「怒りを静める方法」っていろいろ言われていますよね。
でも、案外「怒ると損する」と知るだけで効果があるのかも。
シンプルに。自分が損するのはイヤだよね (/ω\)
そう、飽くまで「自分のために怒らない」でいい。
ここでは「怒ると損する理由」を私の知識と経験をもとにまとめ、「でも怒っても自分を責めないでいい」というお話もしていきます (‘ω’)
怒ると自分が損する理由
なぜ怒ると損するの? 理由を7つに分けてお伝えします。
体によくないから
怒ると損するよ、だって
怒る⇒ストレスがかかる⇒自律神経が乱れる⇒血圧が上がる & 免疫力が下がるから。
たまに怒るぐらいならともかく、怒りっぽい人は
- 病気や感染症になりやすい
- 胃腸の調子が悪くなりやすい
- 自分の体の弱い部分 (頭痛持ち、肩こり etc.) の症状が出やすい
とも言えるでしょう (+_+)
「自律神経」については、以下の記事で解説しています。
気にしすぎを改善したい!自律神経を整えるのが大切な理由とは | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
しかも、単純に「怒ると疲れる」。40代半ばの私は、先日つい子どもに怒っちゃった後にぐったり疲れ、「体力落ちたなぁ」と笑っちゃったよ ( ;∀;)
力を発揮できにくくなるから
実力を発揮するためには、適度な緊張・興奮が必要だと言われます。
でも、怒って自律神経が乱れると、
- 興奮しすぎたり
- 焦ったりパニックになったり、
- 動揺しやすくなったり‥‥。
すなわち「自分が出せる最大限の力」を発揮できにくくなる。
自律神経は、一度乱すと、なんと 3~4時間戻らないそう ( ゚Д゚)
小林弘幸先生は著書で「外科医の現場は動揺が許されないため、スタッフのミスなどに怒っていてはダメ」と言います。自律神経を乱すといいことは一つもないので、怒りを静める工夫や考え方を取り入れているようです。
人間関係が上手くいきにくくなるから
「人の悩みの大半は人間関係」とも言われるから‥‥
人間関係の悩みをいかに減らすかが、心地よく生きられるポイントとも言えるのでは?
怒りっぽい人は、単純に人から好かれにくいですよね (´Д`)
また、一度怒っただけでも
- 「感情のコントロールができない人」という評価になる
- 「怒る人って苦手」と思っている人に避けられるようになる
- トラブルになったり、相手の怒りや憎しみを招いたりすることも‥。
冷静に「あえて怒った方がいい」「怒っていることをアピールした方がいい」と思う場面はそうすればいいでしょう。でも衝動的に、感情のまま怒ることは、人間関係の面でも損することが多いと思います。
美容面でもよくないから
怒ることはストレスになるので、美容面でも悪影響。
怒りっぽいほど
- 肌のターンオーバーが正常に行われず、肌トラブルを招く
- 抜け毛や白髪が増える
- 暴飲暴食や偏食により太る
- 無意識のうちに歯をくいしばり、歯のすり減りや割れ・欠けにつながる
- 眉間にシワができ、だんだん深くなっていく
- 顔つきが悪くなる、悪い顔つきが普通になってしまう
などの可能性も高くなります。
美容面に限っては、年齢を重ねれば重ねるほど、怒ると損すると言えますね (>_<)
その場の周波数 (波動) が下がるから
誰かが怒ることで、場の周波数 (波動、エネルギーとも言う) が下がります。
わかりやすく言うと「空気、雰囲気が悪くなる」ということ。
周りに人がいる場合、周りの人の気分も悪くなりやすく、それだけ多くの悪いエネルギーが漂う…。
場の周波数が下がると、悪いことが起こりやすくなります。これは「なんとなく」の話ではなく、量子力学 (物理学) で言われる「目に見えない素粒子」のスゴイ影響。
自分が怒ることで、自分がいる空間に悪いことが起こりやすくなるから、自分が損するというわけですね。
量子力学については、専門の本やサイトを。以下の記事でも少し解説しています☆
量子力学がよくわからなくてもOK。利用だけさせてもらっちゃおう! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
昔から言われているから
ことわざや故事成語は、古くから言い伝えられてきた教訓・知識・風刺などを含んだ言葉。
今の時代には合わなくなってきているものもありそうですが「怒ると損する」という意味のことわざ・故事成語は、いつの時代にも合いそう (‘_’)
- 怒りは敵と思え
- 短気は損気
- 一朝の怒りにその身を忘る
- 一朝の怒りに一生を過つ etc.
仏教の教えでも、人間の諸悪 (あらゆる悪い行い) であり苦しみの根源とされる「三毒」の中に、瞋 (シン:怒りの心や憎しみの心) が入っています。
怒りは怒りを呼ぶから
怒っていると、さらに怒りたくなることが自分の周りに起こりやすくなります。
これは、脳のRASという機能や、先に述べた量子力学的にも説明ができること。
たしかに私の経験からも
- 上司に怒りの感情を抱いたら、上司の悪い部分がどんどん思い浮かんだり
- 子どもに怒った時、ついでに旦那にも怒っちゃったり
- 怒りの話を友達にしていたら、さらに怒りたくなる情報を聞いたり
- 仕事中に心の中で怒っていたら、次から次へとクレームの電話を引き寄せたり
- 怒りながら食器を洗っていたら、食器を割ったり‥‥
一度怒ってしまうと、その怒りが大きくなったり、他のことにも怒りやすくなったり、悪いことを引き寄せたり‥。自分が損することが、どんどん膨らみやすくなるのです (/_;)
でも怒っちゃっても自責・自己否定しない
だから、今の私のスタンスとしては「なるべく怒らない」。
怒りたいことがあっても、ワンクッション置いて、冷静に伝える感じを心がけています。
まあ、そもそも以前に比べて怒りの感情が減ったのだけど‥
それでも、つい子どもに怒っちゃうこととか、まだある (._.)
怒りっぽい人が、怒ることをいきなりゼロにするのは難しいよ。
一回でも怒りを止められたら、ほんの少しでも減らせたら、自分を存分に褒めてあげたいですね。
もし怒ってしまっても「人間だし仕方ない」と、自責や自己否定をしなくていい。後からフォローしたり次に生かしたりできれば、それでいいのだと思います。
まとめ:「自分が損するから怒らない」でOK
怒ると損する理由と、怒っちゃっても自分を責めないで、というお話をしてきました。
「この人、人格が優れているなぁ」「神みたい」と思う人もたまにいますが、皆が皆、そうはなれないでしょう。
「自分が損するの、イヤだな。だから怒らないようにしようっと」でOK!
心理学で言われる「損失回避の法則」にある通り、人間は得よりも損に強く反応するのだそう。(実験によると、損と得とでは心理的なインパクトに2.25倍の差がある!)
私も、イラっときても、半分は「自分のために」なるべく止めてます (半分以上かな…)
全く怒らないようにするのは難しくても「怒るのは損」と思うだけで「怒りを静める方法を試そう」という気にもなる!
簡単な方法は「深呼吸」とか「6秒待つ」とか。「もう怒らない」と強く決めるのも一つです。
以下の記事も参考になりますよ☆
イライラを抑える!私が試した「すぐにできる方法」11個ご紹介。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。