外側に振り回されないためには「内側の安定」に目を向ける。

佳見 そら

「外側」って、なんだ?

「自分の外側」っていう意味で、たとえば以下のようなもの。

  • 周りの人の態度や行動など
  • 所属する団体の環境・状況・雰囲気など
  • 社会の状況・雰囲気、国の政治・経済・文化の動向など

これらに振り回されると、いい時はいいけど、悪い時は苦しいし疲れる (-“-)

どこかで、自分の「内側の安定」に目を向け直したいですね。

ここでは、「内側の安定」についての私なりの解説と、「自分の内側の安定」に目を向ける例をお伝えし、そうは言っても切り替えられない方へ‥過去記事のリンクも貼らせていただきます (*^-^*)

「内側の安定」とは

「内側の安定」とは、私の言葉で表すなら

  • 純粋な思い
  • 心からの「好き」「やりたい」という気持ち
  • 「(承認欲求ではない) 人のために行動したい」という思い
  • 心から楽しめること、夢中になれること
  • 心が穏やかになれること、心地いい感情 etc.

自分の外側の「変化」や「いざこざ」で、ネガティブになるのは仕方ない。

時には振り回されることもあるでしょう (>_<)

それも優しく受け入れた上で、目を閉じて深呼吸し、切り替える。 自分の内側の光を思い出し、そこにしっかり目を向け直すことで、外側は関係なく、自分の心は安定するのです。

「自分の内側の安定」に目を向ける例

3つに分けて、ご紹介します。

仕事・何らかの活動

仕事や活動における「自分の内側」とは

  • その仕事や活動が好き、楽しい
  • 手助けをしたい
  • 人々に喜んでもらいたい etc.

でも、たいてい顔を出す「外側の不安定」。

  • 周りの人の入れ替わり
  • 気性が荒い人や支離滅裂な人がいる
  • 環境や体制などの変化
  • 人からの評価、競争への煽り
  • トラブルや争い事 etc.

そういう外側のものに心を振り回されると、仕事や活動に集中しにくくなります (‘_’)

仮に、外側に嫌な人がいたり、不安定なことが起こったりしても‥

やるべきこと (最低限の人とのかかわり、トラブルの対処など) はしつつ、目を閉じて「自分の内側」に戻ってみる。

休憩時間や帰宅中、入浴中などでもいいかもしれません。

  • その仕事 (活動) 自体は大好きだ
  • 自分は、人々の安心のために働いている
  • 誰かの喜ぶ顔が見たい etc.

それらを思い出し、しっかりそれらを意識することで、仕事や活動に集中しやすくなります。

どうしても「自分が思うような仕事・活動ができない」という環境なら

  • 職場や活動の場を変える
  • フリーランスに替えたり自分で立ち上げたりする
  • 今の仕事や活動をやめ、似ている別のことをする

なども、選択肢の一つかも。

また、目を閉じて深呼吸し「自分と向き合うこと」を繰り返すうちに、「これは自分が本当にやりたいことではない」「人から褒められたくてやっていただけだった」などと気づくケースもあるでしょう。

スポーツ・サークル・習い事など

趣味のスポーツや文化系のサークル、習い事などにおける「自分の内側」とは

  • それをすることが好き、楽しい
  • それをしていると心地いい
  • それをすることで人生が豊かになる感覚がある etc.

でも何らかの団体に所属していれば、やっぱり現れる「外側の不安定」。

  • 周りの人の入会・退会
  • 気分屋さんやマウントを取る人がいる
  • 環境や体制などの変化
  • 周りの状況が安定しない
  • もめごと、トラブル etc.

そういうものに心を振り回されると「自分の内側の光」が消えちゃう‥。

やるべきこと (最低限の挨拶やかかわり、ルールを守るなど) はしつつ、目を閉じて「自分の内側」に戻ろうか。

たとえば

  • テニスをすることは大好きだ
  • ヨガやダンスをすると前向きになれる
  • ドラムを叩くと魂の歓びを感じる etc.

それらを思い出し、しっかり目を向け直す。

すると、その団体や教室に所属しながらも「自分は〇〇を存分に楽しめばいい」「飽くまで〇〇を習いに行くのが目的だ」などと考えられ、心がラクになるかもしれません (*^-^*)

といっても、そうも言っていられない環境や状況の場合もあるでしょう。

その場合は、

  • 所属する団体や教室を変える
  • 自分一人で楽しむ
  • しばらくは「見る専」にする、などの選択肢もある。

そのスポーツや文化、楽器など自体を嫌いになっちゃうのは、悲しいから (._.)

生きること全般

私たちは、自分の外側の

  • 人間・動物・植物・微生物
  • 情報・広告・文化・物
  • さまざまな出来事、状況や仕組みなどの変化

などとかかわりながら生きています。

だからこその喜びや楽しさ、悲しみや苦しみなど、いろんな体験をできているとも言えます。

といっても、苦しい時は苦しい (>_<)

外側のモノによってネガティブになった時は、一度「自分の内側」に戻りたい。

たとえば

  • 空・海・山・緑の木々などが美しい
  • お野菜やお米などが美味しい
  • 湯船に浸かると気持ちがいい
  • 本来、すべての人・モノに感謝できるのだ
  • 本来、すべては愛と光から成るのだ
  • 考え方しだいで、浮かぶ感情を変えられる
  • いつでも、幸せは自分の心が決める etc.

何があろうと、揺るがない「内側の安定」。 それを思い出し、しっかり目を向ける。

家族 (ペットも含む) や大切な人がいる場合‥

それは有難い反面、その人たちの外側に、自分も影響を受けることが出てきます。

いい場合はいいけど、悪い時 (トラブルや体調不良など) は大変だったりする。

その場合も「内側の安定」を確認する。外側は関係なく

  • 家族と心地よく過ごすこと
  • 大切な人と楽しく会話すること
  • 一緒に美味しく食事すること etc.

たとえ短時間でも切り替え、そういう幸せな時間を過ごすこともできるはずです。

あるいは「再びその瞬間を味わえるよう、大切な人のために頑張りたい」と思えるようなケースもあるかもしれません。

もちろん外側の人や出来事に「全くかかわらない」ことはできない。

でも、かかわり方を変えることは工夫しだい。

  • 内容によっては上手くスルーしたり
  • 少し距離を置いたり、最低限の付き合いにしたり
  • 「これも自分の心や魂を成長させるのだ」と考えたり
  • 愛と思いやりを持って対処に当たってみたり
  • 人や出来事の「神性」「仏性」を探してかかわったり‥‥

外側のモノについて、考える時は考えるし、行動する時は行動する。

でも自分一人の時間や、自由な時間、大切な人と過ごす時などは、なるべく「自分の内側の安定」を思い出したい。 しっかり目を向け、それに応じた行動もしつつ過ごしていきたい、と思うのです。

まとめ&そうは言っても切り替えられない場合は‥

「内側の安定」についてと、「自分の内側の安定」に目を向ける例をお伝えしてきました。

そうは言っても! わかっちゃいるけど! その切り替えが難しいんだよ!

いまだに、私もそんな時があります (;’∀’)

以下は、切り替え方法のリンクをたくさん貼った過去記事です。

★自分のエネルギーの無駄遣いの例と、減らすコツ (まとめ記事) | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜

以下は「外側の嫌なこと」に前向きに対処できる方法をまとめています。

★嫌なことを前向きに捉えて生きる。人生、その繰り返し。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜

また、外側のことに「はいそうですか」「どうでもいい」と思えるコツは、以下の記事に。

★物事に動じない。「はいそうですか」で心をムダに疲れさせない! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜

★心がラク! ポジティブな「どうでもいい」の具体例と実感するヒント | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜

ただ、根本から変えるには、やはり「瞑想」をゆるく長く続けることだと思います。

私は7年ぐらい、ゆるく毎日瞑想していますが、「外側に振り回されること」が年々減っている感覚があります。

難しく考えず、マネゴトでもいいので、まずはやること、続けること。

続けるうちに、自分なりのコツや気づきが得られると思いますよ (*^-^*)

一応、私の過去記事のリンクも貼らせていただきます。

★瞑想って簡単! 静的瞑想でも動的瞑想でも,自分に合う方法でOK。 | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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