティブなことを言ってきたら、自分もポジティブなフリをする
【職場で使う共用のモノが汚すぎて、心地よくなくても】
- 「大丈夫、おばあちゃんの家もこんな感じだったよね」
- 「自分だって不潔な部分があるし」
- 「汚しても目立たないし、ラクでいいや」などと考える
【遊びに行った友人宅が立派すぎて落ち着かなくても】
- 「大丈夫、姿勢を伸ばして目を見開こう」
- 「私だって『お金持ちに見える』と言われたことがあるじゃないか」
- 「輝いた空間にいる自分を楽しもう」などと考える
【その他:相手に合わせすぎて‥】
- 決してファンではない歌手のライブに、何度も一緒に行く
- そこまで興味ない高級ランチに何度も行く (頑張ってオシャレして)
- 興味ないドラマDVDや本を多数借りるハメになる
でも「波長を合わせること」を一生懸命に頑張っても、上手くいかないこともある。そんな時は、合わせられない自分を責めたり自己卑下したりしていました (´Д`)
波長を合わせようとしすぎると疲れる
メンタルコーチ・ワタナベ薫さんのブログに、以下のようなことが書かれていました。
- 波長というのはマッチしたりズレたりしていく
- マッチ=共鳴 (同じものが強められる、増大する) という意味
- 基本的に、波長が同じ者同士しか、一緒に居続けられない
- 波長が違う者同士が一緒にいることもあるが、調和しないので不快を感じ、心身が壊れることもある
- 波長が違う者同士が同居している場合、どちらかの力が強く、弱い方の人が強い方に支配されている場合は、一緒にいることができる
要は、ムリヤリ波長を合わせようとしすぎると「心が疲れる」ということ。心と体は連動しているので、心が疲れれば、体も疲れやすくなります ( *´艸`)
疲れないための対策
でも「波長を合わせること」が癖のようになっている場合は、どうすればいいの?
私なりの対策をご紹介します。
人づきあいを減らす
波長を合わせようとし、成功するケースが多いと‥‥
おそらく友人知人が増えます。「また会いたい、もっとかかわりたい」と思ってもらえる確率が上がるから。
相手が職場の上司や同僚などの場合でも「今度飲みに行こうよ~」などの展開になっていく (;’∀’)
以前の私のように、誘われたら断らないと⇒どんどん人づきあいが増えていきます。
当然ですが、人との交流が増えれば増えるほど、いろんな人に「波長を合わせる」機会も増える。 で、知らず知らずのうちに疲れていきます (‘_’)
自分に正直に。
- 本当はこの人と波長が合わないかも
- 自分、ムリヤリ波長を合わせてるかも
と思う人とは、必要以上に付き合わないこと。
断るのが苦手な方は、以下の記事も参考にしてみてください。
自分を大切に…誘いを断るコツを知り、断る勇気を持とう! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
同居家族などの場合、難しいこともあるでしょう。相手との間に一枚壁を挟むイメージをするなど、心の距離をとる工夫ができるとよいかもしれません。
無の時間を増やす
「波長を合わせる」という行為は、無意識にしていることもあります。
仮に「人」とはかかわっていなくても「モノ」からも波動は出ているので。
自分が心地よくなる情報・物・音楽・画像・映像・文章などならまだしも、
- 心地よくならないニュース、さまざまな情報
- 興味のない広告、宣伝
- たくさんの陳列された商品
などに、勝手に波長を合わせようとしたり、逆に反発したりしていることもあるのです。
なので、日常生活の中で、意識的に
- ボケーっと、何もしない時間をつくる
- 目を閉じたり、瞑想したりする時間を設ける
- 好きなことに集中する時間を増やす
などを取り入れると、心身が疲れにくくなるでしょう。
何かをしながら瞑想状態に入る「動的瞑想」もあります! 詳しくは以下の記事に☆
瞑想って簡単! 静的瞑想でも動的瞑想でも,自分に合う方法でOK。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
自宅内の断捨離をする
基本的に、自宅=長くいる場所。
自宅内が物であふれていると、前述のように「いろんなモノに勝手に波長を合わせようとしたり、反発したりして」心身が疲れやすくなります (*´з`)
それ以外にも
- 物を失くすこと、見つからないことが増えてイライラ
- 片付けられない自分に罪悪感や自己嫌悪
- 掃除がしにくくてイライラしたり埃も増えたり
など、心身の健康によくない理由が多々あり。
私の体験からも、断捨離をして少し経つと、心身がすごく軽くなった感覚が得られました (*´▽`*)
「波長が合わない人がいるのは当たり前」と思う
以前の私は、勝手に「波長を合わせなきゃ」と思っている部分がありました。
繰り返しになりますが「波長が合わない人がいる」「波長が合わないモノや場所がある」のは当たり前。
マッチ (共鳴) させられないのは悪いことではないし、仕方のないことなのです。
なんとなくでいい。「あっ心地いいな」と思える人やモノ、場所を大切にしたい (*’▽’)
もちろん、必要な時は「波長を合わせられるスキル」を使う。でも決して使いすぎなくていいし、疲れるまで使わなくていい。と腑に落とせると、生きるのがすごくラクになります。
まとめ:あなたは、どうですか?
「波長を合わせる」の意味や具体例、疲れないための対策をお伝えしてきました。
今回の内容は、HSP (繊細すぎる気質) の人にありがちなことかもしれません。
あなたは普段、意識して波長を合わせようとしていますか? それとも全くしていない?
もし「あっ波長を合わせようとしすぎているかも」と気づいた方がいれば、それは大きな一歩!
何か一つでも、似たような方の参考やヒントになることがあれば、幸いです。(何も得られなかった方、スミマセン)
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。