よく「今に集中しよう」と聞く。
でも、上手く今に集中できない。 自分が嫌になる (>_<)
気持ちはよくわかるけど、今の私は「今に集中できなくても別にいいんじゃない?」って思います。
ここでは「今に集中する」の意味と、「今に集中できない‥」という気持ちをラクにできる (かもしれない) 考え方、それでも今に集中したい方々への練習のコツや方法などを、お伝えします。
「今に集中する」の意味
一般的に言われる「今に集中する」とは
- 余計なこと (特に過去や未来のこと) を考えていない状態
- ただただ五感に意識を集中させ、深く味わっている状態
- 今やっていること、目の前のことに没頭できている状態
などのことを言います。
基本的には、上記の状態で、かつ心地いいと感じること (*^-^*)
後悔や心配事、人への不満などを考えている時間は心地よくないです。 今に集中できると、そういう「思考」から離れられるし、していることへの満足度も上がることが多い。 ゆえに心地よく、幸せを感じられるのです (*´▽`*)
「今に集中できない‥」という気持ちをラクにする考え方
「今に集中する」の感覚がわかった今だからこそ、思うこと。
誰もが「ずっと」今に集中しているわけではない
この世で生きている以上、誰もが
- 頭で考えなければならないこともあるし
- 過去や未来について考えることもあるし
- ずっと一つのことに没頭していることもない‥。
たとえば、何かに集中していたとしても
- 「15時には終わらせなきゃいけない」
- 「夕飯は何を食べようか」
- 「そういえば、さっきの件、どうなったかな?」
などと考えることはあるし、考えなければいけない時もある。
何かに目を配ったり、周りに合わせたりする必要があることもあるでしょう。
勝手にネガティブな雑念が浮かぶことも、あるかもしれません。
と考えると、みんな「今に集中」し続けているわけではない。 ずーっと今に集中したくても、生きていく以上「今に集中できない時間」もある。という意味では、誰もが「同じ」なのです (‘◇’)
過去や未来のことを考えても、心地いいならOK
「心地いい」と感じている時間は、幸せです。
良くも悪くもない「ニュートラル」な時間も、私は幸せ。
ゆえに、幸せな人生を送るためには「そういう時間を増やせばいい」とも言えるでしょう。
もちろん、今に集中して「心地いい」とか「無になれる」のもいい。
あるいは、以下のように過去や未来のことを考えても、別にいいと思うのです。
- 過去を、ただただ懐かしく振り返る
- 過去の楽しかったことを思い出して笑う
- 未来の空想 (良くも悪くもない) をする
- 未来の幸せなイメージがボワーっと浮かぶ
- 先のことに対する準備をして安心する etc.
その後に「現在への不満」とか「今に集中しなきゃダメだ」とか思うから苦しくなるわけで‥。 引き寄せの法則などの観点からも「過去や未来のことを考えても、ネガティブにならなければ別にいい」とも言えます (*^。^*)
実は誰もが、今に集中している?
屁理屈かもしれないけれど‥‥
実は、視点を変えると「みんな今に集中している」とも言える。
「今に集中する」の意味の中に「今やっていること、目の前のことに没頭できている状態」というものがありました。
その視点から考えると、たとえばネガティブ思考にとらわれていても
- 「未来の心配をする」という今に没頭している
- 「過去の自分を責める」という今に没頭している
- 「嫌なことを考えながら作業する」という今に没頭している
などとも言えるのです。 (まさに過去の私 (;’∀’))
誰もが、常に、いろいろな行動や感情の「今」を経験していることになります。 そのどれもが、貴重な体験です。
「今に集中できない」が、自分の今の流れ
前述の
- 未来の心配をする
- 過去の自分を責める
- 嫌なことを考えながら作業する
ことなどは、正直「心地よくない」でしょう。
以前の私は、不安なことや過去の振り返り、自己否定や他人への不満などを考えてばかり (‘_’)
でも今思うと、それも「自分の人生の流れ」だったかもしれないのです。
つらさメインでしたが、いろいろな行動や感情を体験したからこそ
- 同じような人の気持ちがわかったり
- それを人間関係や子育てに生かせたり
- このブログが書けたりする「現在」がある。
頑張っても今に集中できないのなら、それが今のあなたの流れかもしれません。もちろん渦中は苦しさもあるのですが、その体験が未来に役立ったり、あなたのタイミングで無理なく「今に集中」できる日が、きっと来ます!
今に集中できなくても、自分は懸命に生きている
以前の私、今に集中できない‥。
約8年前から、あらゆる実践を続け、おそらく真の「今に集中」の感覚がわかるようになってきました。
その実践は
- 深呼吸・瞑想
- 自然に親しむ (森林浴など)
- 断捨離・整頓・掃除
- 軽い運動・ヨガ
- 感謝・祈り・マントラを唱える
- 基本的生活習慣を整える etc.
加えて、後述する「今に集中する練習」もコツコツしてきました。
でも、今思うのは「今に集中できなくても別にいいんじゃない?」ということ。
前述の通り、誰もがずっと「今に集中」しているわけではないし、視点を変えれば「誰もが常に今に集中している」とも言えます。
たしかに「今に集中すること」は心地いいけれど、集中できたから何なのだ?
今に集中できなくたって、みんな懸命に生きている。 もっと褒めてあげていい。
「今に集中しなきゃ」「今に集中できない自分はダメだ」という思いは苦しいです、苦しかったです。 そういう思いを手放した方が、結果的に「今に集中できている状態」に近づきやすくなる気もします。
それでも、やっぱり今に集中したい場合は‥
頑張るのも、ゆるく継続も、「やっぱりや~めた」も、すべては自由。
私はコツコツ「練習」した
約8年前の私は「今に集中できなくても別にいいじゃん」と言われても
- 「すぐに嫌なことが思い浮かぶのは、やっぱり苦しい」
- 「今に集中する感覚を、どうしても味わいたい」
- 「それが未来の幸せ、よりよい人生につながるのだ」
と、ゆるく頑張るのだと思います。 (それもきっと自分の流れでした (;’∀’))
もちろん、頑張ったから今があるとも言える☆
練習方法としては、以下のようなものがあります。
- 五感でしっかり味わうことを意識する
- 一つ一つの動作を「動詞」で区切って意識する
- 今していることに対し、とことん考えたり試したりする
- 一つ一つの行動の「意図」を確認・意識する
- 運動や、ヨガのポーズを行う
- 音読や書き写しの作業をする
- 瞑想 (静的でも動的でも) の習慣をつける etc.
詳しくは、以下の記事にまとめています!
★今に集中するコツがやっとわかった。日常生活で練習しラクで幸せに。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
一瞬でも、数分でも‥‥
大切なのは、たとえば
- 一瞬でも、深呼吸して「無」になれた!
- 今、美味しい食事を噛んで味わうことだけに集中できた!
- 数分でも、余計なことを考えずに作業に没頭できた!
など、ほんの少しでも今に集中できたら「できた!」と大げさに喜ぶことかな。
繰り返しになりますが、誰もがずっと「今に集中」しているわけではない。 もし「今に集中」を取り入れながら生きていきたいのなら、少しでもその時間を増やせればバンザ~イなのです (*’▽’)
生活習慣の乱れや環境などが原因の場合も‥
今に集中できない原因として、以下のような場合もあります。
- 睡眠不足
- ストレス過多
- 栄養が偏っている
- 集中しにくい環境 (散らかっている、温度湿度、騒音など)
- 発達障害やうつ病 etc.
1~4の場合、これらの改善をすることで「今に集中」しやすくなるケースもあるでしょう。
中には、ムリヤリ「今に集中する練習」をすると逆効果の方もいらっしゃるかもしれません。日常生活で支障を感じる場合、睡眠外来や心療内科、カウンセリングなど、専門家への相談も視野に入れることをお勧めします。
まとめ:今に集中することよりも大事なコト
「今に集中する」の意味と、「今に集中できない‥」という気持ちをラクにできる考え方、今に集中する練習の方法・コツなどをお伝えしてきました。
今の私が思うコト。
今に集中するコトよりも大切なのは、ありのままの自分を受け入れるコト。
いわゆる「(真の) 自己受容」ができるようになると (その状態に近づくと)、心がすごくラク。 自然と今に集中できることにつながったり、今に集中することの加速度も大きくなったりするのかなと思います。
よかったら、以下の記事も。
★自分を褒めてくれる存在を心に持つ!自分褒めの効果やコツもご紹介。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
★自分を認める3つの方法。簡単だから毎日やってみよう! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
★自己否定が強い自分でもいい。でもその時間を1分でも減らすのだ! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
★「自分いじめ」の例。 やめれば、自然と自分を大切にできる! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
もちろん、上手く自己受容できない自分にもOKを出しながら‥。
何事も、少しずつ、少しずつ、です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。