みんなできるのに自分だけできない。
「なんでできないの?」って言われても、自分だってよくわからないよ。
私もそう。
今は「笑い話」にすることもあるけど、涙があふれちゃう時もあったなぁ😢
ここでは、40代半ばの私の「みんなできるのに自分だけできないこと (できなかったこと)」や、心をラクにできる (かもしれない) ヒントをお伝えします。
私もそうです‥‥
私は、おそらく発達障害のグレーゾーン。
であるがゆえに「みんなできるのに自分だけできないこと (できなかったこと)」が多い気がします。
★学生時代で一つ例を挙げるなら「家庭科」
- りんごなどの皮むき (皮を「切る」ことしかできない)
- ギョーザづくりで、ひだの作り方がわからない
- スカート製作 (どこをどう縫うか意味不明) etc.
ラジオ体操の動きも「どうやらみんなと同じではない」と気づき、必死に家の鏡の前で練習。ダンスの授業は本当に憂うつで、毎回「自分をあざけ笑うみたいな、でも涙をこらえてる」すごく変な表情だったと思う。
★いまだにできない or 難しいこと
- スマホを使うこと全般 (40代にしてはあり得ないレベル)
- グループラインに入ること (入っても上手くやりとりできない)
- 古新聞とかをまとめて結わくこと (超ヘンな独自の結び方)
- 説明会や講演会などを最後まで集中して聴くこと
- 料理の揚げ物&お肉を焼くこと (ベチャベチャとか硬すぎるとか)
- 映画やドラマ、小説の内容を理解すること (理解できる作品が少なすぎる)
- 髪を結わくこと (自分のも子どものも一つ結びしかできない)
- 外での仕事・パート (長く続いたためしがない)
とても書ききれないので強制終了させますが、「興味のないこと」は信じられないぐらい知識がないし、何度聞いても覚えられない (*´ω`)
★「あり得ないレベル」から「ちょっとは克服」できたこともあります。
- 車の運転 (回数を重ねて少しはマシに)
- 料理 (毎日やるうちに少しはマシに)
- 水泳 (スクールに通ってクロールと平泳ぎができるように!) etc.
人の何十倍の時間がかかっても「めげずに続けること」でコツをつかんだり、プロの先生に教わることで「コツがつかめた」ということもありました。
「自分だけではない」と思うだけでも心が軽くなる
みんなできるのに自分だけできない。
と感じるのは、あなただけではない。大丈夫。
ただ「何ができないのか」は、人によって違うよね。
- 仕事・家事・作業などの一部のこと
- 体の動き・動作的なこと
- 人間関係やコミュニケーションに関すること
- 心 (感情) のコントロール的なこと
- 何かを続けること
- 恋愛・結婚
- 妊娠・出産・子育て etc.
「悩みの深刻さ」「原因がわかるか否か」も、それぞれでしょう。
インターネットがあることに感謝しつつ、いろいろ検索して「似たような仲間」を積極的に見つけましょう。
読んで「心の支え」にするだけでもOKだし、書き込みや発信をしたくなれば、すればいい。
「自分だけではない」「一人じゃない」と思うだけで、心がチョット軽くなるもの。
以下の記事は、いろんな人の「みんなできるのに自分だけできないこと」が書かれていてオススメです。
☆普通の人が普通に出来ることがうまくできない。当たり前なことが難しい。生きている価値ないのかなっていう人間 (blindletter.com)
☆みんなできるのに自分だけできないこと | ガールズちゃんねる – Girls Channel –
心がラクになるかもしれない7つのヒント
誰でもラクになれる魔法のヒントはないけど。少しでも「あなたにハマる」フレーズがあるといいな。
本当に「みんな」なのか
悩んだりネガティブになってる時って、たいてい視野が狭くなってる。
「みんな」できるのに自分だけできない。その「みんな」って
- 今のクラスメートとか
- 今の職場・コミュニティとか
- 自分の周りにいる4,5人とか
だったりしませんか?
以下の記事にも書いてますが、日本人の1億2570万8382人 (2021年10月時点) 全員なんてことはあり得ないでしょう。
みんなって誰?「みんな」って聞いたら立ち止まれるとラクで幸せ。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
環境やコミュニティが変われば、悩みが消える。そんなことも、十分あり得る。
今苦しくても「環境が変わる4月まで頑張ろう」と考えたり、どうしてもつらい場合は逃げるのも一つ。環境が変わることで「自分と似たような人がいた」「優しい人が多くて居心地がよくなった」という経験を私はしています。
そもそも「たいしたこと」か
自分の「みんなできるのに自分だけできないこと」は、本当に深刻か考えてみる。
たとえば、私の「みんなできるのに自分だけできないこと」の中で、
- ラジオ体操、ダンス、水泳
- スカートをつくること
- ギョーザのひだを作ること
なんて、泣いたり悩んだりしたの、学生時代だけ。
はっきり言って、スカートもギョーザもつくらなくていいし。しかもギョーザなんて「ひだがなくても焼いた時に皮は開かない」「ひだなしの方が美味しいと感じた人が多い」という実験結果すらあるほど。
もちろん学生の方など「渦中にいる今が、つらい」という気持ちもわかります。でも心の中で「こんなことできなくたって、この先困らない」と思うだけで、少しラクになるかもしれません。
みんなできるのに自分だけできない=ダメではない
だいたいの人が、一般的な日本の学校に通った or 通っている人だと思います。
基本的に「みんなで同じことをし、それに対して評価される」。
これにより、みんなできるのに自分だけできないことが「ダメなこと」だと、刷り込まれていく。
世界に目を向ければ、違うかたちの学校がたくさんあるし、日本でも一部の私立学校とか特別支援学校とかは、一人一人の個性・特性を大事にした教育を展開しています。
はっきり言い切れます。「みんなできるのに自分だけできない」は、ダメではありません。
世界、宇宙と視野をひろげれば、どんなことも「素晴らしい個性」だったり、後述する「自分だけの魂の道 (使命) 」であったり‥。多くの人が、もっと自分に自信を持っていい。
ただ、今の日本では「みんなと違うのはダメ or 変」って思う人が多いから、生きづらいよね (*_*)
だから、今のところは
- ラクに生きられる「自分なりの工夫」を考えたり
- できることは試したり、できる範囲で頑張ってみたり
- 似たような人の意見や方法を参考にしたり
した方が、幸せに生きられるのかも。
でも、未来に希望を持ちたい! 持てる!
昔に比べたら、どんどん「多様性が認められる社会」になってきているし、占星術で言う「風の時代」に入ったことも「みんなできるのに自分だけできない」と思う人が生きづらくなくなる期待大なのです☆
自分のできる範囲でやればいい
空を飛ぶイメージで、いろんな人や生き物を見てみると。
「自分ができる範囲で、できることをやればいいのかな」って思えてくる。
アジサイは、ただアジサイとして咲き、桂の木は、ただ桂の木そのものとして生きている。
仕事や活動をしてる人も「自分にできること」をやってるまでなのかなって。
- 自分より上を見て「自分はダメ」と思うとか
- 人と比較して落ち込むとか
- 「普通はできるのに」って、勝手に「普通」をつくったり‥‥
そんなこと、しなくていいのかも。ただ、自分であればいいのかもって思えてくる。
みんなできるのに自分だけできない。そういう人がいてもいい。
今の自分を、ただ受け入れて、今の自分にできることをする。生きるだけで精一杯の人は、今はただ生きるだけでいい。「ありのままでいいんだ」って思う (なかなか難しいかもしれないけど…)。
人の役に立つ行動をする
自分が無理なくできる範囲でいいんです。
- 周りの人を思いやる行動を心がける
- 「一日一善」をする
- 自分にできるボランティア活動などをやってみる
小さなことでいい。人の役に立てると、幸福度や満足度、自己価値観などが上がるし、人を思いやることで「幸せホルモン」も脳に分泌されるそうですよ。
詳しくは以下の記事にまとめました。
自分のためにもなる!一日一善の効果。一善の具体例もご紹介! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
自分の長所や、今あるものに目を向ける
落ち込む時間があるのなら。
「自分の長所」「今あるもの」「自分を褒めること」を書き出してみませんか?
落ち込んでいるより有意義で、「いい気づき」も得られますよ!
★「自分の長所」は
- 自分で思う「自分のいいところ」や
- 人から褒められたことがあることや
- 短所も長所に置き換えたりする (例:仕事が遅い⇒丁寧にやる)
誰にも提出しません。どんどん書いてみましょう。
以下の記事の中では「自分の長所を100個書くコツ」もご紹介しています。
自信がない人は短所を長所に変換しよう!長所を見つける3つの方法 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
★「今の自分にあるもの」も、自由に書いてOK。
- 〇〇はできなくても△△はできる
- 〇〇はできないけど△△は持っている
- 家族がいる、友人がいる、趣味や楽しいことがある
- 屋根のある家に住めて、お腹いっぱい食べられて、布団で寝られる
- 水や電気が使える、スマホが使える、便利な電化製品がたくさんある etc.
世の中に「あたりまえのこと」なんてないんですよね。
★「自分褒め」は、毎日やると効果倍増!
どんなに小さなことでもいい。人の基準は関係なく「自分のモノサシで」OK。
- 今日、自分が上手くできたこと
- 自分なりに頑張ったこと
- 人から褒められたり「ありがとう」と言われたりしたこと
を毎日ノートに書く。ついでに
- ありがたいと思ったこと
- 「嬉しい」「心地いい」と感じたこと
- 「楽しい」「美味しい」と感じたこと
なども書いていくと、だんだん自分が満たされていき「できないこと」などに目を向けにくくなります。
(続けるうちに、自分の心が周りの世界にも反映され、人からも褒められやすくなるオマケつき)
もし「自分より不幸な人を思い浮かべるとラクになる」のなら‥‥。
そんな自分を責めずに、とことんラクになってOKです。 以下の記事もご参考に…。
自分より不幸な人を見て安心する。そんな自分を受け入れてラクに。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
魂の道 (使命) につながっていると考える
一人一人に、違う「魂の道」「使命」がある。という考え方があります。
「使命」と聞くと
- 「天職を見つけて全うする」とか
- 「多くの人にいい影響を与える」とか
- 「立派なことを達成させる」とか
大きく考えがちですが、別にそうでなくてもいい。
みんなできるのに自分だけできない。だから「わかること」「伝えられること」もある。
- 同じような人の気持ちがわかり、共感してあげられたり
- 便利な物やサービスを調べてSNSで紹介したり
- 努力をして克服できたら「工夫」や「コツ」をわかりやすく伝えられたり
ほんの小さな行動でも、誰かをすごく支えることがあると思います。
あとは、たとえば「外での仕事が続かない人が、主に自宅でできる仕事の方に魂の道が隠れている」など、「どうしてもできないこと」が自分の使命を見つけるヒントになることもあります。
まとめ:空を見上げよう
「みんなできるのに自分だけできない」と辛い思いをしている方へ、心がラクになる (かもしれない) ヒントをお伝えしてきました。
最後に一つ。
できているあの人も、
- 実は大変な思いをしてやっているのかもしれないし
- 見えない努力をして克服したのかもしれないし
- 別のことで苦労や悩みがあったり、つらい過去があったりするかもしれない
と考えながら、外に出て、胸を張って、太陽の光を浴びながら歩いてみよう (真夏は暑いけど‥)。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。