ちょっとした相槌や社交辞令なども含めれば‥‥
「私は全く嘘をつきません」という人は、おそらく少ないもの。
それを示す研究結果も複数あるほどです (‘_’)
だからこそ、他人の嘘がわかった時、いちいち腹を立てたり「嫌だな」と思ったり。
あるいは「褒められたけどお世辞かも」「あの言葉が嘘だったらどうしよう」などと疑ったり。
いちいちネガティブ感情になっていては、自分が損しちゃう (´Д`)
ここでは、嘘にも種類や程度があるということや、私が採用している「他人の嘘がわかった時、ネガティブにならない考え方」をお伝えします☆
嘘にも種類や程度がある
前回の記事と重なる部分もありますが…。
まず「嘘」は、大きく分けて2種類。
- 人間関係を円滑にする嘘、他人を守る or 喜ばせる or 向上させるための嘘
- 自分の利益のためだけの嘘、他人に迷惑をかける嘘、他人を傷つけたり騙したりする嘘
前者は「ついていい嘘」と考える人も少なくないし、後者は「ついてはいけない」「つかない方がいい」と考える人が多いでしょう。
また「ささいな嘘」~「多くの人に多大な影響を与えるような嘘」まで、嘘の大きさもまちまち。
「許せる嘘の範囲」「嘘に対する考え方」も、人によって違いますね。
- 「どんな状況であれ、嘘は絶対によくない」と思う人もいれば
- 「他人を守るための嘘ならいいんじゃない?」とか
- 「保身や自利のための嘘でも、これぐらいならいいんじゃない?」など。
あまりにもひどい嘘を許そうとは言いませんが、「世の中に嘘はあるもの」「嘘に対する捉え方は人それぞれ」ということを素直に認めて受け入れられると「心のラク」につながります☆
よかったら前回の記事も読んでみてください。
ついていい嘘もある?一切ない? いろんな意見を受け入れてラクに。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
他人の嘘がわかった時、ネガティブにならない考え方
せっかくなら、愛を持って嘘と付き合っていきませんか?
「他人の嘘がわかった」は思い込みかも
「嘘を見抜く方法」で検索すれば、いくらでも情報が出てくる~。
たしかに相手の態度や表情、話し方から「あやしい」と思うこともあるし、実際に見抜けるケースもあるでしょう。
でも基本的には「可能性」の話。 多くの場合「嘘だ」と確定させられるわけではありません。
- 相手が手で口を押さえてるけど、ランチでニンニクを食べたことを思い出したのかも
- 急に言葉が多くなったけど、相手が「嘘だと思われたらどうしよう」と不安になってるだけかも
- 相手が突然きょろきょろし出したけど、普段からそういう落ち着きのない人なのかも
「嘘だ」と決めつけて嫌な気分になるぐらいなら、「嘘かもしれないし嘘じゃないかもしれない」と、あえてグレーのままで終わらせる。 深刻な状況でない限りは、この方がラクで幸せです☆
思いやりからの嘘ならいいんじゃない?
八方美人かもしれませんが「嘘をつかない人」「嘘をつけない人」も好き。
- 本心がわかるから安心できるし
- 物事がスムーズに進みやすくなるし
- 褒めてもらえれば心の底から喜べるし。
でも、思いやりや「人を傷つけたくない」という気持ちから、なんとなく人に合わせたり小さな嘘をついちゃったりする人の方が、私の周りには多いかなあ、今も昔も (^-^;
中には
- 私には上司の悪口を言いまくるのに、上司本人の前では「大好きなんです~」とか言う人
- 「よく『今度ランチでも』と言うけど、本当はそう思ってないだろ?」という人
- 明らかに全くできてないのに「すごい! できてる、できてる!」とか言う人
などもいて、以前の私はムカついたりしてたけど ( ;∀;)
今は「社交辞令やお世辞、他人を傷つけないための嘘などは、大目に見ればいいんじゃない?」と思います。
いちいちムカついても、自分が損するだけ。
ムカついて、しかもその感情を長引かせると、他にもムカつく現実を引き寄せやすくなります。自分の心によくない=体にもよくない=美容にも悪影響だし (*ノωノ)
「まっ大したことのない嘘だ」「人を陥れたり迷惑をかけたりする嘘でもないし」と考え「まあ、いいか~」で終わらせる。その方が自分にも周りの人にも好影響でしょう。
「まあ、いいか~」の効果や使い方は、以下の記事を☆
「まあいいか」を口癖にする3つの効果と、心をラクにする使い方。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
ちょっと許しがたい嘘の場合は…
中には「まあ、いいか~」で流せない嘘もありますよね。
- 彼氏・彼女・配偶者などが過去のことで嘘をついた
- 家族や親しい友人などが大事なことを隠している
- 上司や同僚が保身のために嘘をついている
- 嘘をつかれ、迷惑をかけられた、傷つけられた
- デマ、いたずら、騙された etc.
このような場合、まずは感情的にならず、冷静に考えてみる。
本当に深刻な場合は、しかるべき対処、対応が必要でしょう。
中には、弁護士や警察、専門家などに相談すべき内容の場合もあるかもしれません。
直接相手に問いただす場合は、穏やかに冷静に。あらかじめ聞く内容をメモしたり、話し合いの場面をシミュレーションしたり、場合によっては録音の準備もしておくと、よいかもしれません。
本人に問いただす前に、誰かに相談した方がいい場合もあるでしょう。ただ、相談相手の選び方は間違わないようにしてくださいね。(ご興味のある方は、以下の記事を…)
悩みを軽くする!相談相手の選び方とコツを基礎から教えます。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
でも「そこまで深刻ではない」という他人の嘘も、意外と多いもの (‘_’)
私は内容に応じて、以下のような考え方をできるよう努めています。
- 人は弱い。自分を守る嘘をつくこともある
- 相手は超孤独 or 心に闇を抱えてる or 心が病んでるのかも
- (私の前では) かっこいい自分、素敵な自分でいたいのかも
- 相手は、自分の弱さを人に見せたくないのかも
- 「余計な心配をかけたくない」という思いやりからの嘘かも
- 相手自身がそれを思い出したくないほど辛くて隠しているのかも
- 保身=その人の家族を守ることにもつながるのかも
- 嘘だと、わかる人にはわかる。神様やお天道様は見ている
- 悪い嘘の場合は、私がどうにかしなくても、いずれその人に返る
- 私だって似たような嘘をついたことがあるし
- 私も同じ立場になれば嘘をつくのかもしれないし etc.
相手の嘘が許せない、嫌だ、腹が立つ、悲しい‥‥こういう感情をゼロにしなくてもいい。でもネガティブ感情を100%から80%とか50%とかにする。要は「少し和らげる」感じです。
まとめ:嘘と共存する!
「嘘にも種類や程度があること」「他人の嘘がわかった時、ネガティブになりにくい考え方」をお伝えしてきました。
繰り返しますが、たちの悪い嘘、ひどすぎる嘘も「無条件に許そう」と言っているのではありません。
少しでも、他人の嘘による「自分のネガティブ感情」を減らしていこう。その方が自分の「心のラク」と「幸せ」につながると思う、というお話でした (^-^)
自分なりの「他人の嘘と上手に付き合う方法」を考える、きっかけにしていただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。