どんなに人が羨ましくても、その人にはなれない。
自分を受け入れ、自分を生かした人生にできると、心がラクで楽しい。
その「自分」って、親の影響をすごく受けてる。
親の影響でだいたいの人生が決まるといっても、過言ではないのかも。
これ、ネガティブにとらえず、ポジティブにとらえてみようかな。
「親の影響を受けたから、こういう人生をおくれる。こういう使命を持って生きられる」みたいに。
ここでは「なぜ親の影響で (ある程度の) 人生が決まると言えるのか」を考え「それをどうとらえるかは自由」というお話をします (^-^)
なぜ親の影響で、ある程度の人生が決まるのか
もちろん、人生をつくるのは「親の影響」だけではない。
でも「ある程度の人生は決まる」と言っても過言ではない理由を、簡単にまとめます。
親の言葉や行動が「潜在意識」に入っているから
「潜在意識」とは、
- 心の奥深くにある、自覚できていない意識のこと
- 人それぞれ、過去の経験などをもとに蓄積された価値観や習慣などから形成される
- 意識全体の約9割を占め、その人の行動・直感・考え方・とっさの対応などに多大な影響を与えている
私自身も、潜在意識は「すぐには変えられない」「根強く深く残るもの」という実感があります。
親は、子どもにとって「頼らないと生きていけない存在」。
子どもは「親に好かれたい」と思って生きているし、かかわる時間も長い。 (もちろん個人差はあり)
ゆえに、
- 親が話すこと (特に口癖や頻繁に言うこと)
- 親が好む人や物事、親が嫌う人や物事
- 親の考え方・価値観・信条・習慣・態度・行動など
は、知らず知らずのうちに「潜在意識」に入っていきます。
それは心の奥深くに積み重なり、大人になっても日々の行動や考え方などに影響を与えているのです。
よく挙げられる例として「叱られることが多かった子は自己肯定感が低く、ありのままを愛されて育った子は自己肯定感が高い」などがあります。
親に経験させてもらったことの影響も大きいから
世の中には多種多様のスポーツ、芸術、学問、遊びなどがあり、そのすべてを経験することはできないでしょう。
この「経験」も、子どものうちは
- 親がやってたからやる or 親と一緒にやる
- 親に勧められたからやる
- 強制的にやらされる、連れていかれる
ということが多いし、子ども自身が「やりたい」と言っても親の許可がないとできない。
また「親の手伝い」の量や種類も、それぞれでしょう。
いろんな経験から得る気づきや学びは、自覚できる「顕在意識」だけでなく前述の「潜在意識」にも入っていく‥‥。私たちは、その影響を受けたり生かしたりしながら人生をおくっています。
小さな経験も大きな経験も、すべてが私たちを形成する元となっている。
もちろん、大人になってからは基本自由であり、いろんな経験を選んでしていくことは可能です。
ただ、たとえばプロ野球選手は、親に野球をさせてもらえていなければ今の人生はないでしょう。
また、
- 親の趣味が家庭菜園。農業に興味が出て新規就農し、生きがいになった
- 親に勧められて始めたギターが大好きになり、人生が豊かになった
- 親から小さな弟の世話を頼まれることが多く、それが自信になり保育士の道を選んだ
などのケースでは、親の影響で人生が決まる「わかりやすい例」とも言えるでしょう。
住んでいた場所の影響もあるだろうから
子どもの頃に住む場所は、自分で選べません。親についていくしかない。
わかりやすい例としては
- 都会に住むか田舎に住むか
- 近所づきあいが多い場所か否か
- 引っ越しがあったか
などにより「周りの人からの影響」「経験すること」などが変わってくる。
これもすべて、自覚できる「顕在意識」と自覚できない「潜在意識」に刻み込まれていきます。
わかりにくい例としては、住んでいた土地の波動 (エネルギー) があります。
たとえば私は、最初に住んでいた団地も次に住んだ一軒家も、おそらく波動の低い場所でした。幼い頃から心身の不調やうまくいかない出来事などが多く、それも人生に多大な影響を与えたと思っています。
親の影響で人生が決まるのを、どうとらえるかは自由
前章で「親の影響で経験したことが潜在意識に入るから、ある程度の人生が決まる」とまとめました。
それについて「どう考えるか」は、あなたの自由なのですね。
「いや、そんなことはない」と思うのも自由
潜在意識は目に見えません。
「なんかよくわからない」「信じられない」と思うのも自由。
「親の影響で人生が決まるだと~? そんなことはない!」と思う方が心がラクで幸せなら、そう思っていい。
信じたことは現実化する確率が上がるので、その人の中では本当にそうなりやすいとも言えます。
また、自覚できる顕在意識については、親の考え方や価値観などを「採用するか・しないか」自分で決めればいい。嫌なモノは、心の中で静かに否定していればいいのです。
親を恨み続けるのも自由
「あんな親だったから、あんな環境だったから、自分はこうなった」と親を恨む。
すごい毒親だった場合、やむを得ないのかもしれません。
恨みたくなくても恨んでしまう、ということもあるでしょう。
今は、それが自然な流れなのかもしれない。 今は、無理に許そうとしなくてもいいと思います。
で、そのまま一生恨み続けるのも、もちろん自由です。
自分なりに幸せに生きるのも自由
でも、先のことはわかりません。
もしかしたら、いずれ「あんな親だったけど、今は幸せだ」という人生が、つくれるのかもしれない。
- 毎日自分を褒め、自分を認める習慣をつけたり
- 今に集中する心地よさを知って実践したり
- 親がしてくれたこと、親のいい面に目を向けたり‥‥
そういうことをしてみる。根気強く続けてみる。
で、自分なりに幸せに生きる。それも自由なのです。
よかったら、以下の記事もご参考に‥。
★自分を認める3つの方法。簡単だから毎日やってみよう! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
★今に集中するコツがやっとわかった。日常生活で練習しラクで幸せに。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
★他人の良いところを見つけるメリットとコツ&悪い部分スル~のコツ | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
「うまくできない」「続けられない」という場合も、落ち込まなくていい。先のことは未確定。自然な流れで恨みが軽くなったり、幸せを感じて生きられたりする日が、数年後や数十年後に来るかもしれません。
使命を見つけることに生かすのも自由
スピリチュアル的にはなりますが‥‥
私たちは皆、生まれる前に「使命 (役割)」を決めてきていると言われます。
多くの人が、それを忘れてしまっているとも言われる。
でも、親の影響や、幼い頃の体験 (いいことも悪いことも) について考えることで、その使命を思い出しやすくさせてくれるかもしれないと思うのです。
実際に使命のような感じで
- 毒親に育てられたからこそ、同じような人の心を癒す仕事をしている
- つらい環境で育った経験を生かし、NPO法人を立ち上げた
- 子どもの頃に大好きだったことを生かせる仕事に就いている
などの方もいらっしゃいます。
もちろん、使命とは「自分が使命と思えば、それが使命」とも言える、正解はわからないもの。
でも見つかった人は、人生における大きな充実感が得られるのだと思います。
使命は、すごく大きなことでなくてもいい。
たとえば、
- 愚痴ばっかり言う親が嫌だったから、自分は愚痴を言わないようにしよう
- いつも怖い顔をしている親だったから、なるべく自分は柔和な表情でいよう
- 即否定されると傷つくから、人に対して一度は共感することを心がけよう etc.
このような小さなことでも、周りを照らす光となります。その光が集まれば、光あふれる世の中になるから、小さな光でも大切な使命なのではないでしょうか。
「みんな同じ」と考えるのも自由
どんな人や物事にも「いい側面」「悪い側面」があります。
一般的に言われる「いい親」に育てられた人も、たとえば
- 毒親に育てられた人の気持ちがわからず苦労したり
- 完璧すぎる母親で、逆に窮屈な思いをしていたり
- 自分が母親になった時に「自分の母親みたいになれない」と落ち込んだり
という可能性もあります。
そういう意味では、広くとらえた場合「みんな同じ」。
みんなそれぞれ、親にいい面・悪い面あり。親のいい影響も悪い影響も受け (宇宙的には本来「いい」「悪い」はないのですが)、それぞれの人生を生きているのです。
まとめ&私は親の影響受けまくりの人生です!
「なぜ親の影響で人生が決まると言えるのか」を考え「どうとらえるかは自由」というお話をしてきました。
私は40代半ばの主婦ですが、親の影響受けまくりの人生だなぁと推測できる (;’∀’)
悪い面を、一部ご紹介。
- 両親ともに愚痴が多く、40歳過ぎまで愚痴ばかり言う人生
- 「知らないと or できないと恥ずかしいよ」とよく言われ、人目を気にするように
- 感情的な父親が大嫌いだったのに、自分も感情的 (遺伝?でも今は落ち着いた)
- 「女に学歴や仕事はいらない」の考えに超反発したのに、何の仕事も続かず
- 「女の幸せは結婚。普通が一番いい」の考えに超反発したのに、結局ただの主婦 etc.
良い面も、一部ご紹介。
- 親の影響でプロ野球中継を見るようになり、一番の趣味になった
- 親に勧められて始めたピアノも大切な趣味&大好きな先生に出会えた
- 父親のオナラや変なギャグなどが面白くて、自分も我が子をよく笑わせる
- 母親がよく運動をしていたこと、掃除や植物を育てるのが好きだったこと (自分も今そうなってる)
- 波動の低い場所でも、愛情持って育ててくれて感謝 (今、すごく波動・周波数に関心がある)
もちろん親の影響だけではないでしょう。他からの影響もあるし、最終的には自分の選択の結果。
&「結局、親が望んだ人生になってるなぁ」って、ちょっとオモシロイ‥ (;’∀’) 今後はわからんけど。
自分の人生、どんな親の影響があるかな?
って考えてみるのも楽しいかもしれません! (できそうな方だけ、無理なく‥)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。