Question:「心地よい人間関係」とは?
Answer:「人や状況によって違うし、違っていい」(飽くまで私の回答!)
いずれにせよ、心地よい人間関係をつくりたい場合は、
- 自分が望む「心地よい人間関係」を知る
- (その関係がつくれるよう) 自分から振る舞う、行動する
- それを続け、状況の変化を眺める
という3ステップを、私はお勧めしたいと思います (*^-^*)
ここでは、人それぞれの「心地よい人間関係」をつくる具体的なやり方 (3ステップ)と、自分の行動しだいで望む世界をつくっていけるというお話をします☆
心地よい人間関係をつくる3ステップ
楽しみながら、やってみない?
ステップ1:自分が望む「心地よい人間関係」を知る
自分の「心地よい人間関係」を、まずは「知る」ことから!
「心地よい人間関係」の例
わかりやすいものを、箇条書きで挙げてみます。
- 気持ちのよい挨拶や会釈をし合える関係
- 「ありがとう」が溢れる関係
- (言い方に気を付けつつ) 言いたいことを言い合える関係
- いいことも悪いことも話し合える関係
- 心や行動に、思いやりが溢れる関係
- 尊敬し合える関係
- お互いに期待しすぎない関係
- プレッシャーをかけ合わない関係
- 嘘や隠し事をしない関係
- お互いの話を聴き合える関係
- 「ありのままの自分・あなたでいい」と認め合える関係
- 自然体でいられる関係 etc.
想像してノートに書き出してみる
「自分は、どんな人間関係を望むのだろう?」と考えてみる。
できればノートに書き出した方が、明確になります!
以下の3つに区分すると、書きやすいと思います。
- どんな人間関係にも共通して望むこと (その場限りの人なども含めて)
- 特定の組織での関係に対して望むこと (職場の人との関係、家族との関係など)
- 特定の人との関係に対して望むこと (友人のAさん、近所のBさん、彼氏、妻、子どもなど)
全部を書かなければいけないのではなく、1番だけ書くとか、2番で「同じ部署にいる人たちとの関係」だけを考えてみるとかでもいい。 書き方に決まりはナシ! きちっと書いても、ゆる~くてもOK。
ノートに書き出す例
例として、私が望む「心地よい人間関係」の一部を書いてみます!
1番の【どんな人間関係にも共通して望むこと】
- 気持ちのよい挨拶・会釈・感謝が多い関係
- 笑顔や穏やかな表情・表現が多い関係
- (できる限り) お互いの自由を尊重し合える関係 etc.
2番の【ご近所さんとの関係】
- 見かけたら笑顔で挨拶し合える関係
- たまに会話する程度で、深入りはしない関係
- 詮索し合わないけど、思いやりの心を持ちつつ、必要な時は手を差し伸べ合える関係 etc.
3番の【友人Aさんとの関係】
- 年賀状のやり取りと1年に1回ぐらいはランチできる関係
- お互いの話を、きちんと聴き合える関係
- 言い方に気をつけつつ、相手にとって必要だと思うことは言い合える関係 etc.
でも書いてて思ったけど、立場がある場合での「言いたいことを言い合える関係」など、難しいケースもあるな。 「上司と部下」「先生と生徒」「親と子」とか。
ステップ2:自分から、そう振る舞う、行動する
自分が望む「心地よい人間関係」がわかったら。
まずは自分から、そう振る舞う。相手は関係なく、自分がそうする!
- 「いつも和やかな表情でいられる関係」なら、自分が和やかな表情でいる
- 「手を差し伸べ合える関係」なら、自分から手を差し伸べる
- 「気持ちのよい会釈をし合える関係」なら、自分が気持ちのよい会釈をする
- 「尊敬し合える関係」なら、自分が相手を尊敬し、その気持ちを表現する
- 「ざっくばらんに言い合える関係」なら、自分がざっくばらんに言う etc.
自分から行動することで、相手も同じように振る舞う可能性が上がります (‘;’)
- 脳のミラーニューロン (相手のマネをしてしまうという細胞) だったり
- 「人は皆、多重人格」や「鏡の法則」という仮説があったり
- そもそも万物の素は、粒でもあり波でもある不確かな存在なのだから。
ご興味のある方は、以下の記事も☆
★自分とは何だろう。本当はみんな多重人格? | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
★人間関係は、ただの鏡の法則。自分の習慣を変えると面白いことに! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
ステップ3:その行動を、続けてみる
自分が望む「心地よい人間関係」になるには、時間がかかる場合も多いと思います。
自分から振る舞ったり行動したりすることを根気よく続けて、ようやく築けてくる。
私の体験の一部を挙げると
- 挨拶しても返ってこない人に挨拶をし続けたら、徐々に挨拶を返してくれるようになった
- 思いやりのある言葉や行動を心がけたら、相手からもそうしてもらえると感じるようになった
- 頻繁に誘われる会合を数回に一回断っていたら、徐々に誘われなくなった etc.
よく言われますが、人は変えられません。
でも「自分が変われば相手も変わる」とも聞きます。
私の経験からは「自分が変わる (行動する) ことで相手も変わることがある」が最もしっくりくる☆
比較的すぐに変化がみられることもあったし、家族の場合などは6~7年かかったケースもあった!
ただ「自分が変わることで相手も変わる」には想定外もあり、以下の記事に詳しくまとめました。
要注意!「自分が変われば相手も変わる」には 3つの想定外がある。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
もちろん、自分が行動を続けても、心地よい人間関係をつくれない場合もある (‘_’)
それは
- 相手はそういう関係を望んでいない
- 相手の立場・性格・スキル的に難しい
- (人生のプログラムが決まっているのだとして) プログラム外のことである
など、理由はさまざまでしょう。
また、今回の記事内容には例外もあります。たとえば「『一方がリードし、一方が従う』『一方は話す専門、一方は聴く専門』などでお互いに心地よい場合」などが挙げられます。
自分の心や行動しだいで、望む世界をつくれる
「どんな人間関係にも共通して望むこと」を「自分は日々心がける」というスタンスでいると‥‥
だんだんそういう世界が自分の周りにつくられてきます (*’▽’)
たとえば、自分が気持ちのよい挨拶や会釈を心がければ、
- 同じような人や場面を多く見かけるようになる
- 挨拶・会釈をしてくれる人が自分の周りに多くなる
- 今までしなかった知人も挨拶や会釈をするようになる
- 挨拶や会釈をしないような知人とは距離が離れていく
などの「何らかの変化」が見られるようになる。 (長い年数がかかるケースもあります)
たとえば「搾取する」「人を騙す」などを続ければ、そういう人が周りに増え、自分も被害に遭う可能性が高くなる。
昔からのことわざ「類は友を呼ぶ」でも言われるし、近代物理学の量子力学でも説明ができます。
アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズの名言を参考にすると、行動を続けることで、人格や運命をも変えられる。
「望む心地よい人間関係」は人それぞれですが、世の中を良くすることにもつながる人間関係を望み、そのために自分から行動を続ければ、自分の人格や運命をも「良き方向」に変えていけるのですね!
よろしければ、以下の記事も☆
サザエさんの世界で生きられる! 心がけや行動を変えるだけで。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
まとめ:自分がする。ただそれだけ。
人それぞれの「心地よい人間関係」をつくる具体的なやり方について、主にお伝えしてきました。
まとめとしては
(自分が望む「心地よい人間関係」を知り)、自分からそのように行動する。
ただ、それだけ。
逆に言えば「自分ができもしないのに相手だけしてくれる」という可能性は極めて低く、自分が望む人間関係がつくられることはほぼないとも言えるでしょう。 自戒もこめて‥ (;’∀’)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。