いつも、何かしていないと、いけない気がする。
- 「他の人から取り残されちゃう」と思うから?
- じっとしていると不安で落ち着かないから?
- 「何もしてない自分はダメ」と思うから?
私も以前はそうでした。ボーっとすることは、意味も生産性もないから「悪いこと」なのだと。
でも今は「何もしなくてもいいんだ」と思えるようになり、ラク楽 (*´▽`*)
ここでは、何もしない&考えないでボーっとすることのメリットを挙げ、もっと「何もしない」を選んでもいいのでは?というお話をします。
何もしない&何も考えないメリット
いつも、何かしないといけない?
「何もしないこと」のメリットもあるみたいですよ (^-^)
脳・心・体を休めることができる
ここで言う「何もしない」とは、本当に何もしない&考えないで、ボケーっとすること。
たとえば
- テレビやスマホを見る=情報がいっぱいで、脳を使っている
- 何かを見たり考えたりして感情が動けば=脳・心を使っている
- 楽しいお出かけでも=脳・心・体を使っている‥‥
通常「休息」と思うことでも、意外と脳・心・体を使っているもの ( ゚Д゚)
特に、情報社会かつ変化の激しい昨今は、知らず知らずのうちに脳が疲れやすい。脳科学者の茂木健一郎先生を始め、多くの人が「脳を意識的に休ませる必要性」を説いています。
ちなみに、脳・心・体は連動しているので、どこか一つが疲れれば、他も疲れやすくなる。
「何もしない」とは、脳・心・体の「休息」という大切な行為。エネルギーを溜められる!
きちんと「休息」ができると、頑張りたいところで頑張れたり、必要な場面で気を配れたりすることにもつながる。私の体験から、強くそう思います。
自律神経のバランスが整いやすくなる
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」から成ります。
心身を健康に保つには、両方のバランスを整えることが大切。
いつも「何かしないといけない」と思っていると、常に「交感神経」が働くことになります。
すると
- うつ病、自律神経失調症
- 頭痛、めまい、目の疲れ、
- 血行不良による肩こり、むくみ
などの、心身の不調が出やすくなる (*´з`)
ちなみに「何もしない&考えない」時は、副交感神経が働きます。
いつも「何かしないといけない」と思って動きがちな人は、意識的に「何もしない」を取り入れる。それだけで、自律神経のバランスを整え、心身の健康を保つことにつながるのです!
ひらめきやアイデアが生まれやすくなる
何もしない&何も考えない時間には
- ひらめき・アイデア
- 悩んでいたことの解決策
- 疑問に思っていたことの答え
- 自分が本当にやりたいこと
- 心の声・本音・本心
などが浮かびやすくなります☆
これは、脳の機能・働き的にも説明ができますし「すべての創造の源 (神・天・宇宙・大元の自分などと表現される) とつながりやすくなるから」とも言われます。
(ちなみに「すべての創造の源」は「ゼロポイントフィールド」とも呼ばれ、まだ仮説ではあれど、科学的にも説明されるようになってきています。)
常に「何かしないといけない」と思って時間を埋め尽くすのも自由ですが、上手に「何もしない」を取り入れる方が、結果的に充実した人生になるのかも☆
ネガティブな思考から離れられる
「何かしないといけない」と思うこと自体が「焦り」というネガティブ感情。
「何もしなくてもいいんだ」と思えることで、この「焦り」が消えます。
また、何もしない、かつ思考も止めることができれば
- 過去の「後悔」「恥」「憎しみ」「罪悪感」
- 未来への「不安」「憂うつ」「恐怖」
- 「自分はダメだ」「あの人、嫌だなぁ」
- 「悲しみ」「寂しさ」「落ち込み」
- 「退屈だなぁ」「つまらないなぁ」‥‥
などを、一切考えずに済む!
人間は毎日6万ぐらいの思考をしており、その80%ぐらいはネガティブな内容とも言われます (もちろん個人差あり)。
ネガティブなことに意識を向けたり考えたりするほど、同じようなネガティブな現実を引き寄せやすくなる。
これは脳科学や量子力学でも、説明ができること。
すなわち、ネガティブなことを考えるぐらいなら「何も考えない」方が起こる現実にもいい影響を与えられる。また、思考をニュートラルにでき、ポジティブな思考・感情に切り替えやすくなるとも言えるでしょう。
心地よければ、いい未来を引き寄せることにつながる
最近の私は、ボケーっとすることが「気持ちいい」です。
- 「一仕事終わった。さぁ少しボケーっとしよう」
- 「今日は『何もしない』が存分にできそうだぞ!」
などと、ワクワクさえしています (笑)
「いま心地いい」は、未来の「心地いい」という現実を引き寄せやすくなります。また、周りの人や空間にも「心地いい」が連鎖して、よい影響を与えやすくなるのです (^-^)
もっと「何もしない」を選んでいい
「何もしない」を自分に許可しやすくなる考え方を、 3つ挙げてみます。
いろんな人が、そう言っている
たとえば、くまのプーさんの名言に
「『何もしない』は、最高の何かにつながる」というのがあります。
私の解釈としては、先述した「創造の源 (大元の自分) につながりやすくなり、自分の本当の心がわかりやすくなる」というような意味だと思っています。
また、著書を多数出されている樋口裕一先生は
- 「何もしないというのが本来の生命の在り方」
- 「何よりもぼんやりとした時間が大好き」
- 「そんな時間ほど至福の時はない、人生の贅沢」
と書かれています。
その他の本やサイト、掲示板、人気ブログのコメント欄などでも、同じような文面を目にします。
仮に「よくわからない」としても「いろんな人がそう言っているのだから、そうなのかも」と思うのも一つ。とりあえず「何もしない」を日常生活に取り入れるうちに、気づきが得られる可能性もあります。
瞑想だって、同じようなもの
最近「心にいい」と取り上げられることが増えた「瞑想」。
私も約6年、ゆる~く朝と夜にやっていますが、はっきり言って「何もしない」行為。
最初のうちは余計なことばかり考えていましたが「形だけでもいいや~」と毎日続けました。そのうち「ただ呼吸だけして、何もしない&考えない」が上手くできるようになってきました。
瞑想の効果として言われることは
- 集中力や感情抑制力が高まる
- ポジティブ思考を抱きやすくする
- 不安やストレスの緩和
- 睡眠の質が高まる
- アンチエイジング etc.
脳や心に嬉しい効果ばかり。(結局それが美容にもつながります!)
「あぐらをかいて、目を閉じて」とやらなくても、ただ「何もしない&考えないでボケーっとする」を毎日できれば、瞑想と同じ効果が得られる期待大だと言えます☆
生きているだけで素晴らしい
「スピリチュアル的」なのかもしれないけど。
- 人は皆、生きているだけで素晴らしい
- 誰もが、宇宙の最高傑作
- だから、何もしなくても (何もしない時間があっても) 堂々と生きていていい。
- 引きこもったり、だらだら生きたりしていても「寝て起きて食べて排泄して」をやってる。
- それだけでも、エネルギーをちゃんと使って、生きている。
- 息をすれば植物の役に、何かを買えばお店の役に立っている
- 一人一人に生まれる前に決めてきた「魂のプログラム」がある
- 何もしない人がいるから、何かをしたい人ができることもある
- そうやって、宇宙の絶妙なバランスがとれている。
- だから、極論、どう生きてもいい
そんな考え方を選べると「常に何かしないといけない」と思うことがなくなります。
すぐには難しいかもしれません。「そうなのかも」と頭の片隅に置いておくだけでもいいですし、1~3のアファメーション (何度もつぶやいたり書いたりする) をコツコツ続けるのもいいでしょう。
「何もしない」は、犯罪でもないし、人に多大な迷惑をかける行為でもないでしょう。
また「この世は仮想現実」という説があります。
それが真実なら「必ず何かをしないといけないわけではない」「何もしないもOK」と思いやすくなる。
「本当の自分を知る本 (奥平亜美衣著・SBクリエイティブ出版)」は比較的わかりやすく、科学的な視点からの解説もついているので、初めて学ぶ人にはオススメです☆
まとめ:「何かしないといけない」も「何もしない」もヨシ
何もしない&考えないメリットを挙げ、もっと「何もしない」を選んでもいい、ということをお伝えしてきました。
私たちは、選べる存在です。
だから常に「何かしないといけない」と思って行動するのも、適宜「何もしない」を取り入れるのも、自由。
でも、私はどちらも経験し「何もしないことを自分に許可し、生活に取り入れる方がラクで楽しいよ~」と思ったので、この記事を書きました。
「試してみようかな」と思う人だけ、ぜひやってみてください (^-^)
(うつ病と診断されている方、うつ病が疑われる症状が出ている方に関しては、医師の指示に従ってくださいね)
関連する過去記事のリンクも貼っておきます。
★「だらだら」「何もしない」‥どんな気分でするかは自分で選べる。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
★何のために生きるのか。考えるもヨシ、わからん&なくてもヨシ! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
★「思考を止める」「ボーっとする」効果 & 心ラク楽な体験談 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。