言いにくい依頼・意見・提案は、なるべく言いたくない (>_<)
でも「これは、どうしても言わなきゃ」
という時、私は感謝のサンドウィッチで、感謝のエネルギーをこめて、お伝えしています。
これを始めてから、成功確率が高い☆
ここでは、言いにくい依頼・意見・提案を「感謝のサンドウィッチ」で伝える方法、私の体験談も含めた具体例、どんな人が「言いにくい」と感じやすいかなどをまとめます。
依頼・意見・提案を「感謝のサンドウィッチ」で伝える方法
生きていれば
- 依頼‥‥他人に要件を頼むこと
- 意見‥‥ある事について、持っている考え (を示すこと)
- 提案‥‥考えなどを出すこと
をしたい場面が出てくる。
中には「ちょっと言いにくいな」と思うものもある (._.)
その時に、3ステップで行うだけ!
- 感謝
- 依頼 or 意見 or 提案
- 感謝
もうちょい詳しく説明すると
- まず「日頃の感謝」「以前何かをしてもらったことへの感謝」などを伝える
- 「依頼」「意見」「提案」などを、穏やかな表情と言葉で言う or 書く
- 最後に「最初とは別の感謝」「話を聴いてもらったことへの感謝」「時間をつくってくれたことへの感謝」「承諾や検討してくれそうなことへの感謝」などを伝える
ただ機械的に感謝するのでなく、心をこめるのもポイント。相手の気分がよくなりやすく (or 気分を害しにくく) なるし、感謝の高い波動が「見えない多大なる力」を生み出すのです☆
依頼・意見・提案を「感謝のサンドウィッチ」で伝える具体例
最近の私の実践例と「こんな場面でも使える」というご提案。
自治会長さんに依頼
自治会の班長をしている時の話。
近所の人に「(とある要望を)自治会長さんに伝えてほしい」と依頼を受けました。
その時に「感謝のサンドウィッチ」!
会合の際、会長さんに対面で以下のように話しました。
- 私「鈴木さん、こんにちは。いつもお世話になっております。」
- 会長「あっ、佳見さん、こんにちは」
- 私「すみません、近所の方から会長さんに伝えてほしいと言われたことがありまして‥」
- 会長「えっ? 自治会を抜けたいとかの話ですか?」
- 私「いえ、半年前に会長さんに動いていただいた〇〇の件、あの後だいぶ改善されたそうで、本当にありがとうございました、とのことでした」
- 会長「ああ、あれは、これこれこうで‥‥(省略)」
- 私「そうだったんですか、ありがとうございます。ただ最近、また少し始まってしまったようでして‥」
- 会長「そうですか‥‥ じゃあ、また私から彼女に伝えておきますよ」
- 私「助かります。いつもいろいろ動いてくださり、本当にありがとうございます」
この場合、7で遠回しに「依頼」をしているのですが、
- 5の「以前してくださったことへの感謝」と
- 9の「今回も動いてくださることへの感謝」で「依頼」を挟んでいます。
8で即 (しかも快く) 動いてくださるとの回答が得られ、一安心 (*^-^*)
感謝の気持ちは「持つ」だけでなく「言葉に出して伝える」のも大事だと、改めて思いました。
ちなみに会報誌で、会長さんの「地域住民の方々の『ありがとう』の言葉が本当に嬉しい。やりがいがある」という言葉を見かけました。 「ありがとう」は、人々の心や場所などに花を咲かせるのでしょう。
我が子の学校の先生に意見・提案・依頼
全部書くと長くなるので、さらっと(笑)
我が子の担任の先生が、児童に「こうしてください」と、とある指導をしたようで。
こちらも初めは協力・サポートしていましたが「さすがに難しいのでは‥?」と思うようになりました。
「これは担任の先生に言った方がいい。我が子だけでなく、他の子のためにもなる」と感じたので、連絡帳に書くことに。
- 日頃のご指導、誠にありがとうございます。
- 〇〇のご指導の件で、ぜひご検討いただきたく、書かせていただいております。
- (子どもに協力・サポートした経緯、現状、他の保護者から聞いた意見なども交えながらの「意見」。「大変差し出がましく申し訳ないのですが」と前置きした上での別の「提案」、この方法を続けるにしても別の方法に変えるとしても全保護者に周知をしていただきたいという「依頼」などを、明確に丁重にまとめる)
- お忙しいところ大変恐縮ですが、ご検討いただけると幸いです。
- 内容の濃い学級通信の発行など、大変感謝しております。いつもありがとうございます。
みたいな感じ。
我が子の話だと、担任の先生は連絡帳を読んですぐに
- 職員室へ直行 (おそらく管理職に相談)
- 子どもたちに聞き取り調査し、また職員室へ
- お昼休みの放送で、全校児童に周知
と動いてくださったそうで、保護者にもお昼頃メールで周知がありました。
連絡帳のお返事でも、私への感謝の言葉が綴られていましたし、その後の関係も良好だと私は思っています。
ただ、先の「自治会長さんへの依頼」も含め、お互いが心地よく「良き方向」へ進むためには、日頃からの信頼関係も大事。シンプルに、嫌いな人からの依頼は「受けたくない」「気分が悪くなる」場合が多いものだし (;’∀’)
以下の記事も、よろしければ。
子どもの担任や習い事の先生。いいところを見た方が親子で幸せ! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
相手が家族の場合
感謝のサンドウィッチ。
相手が家族の場合が、一番難しいかもしれない “(-“”-)”
特に夫婦とか、嫁姑とか。
でも、形だけでも(笑)、ムリヤリにでも(笑)、やってみるのも一つ!
私もやってます (;’∀’)
★夫に「これを言ったら怒りそうだな」と思うことを言う時には、
- 「食器洗いをしてくれてありがとう」
- 「スポンジにつける洗剤ね、ちょこっとだけで泡立つよ。その方が環境にも優しいし」
- 「いつもいろいろやってくれて助かってる、本当にありがとね」
みたいな感じで言うと、たいてい怒らない (笑)
すぐキレる父親にも、一度どうしても断らなきゃいけないことがあり‥‥。慎重に慎重に「感謝のサンドウィッチ」で実践。 成功どころか、父親の気分がよくなりすぎちゃった (;’∀’)
★子どもには、気持ち的にラクにできるかな。
- 「いつもお手伝いしくれてありがとね。」
- 「申し訳ないのだけど、ママ今日は忙しいから、お風呂洗いと洗濯物もお願いしたいのだけどいいかな?」
- 「(OKしてくれたので) ありがとう、本当に助かるよ!」
みたいな感じ。
「感謝のサンドウィッチ」を思い切って始めると、最初は「はっ気持ち悪っ」とか思われがち。でも、そこを乗り越えて続けていくと、自分の心も相手の心や行動も、少しずつ変わる (可能性が高まります)!
その他、こんな場面でも使える!
「感謝のサンドウィッチ」は、以下のような時にも使えます。
- 感じの悪い店員さんへのクレームを、お店側に伝える時
- 不良品があった時など、メーカーや販売元に伝える時
- 施設や病院などに意見・提案をする時
- ネット上に書き込みをする時
- 部下や組織のメンバーに協力などを依頼する時 etc.
「カスハラ」「パワハラ」「クレーマー」みたいに思われにくくなります。
また、特に言いにくいと感じない「依頼」「意見」「提案」の際に使ってもいいし
- 何かを行う場所に対し、使う前と使った後に
- 使う物に対し、使う前と使った後に
- 神社参拝の際、神社に入る際と帰る際に
など、必ず「ありがとうございます」を伝えるのもいいと思います (*’▽’)
私は、毎朝、大いなる源 (宇宙・神様・天などと呼ばれる存在) に「今日も皆様にとって素晴らしい一日となりますようお祈り申し上げます」などと唱えますが、その際も感謝のサンドウィッチで実践。
最後に、ちらっと思ったこと
依頼や意見や提案は
- 「まあ言わなくてもいいかぁ」と思うものと
- 「これは言わなきゃ!」「絶対に言いたい!」
というものに分かれる。
その基準は、人により内容により違う。
さらに、同じシチュエーションだとしても「言いにくいか、言いにくくないか」は、人それぞれ。
以下のような人は「言いにくい」と感じる確率が上がると言えそう。
- 人にどう思われるかが気になる
- 人に嫌われたくない
- 人を傷つけたくない
- 人に気を使いすぎる
- 人との調和を考えすぎる
- 人に依頼や意見をするのが苦手
- 意見や提案をすることに慣れていない
- 目立ちたくない、おとなしくいたい etc.
自分が「言いにくい」と感じたものは「言いにくい」のだ、仕方なし! でも言わなければならない時は「感謝のサンドウィッチ」を思い出していただけると嬉しいです (*^-^*)
まとめ:できそうな時だけぜひ!
言いにくい依頼・意見・提案を「感謝のサンドウィッチ」で伝える方法や具体例などについて、お伝えしてきました。
無理なくできそうな時は、ぜひ試してみてくださいね☆
今回の記事も「こうすると、いいと思う」ということを書いたまでです (‘ω’)
依頼・意見・提案などを「ありがとうございます」で挟むことが
- 時間的、文字数的に不自然
- 内容的に無理がある
- 全体の感じとして違和感がある
などの場合は、無理をせず‥‥。
自分の気持ち的に「感謝なんてしたくない!」という人は、大丈夫、それもOK。 それが今のあなたの「自然体」「流れ」なのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。