漢字の読み間違いが多い、40代の主婦です。
以下は、ほんのほんの一部。
- 乗組員 (大学生の時、友達が苦笑いしながら「のりくみいんって言うんだよ」って‥)
- 日常茶飯事 (年下の人たちが顔を見合わせて、うつむいて笑ってた‥)
- 帰省 (「きせい」と覚えられず、いつも「きしょう」と言っちゃってた‥)
- ご利益 (偉そうに「ごりえきがあるよね」と言い、周りの人が「ごりやく、かな」って‥)
- 赤魚 (ずっと「あかざかな」と言っていて、子どもに「えっ? あかうおじゃない?」って‥)
HSPゆえに、人の表情や反応が瞬時に目に入る (*_*)
若い頃は「恥ずかしい‥」「自分はダメだ‥」と落ち込む落ち込む‥。
でも今は漢字の読み間違いをしても「まぁいいか」 & 人が間違えても何とも思わなくなりました \(^o^)/
ここでは「私が漢字の読み間違いをしても恥ずかしいと思わなくなった5つの理由」と「でも恥ずかしいと思ってもいい」というお話などをします。
漢字の読み間違いを恥ずかしいと思わなくなった理由
大元の理由は「年の功」とか「自己受容ができるようになったから」とかかもしれんけど。
漢字を読み間違えても「まぁいいか」と思えるようになった理由を、5つご紹介。
そもそも漢字は難しいから
「漢字が難しい理由」を調べてみたら
- 文字数、量が多すぎる
- 同じ漢字に複数の読み方がある
- 複雑な形で、似たような漢字が多い
- 音ではなく意味を表す文字のため、覚えなければならない
- 異字同訓がある (例:収める・納める・修める)
- 同音意義がある (例:更新・行進・後身)
- 当て字がある (例:珈琲・亜細亜・三味線)
プラス、私が思う理由として
熟語になると、いきなり読み方が変わるものがある!
プロ野球オリックスバファローズの杉本選手が、選手会長挨拶で「何卒」を「なにそつ」と読んで笑われていたけど、私は笑えませんでした。 なぜなら私もその半年前ぐらいに、夫に「なにとぞって読むんだよ」と言われたから (;’∀’)
ちょっと恥ずかしかったけど、1分後には開き直ってた。
「はっ? なんで『卒』を『とぞ』って読むの? どう考えても『そつ』でしょ?」って (笑)
「難しいからこそ面白い」のかもしれないけど、外国人や読字障害、発達障害、記憶するのが苦手な人などには特に厳しい‥。私も自称その一人だけど、そもそも難しいのだから「読み間違いをしても仕方ない」のではないでしょうか。
読み間違いなんて誰にでもあり得るから
いや「仕方ない」で済ませるのはよくない! 成長しない! と思う人もいる。
それも一理あり!
しかし先述の通り、漢字は数が多すぎる上「知らなければ読めない」ものも多いのです (特に当て字や地名)。
どんなに頭のいい人でも「すべてを知っている」ことはない。
当たり前のことですが、誰だって漢字の読み間違いは起こり得るのです。
「へ~そうなんだ~」で別にいいから
中学生の我が子の友達が「今日の『はか検診』いやだなぁ」と言ったそう。
我が子が「しか検診って言うんだよ」と教えたら「へ~そうなんだ~」とビックリして、それで終わったそう。
頭のいい私の友人も、漢字の読み間違いをしていたことに気づいた時に
「うわっ 知らなかった~ 勉強になった~」と言っていました。
シンプルに、それでいいのだと思います。
- その時の自分は、その読み方を知らなかった
- 知っていたとしても、忘れていた
- 知っていたのに、つい間違えて読んでしまった
どれもOKなのです。
もちろん「恥ずかしい」と思ってもいいけど、その次に
- 今、読み方を知れてよかった
- 次は間違えないで済むのだから有難い
- 今回〇〇さんの前で間違えただけ、まだよかった
などと考えられると、少しだけ心がラクになります。
仮に人から笑われても「すべての人がすべてのことを知っているなんてあり得ないのだから、漢字の読み間違いをするのは仕方がない」と、心の中で許可を出す。
バカにされて落ち込むこともあるかもしれません。でも目に見えない素粒子の業で、いつか必ず相手にも同じようなことが起こり、その時に相手は学びを得るのです。
笑われることをポジティブに捉える一助となる (かもしれない) 記事はコチラ ↓ ↓ ↓
★なぜか人から笑われる…こう考えたら落ちこまなくなりました! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
漢字の読み間違いをしたのは、その人の一部に過ぎないから
漢字の読み間違いをして恥ずかしい、落ち込む‥‥
そんな時は、ちょこっと視野が狭くなっているかも。
今回「漢字の読み間違い」をしたのは
- 長い長い人生の中の、ほんの一瞬の出来事
- いろいろな部分を持ち合わせている自分の、たった一部のこと
に過ぎないはずです。
この世のすべてのモノに二面性あり。
だから自分も人も、それぞれ
- (一般的に言う) いい部分と悪い部分
- 得意なことと苦手なこと
- ポジティブな部分とネガティブな部分
などがあります。
それはさらに細かく分かれ、たとえば
- 漢字の読み間違いが多い自分
- でも人の名前を覚えるのは得意な自分
- 細かい作業をするのが好きな自分
- 緊張しがちな自分
- でもきちんと「ありがとう」が言える自分
などなど、挙げればキリがないほど、いろんな要素から成り立ちます。
「自分も、人も、レゴブロックでできているみたい」と私は思っています。 当たり前だけど、漢字の読み間違いが多くても、自分には「他の得意なこと」「他のいいところ」がたくさんあるのです!
と考えられると、心がラクで幸せ。 ということを書いた記事がコチラ ↓ ↓ ↓
★自分も他人もブロックでできてるって考え、ラク&幸せに生きる。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜
命にかかわることではないから
アニメ「ちびまる子ちゃん」の中で、お父さんのヒロシが
「命にかかわること以外、どうでもいいことばっかじゃねぇか」
と言うシーンがあります。
本当にその通りだと、今は思います。 (若い頃は、頭ではわかっていても、なかなかそう思えなかったけど‥)
そもそも、ただ漢字の読み間違いをしただけです。 「命にかかわること」をいろいろ想像してみると、漢字の読み間違いなんて大したことがない、と言えるのです。
それでも「恥ずかしい」‥ それもOK!
ここまでお読みいただき「そうだよね、別にいいや~」と、少しでも思っていただけたら本望。
でも「そんなふうには思えない、やっぱり恥ずかしい」と思う方もいらっしゃるでしょう。
それもOKです。思っちまうもんは仕方ない。
「恥ずかしい」と思うからこそ
- 強く「次は絶対に間違えないぞ」と思える
- 「もっと勉強しよう」と思い、実行に移せる
- 読み間違いをする人の恥ずかしい気持ちがわかる
などの側面もあります☆
私は、今はただの主婦です。
- 今も教員なら‥
- 今も大手企業のオペレーターなら‥
- 今も結婚式場での案内業務に就いているなら‥
やっぱり「恥ずかしい」と、少しは思うかもしれません。
(まぁ最近は、漢字の読み間違いなどを指摘されても「えっ? そうなんすか?」と笑っている若い先生もいるそう。)
でも「恥ずかしい」と思った後に、この記事に書いたことを思い出し、自分を許してあげるのだと思います。 ダラダラ「恥ずかしい」と思い続けてしまっても、それも受け入れつつ、なるべく切り替えて好きなことをするのだと思います。
まとめ:あなたに仲間はいます!
漢字の読み間違いをしても恥ずかしいと思わなくなった理由と「でも恥ずかしいと思ってもいい」ということをお伝えしてきました。
- 漢字の読み間違いをするのも
- それで恥ずかしいと思うのも
あなただけではありません。大丈夫。
ネットの中に、仲間はたくさんいます。私もいます \(^o^)/
お互い「毎日がんばっている自分」「いろいろあっても生きている自分」を存分に褒め、いたわって過ごしていけるといいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。