「すき間って 味なんです」
六花亭というお菓子メーカーの、ある商品のキャッチフレーズ。
生活の中の「隙間」も、大事な味なんだろうなぁ。
埋めるのも、隙間のままにするのも、どれも大事な「自分だけの味」につながる。
だから安心して選べばいいのだと思います。
ということで、ここで言いたいことはオシマイ (;’∀’)
ここからは、「隙間時間」の意味や例、隙間時間の使い方を考えよう (埋めまくるのも隙間のままにするのも状況に応じて選ぶのも自由) ということをお伝えします。
「隙間時間」の意味・例
「隙間」の意味は
- 物と物の間の、わずかな空間。
- 日常生活の中の空いた時間。暇な時間。
- 見落としやすい部分。盲点。
- 心のゆるみ。油断。人に攻撃されやすい部分。
- 心の空白 (ネガティブな意味合い)。
これから取り上げるのは 2番の意味で「隙間時間」とも呼ばれます。
隙間時間とは、たとえば
- 予定が入っていない時間
- プライベートでの完全な自由時間
- 家事・仕事などの合間や休憩時間
- 電車やバスなどで移動する時間
- 順番や人を待っている時間
などのことを指します。
あなたは現在、どのような「隙間時間」がありますか? 書き出してみると、明確になりますよ! 5~10分のもの、けっこう長く空いているもの、あるいは「生活のほどんどが隙間時間」という場合もあるかもしれません。
隙間時間をどうしたい?
隙間時間の使い方は、本来自由なはず。
埋めまくるのもOK
一般的には「隙間時間を有効に活用しよう」と言われることが多い。
- 勉強・読書・情報収集
- やってみたいこと・趣味など
- 健康につながること (軽い運動など)
- 十分にやれていない家事・育児
- 人との交流 (SNSを含む)
などが思いつくし、それらを勧められることが多いですよね。
ありがたいことに、現代は「隙間時間を埋めるもの」が溢れている。
娯楽も学びも選び放題、ユーチューブなどで気軽に取り組むこともできます。
隙間時間を有効・有意義に使うことで、以下のようなメリットもあるぞ!
- 知識や経験が増える
- 学びの効果が高まる
- 生活の充実感が増す
- ストレスの発散や軽減ができる
- 心身が健康になる etc.
以前の私は、隙間時間をすぐに埋めたがってた。 遊びの予定を入れたり「成長したい」「意味のあることをしなきゃ」と頑張ったり‥。 いろんな体験ができたし、それも本当に素晴らしい (*^-^*)
隙間のままにするのもOK
冒頭の「すき間って、味なんです」のお菓子は、
- くるみの「すき間」があり
- すき間は「空気」で
- この空気加減が味をつくっている
と言います。
そうか、隙間時間も、隙間のままでもいいじゃん。
ただ生きているだけで、それなりに「やること」「やらなきゃいけないこと」はある。 いろいろ頭で考える、心で感じる。
隙間時間ぐらい、「何もしない」「何も考えない」「何も感じない」のも、いいのでは?
それが逆に「より人生を味わうこと」「自分の味をつくること」に、つながるのかもしれない。
「何もしない&考えない&感じない」は、実は「瞑想をしている」とも言えます!
★瞑想を長期間続けることでの精神的効果は、実証済。
- 不安やストレスが減る
- 感情のコントロールをしやすくなる
- 集中力が高まる etc.
★何もしない時間を取り入れることでの「期待できるメリット」は他にもあるそう。
- 脳が情報を整理し、新しいアイデアや解決策が生まれる
- 記憶や情報を結びつけ、ひらめきを促す (デフォルトモードネットワーク)
- 脳や心を「空っぽ」にすることで、心からのやりたいことが思い浮かぶ
- やりたいこと・やるべきことへの集中力が高まる
- 体や脳の疲れが軽減される etc.
★「何もしない&考えない&感じない」の方法も、いくつか挙げます!
- 椅子に座り、リラックスして目を閉じる
- 窓から景色を眺める
- ただただロウソクの炎を見る (火の取り扱いに注意)
- 自然豊かな場所でボケーっとする
- どこか一点を見つめる etc.
「何かしなければ」「何もしない自分はダメだ」などと思う必要はない。私は「何もしない」をしている! 隙間時間に何もしないことで、逆によりよい人生になるかもしれないのだから。
もちろん、状況に応じて選ぶのもいい
隙間時間の使い方 =「埋めまくる」か「何もしない」か。
という両極端ではなく、どちらも取り入れる (というケースが実際は多いでしょう)。
割合や方法は、自分で自由に決めればいい。
たとえば
- 体力気力がある時は隙間時間をどんどん埋め、疲れている時は何もしない
- 「今が頑張り時だ!」と思う時は隙間時間を埋め、余裕ができたら何もしない
- ただただ気が向くままに、隙間時間を埋めたければ埋め、何もしたくなければ何もしない
- 1ヶ月に1日だけ「ほぼ何もしない日」をつくる
- 毎日〇分「何もしない時間」を設ける
- 家族や周りの人の都合に合わせ、無理のない範囲で「何もしない時間」をつくる
- 通勤電車の中や病院の待ち時間には「何もしない」と決める etc.
でも「『何もしない』が上手くできない」「つい余計なことを考えてしまう」という人は‥‥
完全に「何もしない」のではなく、何かに熱中し「余計なことを考えない時間」にするのもいい。
それを「動的瞑想」と言い、以下の記事に「動的瞑想の例」を多数挙げています!
瞑想って簡単! 静的瞑想でも動的瞑想でも,自分に合う方法でOK。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
まとめ:どれもOK、優しく包む。
隙間時間の使い方は「埋めまくる」のも「隙間のままにする」のも「状況に応じて選ぶ」のも自由、 ということをお伝えしてきました。
本来、どれでもOKなのです。
この世界で生きる限り
- 周りの人との調和を図らざるを得なかったり
- 誰かに何かを言われたり
- 自分で自分をジャッジしたり
ということが、どうしても出てくるけど。
それらも受け入れた上で、本当は、どれをどんなふうに選んでもいい。
どれを選ぶ自分も、どれを選ぶ周りの人も、いつでも優しく、ちょっと力の抜けた笑顔で包みたい。
穏やかに、そこに咲いてくれる、お花のように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。