とある子育てセミナーでの「どんな子に育てたい?」との質問。
目立った答えが「優しい子」「思いやりのある子」。
現在小学生の二人の子どもがいる私も、パッと思い浮かんだ答えでした (;’∀’)
まあ「優しい」にもいろんな形があると思いますが、我が子に基本的な思いやりの心は持ってほしいもの。
ここでは私の学びと経験をもとに日々心がけていることを、ちょっとエラそうにお伝えします☆
ベースは「親の背中を見て子は育つ」
子どもに「優しくしなさいっ」と言うよりは、自分が普段から優しい態度を見せる (*^^*)
これを日々意識 (もちろん状況に応じて「お友達に優しくしようね」などと声をかけることはあります)。
もし、親が思いやりのない発言や態度ばかりだったら、
- なんせ説得力がないし
- 子どもが「親の前でだけ優しくしとけばいいや~」と思う可能性があるし
- 思いやりのない発言や態度が子どもの脳に刻み込まれ、影響を与えていく‥。
よく「自分が変われば他人も変わる」って言いますよね。
一番わかりやすい例が「一緒にいる時間が長い人の態度や口癖は移りやすい」ということ (ミラーニューロンという脳の細胞の働きにより)。
ましてや子どもにとっての「親」は、なおさらです ( ゚Д゚)
子どもを「根本から優しい子」に育てたければ、親が家族や友人知人、見知らぬ人に対しても、思いやりの心を持ち、その姿を見てもらう。これが遠回りのようで近道なんだと思います。
優しい子に育てたい!私が心がけている5つのこと
とエラそうに言っても、いつでもどこでも思いやりの心を持つのは難しい ( ;∀;)
「人に優しくする」と言っても、自己満足に過ぎないこともあるだろうし。
でも難しく考えすぎず、日々なるべく心がけていることをまとめます☆
思いやりの気持ちを持ち、行動や言葉で表す
意識的に
- 相手の気持ちを想像する
- 自分がされたくないことは人にしない
- 自分がしてほしいと思うことを人にする
ということを「コツコツ習慣づける」ようにしています。
相手あることだし、人それぞれ価値観が違うので、難しい部分もあるけど‥(;’∀’)
ちなみに、人を思いやることで「体の免疫力が高まる」「脳が活性化される」「不安やストレスが和らぐ」など、自分の幸せにもつながるらしいですよ !(^^)!
詳しくは、以下の記事に☆
自分のためにもなる!一日一善の効果。一善の具体例もご紹介! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
具体的な思いやりの行動としては、
- 相手の話に共感して寄り添う
- 思いやりのある「車の運転」を心がける
- バスや電車内で、必要に応じて席を譲る
- 困っていそうな人がいたら声をかけ、必要に応じて手助けする
- 自宅で見つけた虫を殺さずに逃がす etc.
普段から心がけることで、子どもと一緒にいる時や子どもが見ている時も、そういう行動が自然と出ます。
無理のない範囲でコツコツ続けると、子どもと一緒にテレビを見ている時や、子どもと会話をする時などに「人を思いやる言葉」も自然と出るようになるでしょう☆
子どもに対し、優しくする
実は、私にとって意外に難しいのがこれ。
わかっていても、つい
- イラっとして感情的に叱ったり
- 話を適当に聴いてしまったり
- 共感するより自分の意見を言ったり
してしまう “(-“”-)”
でも、できる範囲で、
- 子どもに共感しながら、最後まで話を聴く
- 叱る時は叱るけど、感情的にならない (怒らない)
- 一日一回スキンシップをはかる (マッサージ、頭をなでるなども含む)
ことを心がけています (*^。^*)
「可愛がられ、抱きしめられた子どもは、世界中の愛情を感じとることを覚える」という名言があります。
まずは子どもに愛情を注ぐことで、子どもが周りの人からの愛情を感じられるようになり、他の人にも自然と愛情を持って接することができるようになるのかもしれません。
愚痴・人の悪口を言わない
困っている人には優しくできても、嫌いな人や悪いことをした人には優しくできない (~_~メ)
仕方ないとも言えるのかもしれませんが、できる限り
- その人にも「事情」があるのかもしれない、と考えたり
- つらい過去があったり恵まれない環境にいたりするのかも、と考えたり
- その人の立場を本気で想像してみたりする。
で、言葉にして子どもにも伝えるようにしています。
プラス、決して子どもの前では人の悪口を言わない (子どもがいない場所で別の誰かに言うとよいでしょう)。
子どもが先生やお友達の悪口を言うことはありますが、聞いて共感はしつつも
- 先生も忙しかったのかもね
- 何かムシャクシャするようなことがあったのかねぇ
- 体調が悪かったのかもしれないね
などと、相手を思いやる言葉を一言発するような感じを心がけています。
人や物事のよい面を見るようにする
自分のいいところを見てくれた先生や友達のことって、ずっと覚えています。
宝物のような記憶として残る (^-^)
子どものいいところに目を向けるのはもちろん、日頃から周りの人や物事の「よい面」に目を向ける癖をつける。
そうすると、自然と人を褒めたり尊重したりしやすくなります☆
「いいところ探しゲーム」みたいに、楽しむのもオススメ (*^▽^*)
コツコツ続けてわかったのですが、人や物事のよい面を探したり、積極的に目を向けたりすると、自然と思いやりの気持ちが湧きやすくなる。愚痴や悪口も出なくなってきますよ!
反対に、悪いところばかりに目を向ける癖がついていると‥‥
そのうち「お母さんのこういうところがイヤだ!」「お父さんのここはおかしい!」などと言われる日が来るかも (言われなくても、そんなふうにばかり思われるかも) (‘Д’)
いつでもどこでも感謝を心がける
人や物事の「よい面」に積極的に目を向けると、感謝の気持ちがムクムク(´∀`)
子どもに「ありがとう」と言うのはもちろん、家族や他の人にも感謝の言葉を伝えるよう心がけています。
また、子どもに言ったり、独り言のようにぶつぶつ
- 「美味しいご飯が食べられて、ありがたいね」
- 「修学旅行の代わりの行事を企画してくれて、ありがたいね」
- 「パリーグTVがあるから毎日野球を見られて感謝だね」
- 「お友達がお手紙を持ってきてくれて、ありがたいね」
- 「エアコンがあるから快適で、感謝だね」‥‥
何かにつけ「ありがたい」「感謝」を口にするようにする (たまに押しつけっぽくなっちゃうので気を付けないと…( ;∀;)
やはり感謝を心がけることで、自然と思いやりの気持ちが湧きやすくなると感じます。
しかも、感謝体質になれると、なんと自分の体にも心にも脳にも人間関係にも、嬉しいことばかり (^O^)
ご興味のある方は、以下の記事を(長いので斜め読みで…)☆
感謝は幸せへの一歩。感謝の効果を知れば感謝したくなる! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
まとめ&「すでに我が子は優しい」と思うのもいい!
「優しい子に育てたいなぁ」という思いから私が心がけていることを、まとめてきました。
もう一つ。裏技α。
子どもがどんな発言や態度をしようと「すでに我が子は優しい!思いやりがある!」と強く思い込む (決めちゃう)!
それだけで、
- 脳のRAS機能により、子どもの優しい部分を見つけやすくなるし
- 心理学のラベリング効果で、本当にそうなりやすくなるし、
- 量子力学の法則から、意識を向けたように現実が創造されやすくなるとも言えるからです。
ぜひ無理のない範囲で、ゆるく楽しみながら、お互いやっていきましょう (‘ω’)ノ
以下の関連記事のリンクも貼らせていただきます。
思いやりのある人になりたい! 今日から始められる3つのこと。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。