ここで言う「問題」の意味とは「解決すべき事柄」「課題」。
でもこれ、自分が「問題」と思わなければ「問題」にならない。
あなたの周りに、以下のような人はいませんか?
- なんでもかんでも問題としてとらえる人
- あえて問題を探しちゃう人
- 小さなことも、すぐ大きな問題と考える人
結論から言うと、こういう人の言うことは、一度フィルターにかける。
自分で「本当に問題かどうか」を冷静に考えましょう、ということです。
今回の記事で言いたいことは、オシマイ (笑)
ここからは「問題と思えば問題になる」についての解説や、すぐに問題にしちゃう人の具体例、付き合い方などをお伝えしていきます。読みたい方だけ、お付き合いください (^-^)
問題と思えば問題になる
あなたが「問題」と思わなければ、それは「問題」にならない。
奥平亜美衣さんの本で知り、目からうろこが落ちる思いでした。
かつての私は、すぐに「問題」って思うタイプだったから。
- 自分の短所ばかりに目を向け「問題だらけ」と思う
- つい我が子のあら探し、問題探しをしてしまう
- 小さな問題も、すぐ大げさに考えてしまう etc.
もちろん「問題を見つける」ことにおいては、メリットもあるでしょう。
- 問題に気づき、適切な対処をすることで、よりよい方に向かうこともあるし。
- ビジネスにおいては、問題に気づかないことで致命的なミス・損害につながることもあるし。
- 子育てにおいても、問題として捉えていたことで、子どもの大ケガなどを未然に防げた、ということもあるだろうし。
ただ、今回の記事で取り上げるのは
- どうでもいいことも、すぐ問題にしちゃう
- あえて問題を探しちゃう
- 小さな問題も、すぐに大きな問題って考える
こういうことは手放した方が、ラクだし幸せ~。ってこと。
自分が当てはまる場合は「また問題と思ってるかも」と気づくだけでも違うし、周りの人が該当する場合は「心の距離」を置くようにすると、影響を受けにくくなります (‘ω’)
すぐに問題にしちゃう人の具体例
私の周りの「すぐ問題にする人」を懐かしく振り返る (*‘∀‘)
かつての上司
なんせ「それは問題だな~」が口癖。
完璧主義で、少しでも「上司の思う完璧」からハズレると「問題」になっちゃう (~_~)
電話応対の職場でしたが、たとえば
- 応対者がささいなミスをした
- 欠勤者が複数名いる
- 電話のとりこぼしが1本でもあった etc.
ぜんぶ「大きな問題」みたく言ってる。
この上司のもとで働いてると「ミス・欠勤はダメ」と力が入り、ミスしちゃえば自分を責め、不思議と「世の中は問題だらけなんだ」って思い、楽しくなかったもんだ (´Д`)
近所の人
この人、トラブルの芽をつくるのが好きなのかなぁ。
- 〇〇さんの挨拶が不愛想 (無視されたわけではないんだし)
- 子どもが家の前でボール遊びしている (柔らかいボールだけど)
- ゴミ収集のスペースにタバコの吸い殻が捨てられてる (たまにだし一本だし)
たいしたいことないことを、みんな「問題」にして憤ってる (/ω\)
問題を聞き出すのも好きみたい。
- 不運が重なりやすい人と話すのが大好き
- 相手のトラブル話にイキイキしてる
- 何かを聞かれて「順調」とか答えると面白くなさそう
たぶん自己肯定感が低くて「自分はそれよりマシ」って思うことで自分を保っているのだろう。この人のいいところもいっぱいあるし、自信もっていいのにな‥。(最近かかわりが激減したけど元気かなぁ)
我が子の担任の先生
【上の子の小3の時の先生】
ほんの小さなトラブルの芽を、素早く完璧に摘み取りたい、みたい。
ちょこっと何かあれば、すぐ保護者に電話。 話術で、保護者とのトラブルも未然に防ぐ。
(聞いた話によると、この先生からの電話は児童一人当たり3~10本、一年間で。うちは6本。)
あと、基本的に、物事を悪い方悪い方にとらえる。
「〇〇さんが将来苦労しないように」とかよく言ってたなぁ。この先生の脳内フィルターにかけると「悪い未来」につながりがちだから、いろんなことが勝手に「問題」になってる (;’∀’)
とにかく子どもたちの様子をよく見て、きめ細かく指導していただいたことには感謝しています。
【下の子の小4の時の先生】
個人面談で話してて思ったけど、あえて問題を探す感じ。子どもを、あまり褒めない。
って、他の親御さんも複数言ってた。
問題がないならないで、学校での様子を話して終わりでいいのでは? とも思う。
「その子の課題を探し出すこと」「問題を指摘すること」が教師の仕事だと思ってるのかもしれない。だからと言って問題解決のためのアドバイスみたいなことは、何も言わない (笑)。
私はなんも気にしてないけど「じゃあ、私はどうすればいいの?」って悩んでいる親御さんもいた (._.)
でも、子どもの担任の先生については、以下の記事のように心がけています。
子どもの担任や習い事の先生。いいところを見た方が親子で幸せ! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
すぐに問題にする人との付き合い方
上記でお伝えしてきたような「すぐ問題にしちゃう人」との付き合い方は、3ステップ。
- まず「この人、すぐ問題にしがちな人かも」と見極める
- 見極めたら、この人の言うことは、一度頭の中でフィルターにかける。
- 自分で「本当に問題かどうか」を冷静に考え、問題と思えば対処などをする
3ステップを補足! まず相手との会話の中で、この人は
- どうでもいいことも、すぐに「問題」にしていないか
- あえて問題を探していないか
- 小さな問題も、すぐに大きな問題と捉えていないか
を探ってみる。
探った結果「すぐ問題にしちゃう人かも」と感じたら、この人の言うことは鵜呑みにしないよう、特に気をつける。
素直すぎる人や、影響を受けやすい人、自分もすぐに問題ととらえがちかも…という人は要注意です。
いったん立ち止まろう。 で、
- それは、本当にたいしたことだろうか?
- 本当にトラブルの芽なのだろうか?
- この人が勝手に「問題」と思ってるだけなのでは?
- この人が「悪い面」に目を向けた結果にすぎないのでは?
- この人が問題だと言ったことの「いい面」もあるかも?
などを、冷静に考えてみる。
その結果「別にたいしたことない」「むしろ、いい面もある」などと思えるならスルーすればいいし、問題かもしれないと思うのなら必要な対処・対策をとればいいのです (*^。^*)
大まかな「対応のコツ」としては、
- 「そんなこと、問題でも何でもないですよ」と真っ向から否定をしない (嫌われてもトラブルになってもいいのならOK!)
- 相手が上司とか先生なら、とりあえず「はい」とか「気をつけます」とか言っておく
- 友人知人の場合「へ~」「そうなんだ~」などと相槌だけ打つ感じ (同じテンションで話さない&共感しすぎない)
基本的に「すぐ問題にしちゃう人」はトラブルが多い傾向にあります。距離自体を置けるなら距離を置いた方が、自分がトラブルに巻き込まれにくくなるし、その他の影響も受けずに済みます。
といっても「すぐ問題にしちゃう人」と積極的に付き合うか否かは、自分で決めていい。
以下の記事に、そのことも詳しくまとめています☆
脳内に「悪フィルター」が入ってる人の話は、スル~する~。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
まとめ:問題を少なくし、心をラク&幸せに
「問題と思えば問題になる」についての解説や、すぐ問題にしちゃう人の具体例、付き合い方などをお伝えしてきました。
かつての私も「すぐ問題にしちゃう人」だったので、気持ちがわかる気もするんです (‘_’)
たぶん、すぐ問題にしちゃう人って、
- 自己肯定感が低かったり
- 不安が強かったり
- 「頑張らなきゃ」と思いすぎてたり
- 完璧主義だったり
- こだわりが強かったり‥‥。
でもこれだけは言えますが、人や物事の「いい面」を見て、自分の中の「問題」を少なくできると、心がラク~で幸せに生きられます (*´▽`*)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。