「相手は本心を言っていない可能性もある」と考えて心をラクに!

佳見 そら

初めに。「すべてを疑え!」という話ではありません。

  • 相手は本心を言っていないかもしれない
  • 本心をうまく隠している可能性もある
  • 相手本人も、自分の本心がわからない場合もある

などと思った方が「自分の心がラクな場合もある」ということ。

今回の記事で言いたいことは、もはやそれだけです (;’∀’)

ここからは「相手が本心を言っているとは限らない」という具体例と「どう考えれば心がラクか」をまとめます。 また「相手の言うことを信じ切った方が心がラクな場合もある」というお話もします☆

相手が本心を言っているとは限らない

具体例を2つと、どう考えれば心がラクなのか。

具体例➀:失恋

好きな相手にフラれたとします。

自分の性格を否定されたり「もっと、こうしてほしかった」と言われたりすると、落ち込む (*_*)

ひどい場合「トラウマになり、もう怖くて恋愛できない」となることも、あるかもしれません。

でも本当に、相手は本心を言っていたの?

たとえば、相手が

  1. 新しく好きな人ができた
  2. 何か別のこと (仕事、活動など) に集中したい
  3. 家庭や仕事の事情で付き合いをやめざるを得ないけど、その事情は話したくない
  4. 付き合いの中で劣等感を抱くけど、自分が下だと認めたくない
  5. 幸せ恐怖症 (本当はまだ自分のことを好き)

などの可能性もあるのでは?

まぁ、結局どれも悲しいのだけど「自分に魅力がない」とか「自分が悪い」のではなく、縁がなかっただけかも。 特に4や5は、相手本人も「無自覚」「心の奥底の本心に気づいていない」可能性もあります。

具体例➁:誰かが何かをやめる

「やめる理由」って、必ずしも本心でしょうか?

もちろん「無難な理由」や「あいまいな理由 (一身上の都合、体調不良など)」が多いのだけど。

中には、ある程度「具体的な理由」を言われ、それにより傷ついたり罪悪感に苦しめられることもある。

学生の部活 (運動部) の例で恐縮ですが、「顧問と合わないから」という理由で複数の生徒が退部し、先生は落ち込んでいました。

でも実は「新しく入ってきた1年生がみんな上手だから嫌だ」が本心のようでした。

きっとプライドが許さなかった。でも、それを言いたくなかった。

また「親がコミュ障気味で、親同士の付き合いが無理」が一番の理由っぽいのに「子ども本人が周りとなじめなかった」と言って辞めたケースもあります。 (親御さんは、自分のせいだと思いたくなかったのかな)

大人でも似たような例はあるでしょう (仕事・習い事・何らかの活動など) 。一番の大きな理由を隠したくて、別の小さな部分を「メインの理由」としたり、中には嘘をついたり‥‥。

これらの具体例の場合、どう考えれば心がラクか

相手の話を鵜呑みにし、周りの人が

  • 自分 (自分たち) が原因だなんてショック
  • 自分がこうしていれば、違う展開だったのかも
  • 自分の力が足りなかったんだ

などと悩むケースがあります。

その時に「相手が本心を言っているかはわからない」と考える!

繰り返しになりますが

  • 相手は本心を言っていないかもしれないし
  • 本心をうまく隠している可能性もあるし
  • 相手本人も、自分の本心がわからない場合もある。

しかも、何かの理由なんて、たいてい一つではありません。

目に見えない理由も含め、複数の理由が微妙に重なり合っているもの。

「潜在意識」や「過去生」があるとすれば、そこからの影響もおそらく大きい。この場合、本人も自覚がないまま (本心に気づかないまま) 発言・行動している可能性も、多々あるのではないかと感じます。

そこまで考えると「どうせ相手の本心なんてわからない」

「だからこそ難しい、苦しい」と感じる人もいると思うけど「わからないから、考えすぎても仕方がない」とも言えます。

もちろん、状況によっては

  • なるべく相手を理解できるよう努めたり
  • 相手に寄り添ったり
  • 自分にできることをやったり

などは大切だと思いますが、考えすぎて苦しくなる必要はないのです。

「自分の都合のいいように考えてオシマイ」にするぐらいで、いいのかも。

以下の過去記事も、よろしければ。

★人間関係の「わからない」は自分に都合よく考えクヨクヨ悩まない! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜

★考えても仕方のないことにクヨクヨは「これでいいのだ」で終了! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜

★我が子の卒業文集を見てモヤモヤしたことを、どう考えるか。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜

相手の言うことを信じた方が心がラクな場合もある

反対に「相手の言うことを信じ切った方が、心がラク」な場合もある。

以前、派遣で働いていた時、とても感じのよい担当者さんがいました。

でも、派遣会社と派遣社員の板挟みで、ご苦労が多いようで‥ (._.)

そして「家庭の事情」という理由で退職されたと知りました。

私は、同じ派遣社員の立場の友人に

  • どうして辞めちゃったのかなぁ
  • やっぱりいろいろ辛かったのかなぁ
  • なぜかトラブルも多かったみたいだしね

などとペラペラペラペラ‥‥

すると友人が、穏やかに言いました。

「〇〇さんが『家庭の事情』と言っているのだから、きっと本当に家庭の事情なんだよ」

これも、考えても本当の理由はわからない‥。こっちのケースの場合は、辞める人が言った理由が「本心」「真実」ということにして終了にした方が、たしかに私の心がラクでした。

まとめ:相手の本心や真実がわからないのなら‥

「相手が本心を言っているとは限らない」という例と、どう考えれば心がラクか、反対に「相手の言うことを信じた方が心がラクな場合もある」ということなどを、お伝えしてきました。

結局、すべては「どう考えるか」で、自分の心がラクになるか苦しくなるのかが変わるのです。

心の苦しさを、ちょこっと和らげるだけでもいい。

  • 相手の発言にショックを受けた、傷ついた (>_<)
  • でも、相手の本心や真実がわからないのなら‥
  • どう考えれば、少しは心がラクになるのかな?

私はこれからも、追求していきます。

最後に。

以前の私も、本心を隠したり嘘を言ったりして、さんざん退職・退会などしてきました。

みんな「私」。 (カルマもつくってきたのだろう‥)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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