私、HSP&発達障害かも【No.44:波長を合わせようとしすぎ】

佳見 そら

同担のイラスト

私はおそらくHSP&発達障害のグレーゾーン。

あらゆる実践により、最近は「生きづらさ」がほぼなくなりました (‘◇’)ゞ

このブログに、自分の生きづらかった部分や、その対策なども綴っていますが‥‥

今回は「人や場所の波長に合わせようとしすぎる」ことについて (‘ω’)

この記事では、まず「波長を合わせる」の意味や具体例を記します。 後半では、波長を合わせようとしすぎると疲れることや、その対策もご紹介します☆

波長を合わせるとは

「波長を合わせる」って何だろう?

まず「波長が合う」とは

よく「あの人とは波長が合う」などと言いますね。

ここで言う「波長が合う」とは、

「気が合う」「気持ち・意思・考え・感性などが相通じる」様子のこと

人だけでなく、すべてのモノや場所などから、目に見えない「波動」が毎時毎瞬あふれています。

ここでは「波動」についての説明を省きますが、たとえば

  • 一緒にいて心地いい人 (自然と会話が弾む、沈黙があっても気にならない etc.)
  • 見たり聞いたり使ったりすると、心地よく感じられるモノ
  • そこにいると「心地いい」と感じられる場所

などは「自分と波長が合っている」のです (^o^)丿

「波長を合わせる」はスキル

波動は「出ちゃう」ものだから‥

誰もが「波長が合うモノ」と「合わないモノ」があるのは自然なこと。

しかし、以下のことをすれば「(ある程度の) 波長を合わせる」ことができる場合もあります。

【相手が「人」の場合】

  • 話すスピード、間合い、声の大きさ、言葉づかいなどを相手に合わせる or 寄せる
  • 相手の話に興味を持って会話する (or そのフリをする)
  • 体の動きやしぐさなどをマネする (or 少し相手に寄せる)

【対象が「モノ」や「場所」の場合】

かかわっていて「心地よくない」としても

  • その感覚を打ち消し
  • そのモノや場所の「良い面」や「自分と合う面」を見つけ
  • 「楽しい」「心地いい」と思い込む or 演じる

このスキルは、営業職などを始めとする仕事で活用できる場面があるでしょう。プライベートでも、人間関係を良好にするために使えますね (^-^)

「波長を合わせる」の具体例

以前の私は、波長を合わせようとしすぎる (今でも少し残ってるかも)。

具体例の一部を挙げると‥

【話し方】

  • 相手が早口なら、自分も早口
  • 相手が悲しそうな表情なら、自分も悲しそうに
  • 相手の言葉づかいが雑なら、自分も少し雑に

【話すネタ】

  • 相手が話してきた内容を自分も知っていれば、どんどん盛り上げる
  • 相手が話してきた内容を知らなければ、興味がある感じで質問をしていく
  • 自分が振った内容に相手がノッてこなければ、すぐに話を変える

【ポジティブかネガティブか】

  • 相手がネガティブなことを言ってきたら、自分もネガティブをさらけ出す
  •  (場合によっては「そんなことないよ」と相手を慰めたりもするけど)
  • 相手がポジティブなことを言ってきたら、自分もポジティブなフリをする

【職場で使う共用のモノが汚すぎて、心地よくなくても】

  • 「大丈夫、おばあちゃんの家もこんな感じだったよね」
  • 「自分だって不潔な部分があるし」
  • 「汚しても目立たないし、ラクでいいや」などと考える

【遊びに行った友人宅が立派すぎて落ち着かなくても】

  • 「大丈夫、姿勢を伸ばして目を見開こう」
  • 「私だって『お金持ちに見える』と言われたことがあるじゃないか」
  • 「輝いた空間にいる自分を楽しもう」などと考える

【その他:相手に合わせすぎて‥】

  • 決してファンではない歌手のライブに、何度も一緒に行く
  • そこまで興味ない高級ランチに何度も行く (頑張ってオシャレして)
  • 興味ないドラマDVDや本を多数借りるハメになる

でも「波長を合わせること」を一生懸命に頑張っても、上手くいかないこともある。そんな時は、合わせられない自分を責めたり自己卑下したりしていました (´Д`)

波長を合わせようとしすぎると疲れる

メンタルコーチ・ワタナベ薫さんのブログに、以下のようなことが書かれていました。

  • 波長というのはマッチしたりズレたりしていく
  • マッチ=共鳴 (同じものが強められる、増大する) という意味
  • 基本的に、波長が同じ者同士しか、一緒に居続けられない
  • 波長が違う者同士が一緒にいることもあるが、調和しないので不快を感じ、心身が壊れることもある
  • 波長が違う者同士が同居している場合、どちらかの力が強く、弱い方の人が強い方に支配されている場合は、一緒にいることができる

要は、ムリヤリ波長を合わせようとしすぎると「心が疲れる」ということ。心と体は連動しているので、心が疲れれば、体も疲れやすくなります ( *´艸`)

疲れないための対策

でも「波長を合わせること」が癖のようになっている場合は、どうすればいいの?

私なりの対策をご紹介します。

人づきあいを減らす

波長を合わせようとし、成功するケースが多いと‥‥

おそらく友人知人が増えます。「また会いたい、もっとかかわりたい」と思ってもらえる確率が上がるから。

相手が職場の上司や同僚などの場合でも「今度飲みに行こうよ~」などの展開になっていく (;’∀’)

以前の私のように、誘われたら断らないと⇒どんどん人づきあいが増えていきます。

当然ですが、人との交流が増えれば増えるほど、いろんな人に「波長を合わせる」機会も増える。 で、知らず知らずのうちに疲れていきます (‘_’)

自分に正直に。

  • 本当はこの人と波長が合わないかも
  • 自分、ムリヤリ波長を合わせてるかも

と思う人とは、必要以上に付き合わないこと。

断るのが苦手な方は、以下の記事も参考にしてみてください。

自分を大切に…誘いを断るコツを知り、断る勇気を持とう! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

同居家族などの場合、難しいこともあるでしょう。相手との間に一枚壁を挟むイメージをするなど、心の距離をとる工夫ができるとよいかもしれません。

無の時間を増やす

「波長を合わせる」という行為は、無意識にしていることもあります。

仮に「人」とはかかわっていなくても「モノ」からも波動は出ているので。

自分が心地よくなる情報・物・音楽・画像・映像・文章などならまだしも、

  • 心地よくならないニュース、さまざまな情報
  • 興味のない広告、宣伝
  • たくさんの陳列された商品

などに、勝手に波長を合わせようとしたり、逆に反発したりしていることもあるのです。

なので、日常生活の中で、意識的に

  • ボケーっと、何もしない時間をつくる
  • 目を閉じたり、瞑想したりする時間を設ける
  • 好きなことに集中する時間を増やす

などを取り入れると、心身が疲れにくくなるでしょう。

何かをしながら瞑想状態に入る「動的瞑想」もあります! 詳しくは以下の記事に☆

瞑想って簡単! 静的瞑想でも動的瞑想でも,自分に合う方法でOK。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)

自宅内の断捨離をする

基本的に、自宅=長くいる場所。

自宅内が物であふれていると、前述のように「いろんなモノに勝手に波長を合わせようとしたり、反発したりして」心身が疲れやすくなります (*´з`)

それ以外にも

  • 物を失くすこと、見つからないことが増えてイライラ
  • 片付けられない自分に罪悪感や自己嫌悪
  • 掃除がしにくくてイライラしたり埃も増えたり

など、心身の健康によくない理由が多々あり。

私の体験からも、断捨離をして少し経つと、心身がすごく軽くなった感覚が得られました (*´▽`*)

「波長が合わない人がいるのは当たり前」と思う

以前の私は、勝手に「波長を合わせなきゃ」と思っている部分がありました。

繰り返しになりますが「波長が合わない人がいる」「波長が合わないモノや場所がある」のは当たり前。

マッチ (共鳴) させられないのは悪いことではないし、仕方のないことなのです。

なんとなくでいい。「あっ心地いいな」と思える人やモノ、場所を大切にしたい (*’▽’)

もちろん、必要な時は「波長を合わせられるスキル」を使う。でも決して使いすぎなくていいし、疲れるまで使わなくていい。と腑に落とせると、生きるのがすごくラクになります。

まとめ:あなたは、どうですか?

「波長を合わせる」の意味や具体例、疲れないための対策をお伝えしてきました。

今回の内容は、HSP (繊細すぎる気質) の人にありがちなことかもしれません。

あなたは普段、意識して波長を合わせようとしていますか? それとも全くしていない?

もし「あっ波長を合わせようとしすぎているかも」と気づいた方がいれば、それは大きな一歩!

何か一つでも、似たような方の参考やヒントになることがあれば、幸いです。(何も得られなかった方、スミマセン)

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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