どれもいい。
- 世の中を変えたい!
- 多くの人の役に立ちたい! 影響を与えたい!
- 立派な (と言われる) 使命に沿って生きたい!
そう思って努力するのは、素晴らしいと思う!
でも「日々、小さな使命に沿って生きる」。 それも素晴らしいし、堂々と生きていい!
ということで、この記事で言いたいことはオシマイです。
まあ、初めに断っておきますが
- 何を「使命」と考えるのか
- それを「小さな使命」と思うか
- 「大きな使命」と思うか
どれも自由なんですよね (*^-^*)
ここからは「小さな使命でもいいじゃん」と思う理由と、(飽くまでも私が思う) 小さな使命の例、承認欲求を手放せると小さな使命に沿って生きやすくなる、というお話などをします。読みたい方だけどうぞ (;’∀’)
竹内まりやさんの曲に‥‥
シンガーソングライター・竹内まりやさんの曲の中に
「世界を変えるなんてできるはずもない でもどこかの誰かの心に小さな明かりを灯すことならば 私にもできるかもしれない」
という歌詞があります。
新聞記事に「これは、竹内さんの創作の姿勢の根幹が表れている」と書かれていました。
「人の心に 小さな明かりを灯す」。それを「小さな使命」と思ってみる。
「小さな使命」は、人それぞれ違っていい。 いくつあってもいいし、途中で変わってもいいし、瞬間ごとに選ぶこともできるのですね。 (竹内さんの場合は、今や「大きな使命」という気がするけど…)
「小さな使命、いいじゃん!」の理由
「小さな使命でもいいじゃん」と私が思う理由を書きます。
多くの人の仕事が「微力」とも言えるから
実は、大きな視点で見ると、ほとんどの人が「小さな使命」しか果たしていないのかも。
なぜなら、その人とかかわる人の心にしか、明かりを灯すことができないから。
たとえば大谷翔平選手は、多くの人の心に明かりを灯しているのかもしれません。でも、大谷選手を知らない人の心には (直接的には) 明かりを灯せない。 (「間接的に」ということは、あるかもしれないけど)
また、大谷選手のことを嫌いな人の心には、明かりを灯せない (可能性が高い) でしょう。
- どんなに活躍している人も
- 人々から「立派」と思われている人も
- 優れた知識・技術・能力を生かし、提供できている人も‥‥
この世でかかわることができ、かつ「いいね」と思ってもらえる人の心に明かりを灯せるだけ。
という意味では、多くの人が「微力」だし、微力でいいのだと思います。
まあ、ただの主婦が言っても説得力がない、どころか負け惜しみにも捉えられがちか (笑)
でも広く高い視点 (「宇宙の視点」とも表現される) から見ると、1億人も1000万人も1000人も10人も大差ない。また、たった1人の心にしか明かりを灯せなくても「ものすごく明るい光」の場合もあると思うのです☆彡
「量子もつれ」があるから
近代物理学の量子力学に「量子もつれ」という原理があります。
三大物理学者・アインシュタインが「奇妙な遠隔作用」と表現したこの作用は、2つの粒子が相互に強く結びつき、一方の状態が他方の状態に影響を与える現象のこと。目には見えなくても、物理的な距離を超え、瞬時に影響を与え合っているのです。
- 自分がした発言、表情
- 自分がした態度、行動
- 自分が出したエネルギー (波動)
は、誰かに影響を与え、何かを決定させる。
一瞬の笑顔かもしれない、一つのゴミを拾うことかもしれない、ただ心地よく過ごすことかもしれない。
誰かに影響を与えれば、その誰かが、また別の誰かに影響を与え、何かを決定させる。
世の中は、そういうことが毎時毎瞬、行われているのですね。
「遠く離れた場所から祈ってもらった患者さんの治療効果や回復率が上がった」という複数の実験結果から、目に見えないこと (たとえば「祈り」など) を「小さな使命」とすることもできるでしょう。
「小さな使命」の例
新聞の投書欄に、こんなお話が載っていました。
- 孫の幼稚園の、バスの運転手さんについて。
- 園児に笑顔で声をかけてくれる運転手さんに変わったら‥
- 幼稚園に行きたがらなかった孫が喜んで行くようになった。
運転手さんの行動としては「園児に笑顔で声をかける」、それだけ。
(もちろん「毎日、どの園児にも、し続ける」というのは大変でしょうし、プラス安全運転などのお仕事もあります)
でも、投書をした方やお孫さんに限らず、他の子どもたち、その親御さんや祖父母、添乗している先生、それを聞いた園長先生などなど‥‥ 他の人々の心に明かりを灯すことにもつながっていると、想像します。
そりゃあ、この運転手さんの気持ちはわからない。
- 使命とも何とも思っていない
- 当たり前のことをしているだけですよ
- 逆に「大きな使命」と思って実践している‥‥
いろんな可能性があるでしょう。
でも「こういうことを『小さな使命』と思ってもいい」と示したく、例として出しました。
「小さな使命」の例は、無限大。
- お金をもらえる仕事・パート・アルバイト
- お金にはつながらない仕事・活動・発信
- 何かをする姿 (一生懸命さ、継続、心をこめる etc.)
- 振る舞い (笑顔、思いやり、共感、褒める、大らか、丁寧に扱う、美化 etc.)
- 姿勢 (感謝する、良い部分を見る、あるものに目を向ける、いろんなことを楽しむ etc.)
- 何か (誰か) のサポート、協力をする
- 人々の幸せのために祈る、唱える etc.
たとえば 3なら、目の前のことに集中して取り組む姿。 4の「美化」なら、使ったモノをある程度きれいにしたり整えたりしてから帰ること。 5なら「ありがとうございます」を積極的に言うこと。などがあるでしょう。
一つの「仕事」にも、細かく分けるといろんな仕事や作業があるもの。 1や2の「仕事」自体を使命と思えなくても、その中の一部の仕事を「小さな使命」と考えることなら可能かもしれません (^-^)
以下の記事には、使命の定義や、その他の具体例を挙げています☆
使命の具体例。勝手に「使命」と思って、イキイキ生きちゃえぃ! | 気にしない自分をつくろう!〜ラク楽イキ生きブログ〜 (kinisinai-jibun.com)
「人から認められたい」が消えるとラク
使命に沿って生き、人から「すごい」「ありがたい」などと思われたいですか?
いわゆる「承認欲求」。
過去の自分を振り返ると「人の力になりたい、役に立ちたい」という気持ちよりも「人からすごい、偉いと思われたい」の方が勝っていた。そんな本末転倒の時期すらありました (*ノωノ)
まあ、思っちゃうもんは仕方ない‥‥ それもOK。
でもこれ、自分が苦しくなりがち (._.)
- 「すごい」「ありがとう」などと言われないと不満になる
- 良い結果が出たり見えたりしないとネガティブになる
- 人から認められたいがために、やりたくないことまでやる
- 行動の内容、量、時間などでキャパオーバーする
- (最も大切な使命かもしれない)「自分を大切にすること」を忘れる
ということが、起きやすくなります。
「承認欲求が強いな」と思う方は、上記のことを少し意識するだけでも違うかも。
反対に「人から認められたい」を手放した状態で行動できると、目の前のことに集中できたり、誰にも気づいてもらえなくても何とも思わなかったり‥‥ 日々「小さな使命」を心地よく果たしながら過ごせる気がします (‘ω’)
まとめ:一緒に小さな使命に沿って生きることを積み重ねましょう!
「小さな使命でもいい」と思う理由、小さな使命の例などについて、お伝えしてきました。
今のところ、私は
- 日々の家事や育児
- 周りの方々への和顔愛語や感謝
- (部屋や風呂場で一人でやる) 感謝と祈りの儀式
- ブログ執筆や役員の仕事など
- 自分の周波数 (心) を整えること
などを「小さな使命」と感じて過ごしています。
思うようにできない時もあるけど、そんな自分も大らかに許す (;’∀’)
誰の心にも明かりを灯せない日もあるだろうし、灯せても一人とか二人なのかもしれません。
でも、それを (小さな使命に沿って生きることを) 積み重ねる。無理のない範囲で。
これなら皆できると思うので、最後まで読んでくださった方々、ありがとうございます!
一緒に実践していきませんか?
関連記事のリンクを貼ってオシマイ。
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