自分ってダメだなぁ (*´з`)
仕事も趣味も中途半端。友達がみんな自分より偉く見え (啄木さんの歌を思い出す)。
でも待てよ。すべての人・モノ・出来事に「二面性アリ」と言うじゃないか。
となると「中途半端さん」にも、いいところがあるわけだ!
ここでは「中途半端な自分が嫌だった以前の私」に向けて、一般的な中途半端の意味や、いい意味をまとめます。書き終わった頃には「中途半端バンザ~イ」って思えるといいな (‘◇’)ゞ
一般的な「中途半端」の意味
あらためて「中途半端」って何?
「中途半端」の3つの意味
大きく分けて3つの意味があると思います。
物事を完了させないこと
やりかけで終わらせる。最後までやらない。
これが多い人は、
- 飽きっぽい
- 根気がない
- 衝動性が高い、思いつきで行動する
とも言われがち。
ただ、やるべきことが多くて忙しい時に、やむを得ず「どれも中途半端になってしまう」ということがあるでしょう。時間は有限なので。
物事が不十分、不完全、物足りないこと
前述の意味と重なる部分もありますが‥
たとえば、
- 知識が少ない状態
- 経験が浅い状態
- 作品などの完成度が低い時
など、物事を極めていない時や、雑でいいかげんな出来ばえの時に「中途半端」と言われがちです。
態度などが、どっちつかずである様子
この意味の類義語としては
- あやふや
- ぼんやりした
- はっきりしない
などがあるでしょうか。
使い方の例 ①:「中途半端な位置に座る」「中途半端な時間に設定する」など。
使い方の例 ➁: 恋愛における「中途半端な気持ちで付き合う」「中途半端な関係」など。
例①は、空気を読むのが苦手な人。例②は、人やメディアから影響を受けやすい人、流されやすい人、八方美人、優柔不断の人などが、この意味での「中途半端」と言われやすいですね。
基本的にネガティブに思われがち
中途半端の「3つの意味」。すべて悪い意味で使われることが多い。
中途半端な人は、周りの人から
- きちんと最後までやろう
- コツコツ続けることが大事
- とことん突き詰めなければ成功はない
- 自覚や責任感を持とう
- あいまいじゃなく、はっきりさせようよ
- 周りを見ようよ、空気を読もうよ
などと言われがちだと思います。
中途半端の程度や内容によっては、人に迷惑をかける場合もあります。周りの人がフォローや我慢をする場面も出てくるでしょう (‘_’)
「中途半端」の、いい意味
前述の3つの意味に分けて、考えてみました。
「物事を完了させない」に対するいい意味
この傾向がある人は「一つのことを終えないまま、次のことをやり始める」というケースが多いのでは?
これは、いい意味で
- 好奇心旺盛
- 今の「やりたい」「楽しそう」に忠実
- 完成・完了させることに執着していない
とも言い換えられます。
もちろん、仕事などで迷惑をかける場合は、改善した方がいいのかもしれません。
でも、たとえばジグソーパズルを始めたとして「もうやりたくないのにムリヤリ最後までやる」より「今やりたいことをやる」方が、いい気分でいられます。
しかも「完成・完了しなくても、どうってことない」というモノも意外に多かったりする (;’∀’)
「今いい気分でいること」は周りにも伝染しますし、いい現実を引き寄せやすくもなります。「今やりたい」に沿って生きることで、心から没頭できることに出会える可能性もあるでしょう ☆
「不十分、不完全」に対するいい意味
「いい面もある!」と思って考えると、いい面が見えてくる☆彡
いろんな経験ができる
私はアルバイトも含め、いろんな仕事をしてきましたが‥‥
どれも中途半端。 基本的にその業界・職種に、復帰もしていない。
親からも世間からもダメ出し。自分でもダメ出し (*´ω`)
でも、今となっては「いい面」に目を向けられます。
- いろんな仕事が経験できて楽しかった
- たとえ表面的でも、いろんな業界の裏を知れて面白かった
- いろんな人と出会え、多くの学びや思い出が得られた
- 似たような仕事をしている人の気持ちを想像しやすい
- いろんな仕事の経験が、相乗効果を生み出したこともある‥‥。
たとえ中途半端でも、少しは経験した のです。
知識だけで語るのではなく、一応経験からも語ることができる。
私のことは置いておいても、いろんなことに着手し、それを個性として売り出す人もいます。(決して中途半端でなく、どれも極める片岡鶴太郎さんみたいな人もいらっしゃいますが‥)
また、いろいろな経験をすると、いろいろな自分を発見できます。適性がわかったり「突き詰めたい何か」が見つかったりする可能性もあるでしょう (‘ω’)
「中途半端だからこそ」のこともある
たとえば
- 中途半端だからこそ何かに気づけた
- 中途半端な知識同士を組み合わせて何かを生み出せた
- 極める途中だからこそ、何かを考えたり伝えたりできた
- 中途半端だからこそ「まだまだ学ぼう」という気になれる
- 中途半端だからこそ謙虚でいられる
ということも、あるのでは?
完璧や完全であることだけが、いいわけではないでしょう。不十分や不完全だからこそ見えること、できることもあるのだと思います (*’▽’)
完璧を目指しすぎて病むよりはいい
私は「やりたい仕事に挑戦 ⇒ 自分なりに完璧を目指して頑張り ⇒ 疲れ切って辞める」
というパターンが多かったです。
でも、たとえば「10年やって一人前」と言われる仕事なんかは、みんな最初は中途半端な知識・経験のまま仕事をしているとも言えます。
中途半端でいい、というか仕方ない。
「最初から完璧を目指し、思うようにいかず、病んで辞める」ぐらいなら「支障のない範囲での中途半端を受け入れながら、ゆるく長く続ける」方が、結果的に中途半端にならずに済むのだと思います。
「どっちつかず」に対するいい意味
これは、ちょっと難しいけど‥‥
- あいまい
- はっきりしない
- グレーな感じ
が心地いい時もありませんか?
「迷惑をかけてない」「自分がそれでいい」のであればヨシ。周りの人が悪い意味で「中途半端」と言ってこようと、自分が心地いいのなら「自分にとってはいい意味!」でOKなのでは?
中途半端について思うことを気ままに書く
たしかに世の中には「何をやっても中途半端だよね~」と言われがちな人がいる。
でも、言う側の人も、やりかけで終わらせたことや、中途半端な状態だったことが、あるはず。
自分では「極めた」と思っても、それ以上の経験豊富な方や、頭のいい学者さんに比べたらどうなのか。
あっ、そもそも「完璧な人などいない」ということを考えれば、みんな中途半端とも言える?
中途半端と言われがちな人も、全く言われない人も、宇宙規模でみたら大した差はナシ。
よく言われる「皆ありのままで完璧」などの言葉は、この宇宙がパズルだとしたら、一人一人が貴重なピース (一員) 。それぞれに凸凹があり、調和し、宇宙は完璧に成り立っている、という意味なのでしょう。
だから、いろんな人がいていい。
中途半端でもいい。 前述の通り、いい意味もある。
中途半端の悪い意味 (凹) の方が際立つ人も、別のいいところ (凸) があるでしょう。
周りの人に迷惑をかけるレベルの「中途半端」は、もしできるのなら改善した方がいいのかもしれない。
でも、意外と
- 中途半端な人をフォローしているからこそ評価されている人とか
- 中途半端な人の「自由な感じ」に勇気や安心感をもらっている人とか
- 文句言いながらも、中途半端な人とかかわることに生きがいを感じている人とか
もいるかもしれず‥‥。
極論、中途半端は犯罪でもない。もし「何をやっても中途半端‥」って自分を責めたりダメだって思いがちなら「そのままでもいいんだ」と思えることで、少しはラクになるかもしれません。
まとめ:みんなバンザ~イ
中途半端の一般的な意味、中途半端のいい意味、私の思うことなどをまとめてきました。
書き終えてみて「中途半端、バンザ~イ🙌」というよりは‥‥
みんなバンザ~イですね \ (^o^) /
誰もが宇宙の貴重なピースなのであれば、
- 生きているだけで、おめでたい
- 生きているだけで、嬉しい、ありがたい
- 生きているだけで、素晴らしい
のです。
今日も「自分なりに頑張った」と、めいっぱい自分を褒めて、ねぎらってあげよう☆
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。